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俳優の江口洋介(40)、吉岡秀隆(38)、伊藤英明(33)が、来年放送のテレ朝開局50周年
記念ドラマスペシャル「警官の血」で、親子3代の警察官を演じることが21日、分かった。
3人の前に立ちはだかる警視庁エリート公安刑事役に椎名桔平(44)という豪華キャスト。
ビートたけし(61)主演で話題を呼んだ昨年11月放送の同局系「点と線」に続く超大作として、
3か月にわたる全国縦断ロケを行い、警察ドラマの最高峰を目指す。
原作はミステリー批評雑誌「このミステリーがすごい」で今年版のベストテン1位に輝き、
直木賞候補にもなった同名の警察小説。紫綬褒章を受章した鶴橋康夫監督(68)が脚色し、
自らメガホンを執る。
戦後から現代まで、約60年にわたる親子3代の警察官の戦いを描いた物語。
初代の江口演じる安城清二は、元陸軍少尉の早瀬(椎名)らと厳しい訓練を受けて警察官に。
駐在所勤務となるが、1957年に東京・谷中天王寺の五重塔が放火心中で炎上した夜、
陸橋から身を投げて死んでしまう。
息子の民雄(吉岡)も警察官になり、長年疑問を抱いていた清二の死の秘密に接近するが、
秘密を解き明かすカギを握っていたのが公安刑事となった早瀬だった。
勤務中に殉職した民雄の息子・和也(伊藤)もまた、父にあこがれ警官に。
警察内部にずっと隠ぺいされていた祖父・清二、父・民雄の死に隠された秘密を明らかにする。
撮影は既に始まっており、5時間を超える規模の大河ミステリーになるという。
江口は「終戦直後の日本で『警官』という職業を超えて、一人の人間としての使命を全うした
男の生き方が表現できれば」、吉岡は「警官の制服を着た時は、背筋の伸びる思いと同時に
恥ずかしさでいっぱいでした。時代の渦に翻ろうされる警官の心情を丁寧に表現できるよう
頑張ります」、伊藤は「豪華なキャスティングで緊張感もありますが、3代の親子が
それぞれ抱く、警察官への思いをぜひ感じていただきたい」とそれぞれコメントした。
スポーツ報知
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