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星野監督が帰国…WBC監督要請に前向き
北京五輪野球で4位に終わり、メダルを逃した日本代表が24日、成田空港に帰国した。
星野仙一監督(61)は「ファンに申し訳ないと思っている」と、改めて全責任を負う考えを示した。
それでも来年3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)での監督要請に関し、
結論は出していないが「失敗を取り返すのもオレの人生」と受け入れる可能性も示唆した。
指揮官は、批判を覚悟の上で、今後について語っていた。
日本プロ野球組織(NPB)から、一本化には至っていないが水面下の打診を受けている、WBC監督問題についてだった。
「おれが決めることじゃない。最終的にはおれが決めることやけれど…。
今はそこまでは考えていない」。星野には任せられない。そう言われればそれまで。
しかし、自らは負けたままで、終わるつもりはなかった。
「常にチャレンジで来た60何年だった。次の目標? 失敗してもチャレンジするのが、おれの人生。そうやってきたんや」
WBCに限定してのコメントではないが、自らの意志はキッパリと主張していた。
当然、激しい反発も覚悟している。
たたかれて、責められて、そこでやめるのは簡単なことだが、自らの生き方に反する。
「失敗してたたかれたら、もう夢を言わない、語らない、チャレンジしないでは、誰も夢を語らなくなる」
と、言葉に力を込めた。
すでに、松井秀(ヤンキース)の契約上の問題や、左ひざの状態などを親しい関係者に調査するなど、
次に向けたアクションにも出ている。
必ずもう一度、立ち上がる。どんな逆風の中でも、闘将であり続ける。
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