10/04/22 02:30:56 fFDru/Zo0
できるだけ早い段階で良い型を身に付けることがもちろん理想。
たとえば卍は、悪癖は一日でも身についてしまうがそれを取り去るにはかなりの努力と時間がかかると言っている。
また、あるステージ(小学・中学・高校・大学・社会人・プロ)で持ち越した悪癖を、
それより一つ上のステージで修正できる確率は20%以下だとも言っている。
(つまり当の本人、直せればの難しさは理解してはいるが、ああいうサイトを運営している以上ああいう書き方になる、とも言える)
要するに早い段階で癖のないフォームをしっかり身につけることが肝要ということになる。
岡田や西川なんてまさにそう。
体に刷り込まれているから、少々のことでは崩れない。
それと、プロの指導者にもそれぞれ好みというやつがある。
その好みにはまらない”特徴”を持った奴は、たとえそれが本人のパフォーマンスを支えているものであったとしても、”修正”の対象になってしまう。
平安・川口のプロ入り後の顛末を知っている人は多いだろう。
投手コーチが変わるたびに全く違うことを強要されて、そして何が何だか分からなくなっていった。
指導者の合う合わないは、プロの世界でもはっきりある。
じゃあ、なぜ例えばPLのOBは概してプロの世界でうまくいくのか。意志の力もあろう。
でもおそらくこれはいえる。「あんまり直したくならない」癖のなさを高校段階で刷り込まれているから。
おそらく岡田と西川は、体作りに成功し、成功への強い執念さえ持つことができれば、プロでもそれなりに活躍する。
彼らは「直したくなる」要素をあんまり持っていない。これは智弁出身プロおよび惜しいところでプロに届かなかった有力OBと決定的に違う。
喜多だけは本来そういう長所はあるにはあった。ただし大学で、上でやる意志を持った時期が遅かったからか、元々脆弱な肉体を持ち越したままプロまで行ってしまった。
ということで、宮川は「直したくなる」要素は多分に抱えている。素晴らしい資質は持っているが不安はある。