08/12/11 21:11:45
俺がFFやめた時のこと思い出すと懐かしいな。
俺は黒魔で、レベル60あたりになったら覚えることができる「デジョン」（？）ってのがあった。
FFは、ホームからダンジョンまでの距離が長いことも多く、狩りの後の帰宅はなかなか大変だった。
デジョンは味方をダンジョン等から、その人の家的なところに飛ばしてあげる、いわばタクシー的な魔法だった。
熾烈なパーティー参加競争の中で、一番人気の黒魔といえどもその魔法のあるなしが与える影響は大きかった。
持っている奴から誘われる。持ってない奴は最後まで誘われない。
その魔法は勝手に覚えるわけじゃなく、巻物的な物が必要で、その巻物を手に入れるのは簡単なことじゃなかった。
あるダンジョンの奥にある宝を手に入れると、デジョンの巻物と交換できるという仕組み。
聞こえはいいが、そのダンジョンは人里離れた、強敵だらけの洞窟場所だった。一人だけでは入り口で即死がオチだ。
かといって俺の為だけにダンジョンの奥深くに入る高レベルフレンドなんていなかった
画面に人が描画できないほど人がいる街で助けを呼びかけても一人も反応はない。
他の方法はあった。巻物自体を他のプレイヤーから法外な値段で買うか、ギルやレアアイテムを払ってプレイヤーを雇う、など。
どちらにしても、貧乏な自分には不可能だったが、どうしてもデジョンを手に入れる必要があった。