08/11/22 12:50:27 4IUIoj5h
気になるから「秀さんへ」を図書館で借りてきた。
>>448の続きにはこう書いてある
「医者にはうむといわれました。でもどうしても生みたいのです」
彼女が涙ながらに訴えると、瑠璃寿はいいました。
「手を出してごらんなさい」
瑠璃寿はおもむろに手を取ると、
「たくさんの疳の虫がいるねえ」
といい、指先から疳の虫を追い出したそうです。以来彼女は病気がなくなり、
元気な赤ちゃんを産んだということです。
瑠璃寿は近所の人たちの病気を次々に治し、
「山口(町の名)の神様(かんさん)」と呼ばれ、何年も、何十年も、
病を治してほしいと願う人たちの列が絶えなかったそうです。
人柄も慕われ、全盛期は北陸一帯で1000人以上もの信者がいました。