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今夏の見どころ
<富士学苑>「総合力NO1」
昨秋王者も、今春では8失策でまさかの初戦敗退。しかし、上野新監督の手腕による立て直しと
更なる底上げを見込み、今年の夏の優勝候補とする。
左腕・山本は130㌔台後半のストレートと多彩な変化球をコーナーに投げ分けられる好投手。
右腕・加藤は140㌔台中盤のストレートが武器。変化球が決まればそう簡単には打たれない。
名物のジャズ応援に乗ったときの打線は一級品で春の立て直しが上手くいけば王者復権で初制覇も。
<東海大甲府>「チャンスは十分」
毎年のような派手さはないが、コツコツと加点をし逃げ切りを図る。
小柄なエース保坂はストレートこそ120㌔後半と凄みはないが、制球力と配球で最少失点で切り抜ける。
<山梨学院>「課題は多いが」
昨夏の甲子園メンバーが残る打線は破壊力抜群。ただ、今春でも垣間見えた脆さを併せ持つのも現状。
夏までに、確実に点を重ねられる力と、どんなタイプの投手がきても簡単に打ち取られない力をつけたい。
あとは何といっても投手陣。秋から春にかけての成長を期待したが、少なくとも現時点では夏の大会を
勝ち抜けるだけの投手力は存在しない。厳しいが、夏までの残りの期間で何とかしたい。
<日川>「台風の目」
言葉は悪いが、今春の大躍進は誰も予想していなかっただろう。しかし、この実力は決してフロックではない。
今春でも見せた、日川伝統の粘り強さは、今夏の混戦を勝ち抜くなかで大きな武器となる。
不安は投手陣。夏の大会で優勝を狙うとなると厳しいが、上位を狙える力は十分ある。台風の目になれるか。
<甲府商業>
07年の甲子園出場以降、安定した成績を残している同校は今夏も上位争いに名乗りを挙げる。
今年の特徴は投手陣。異なるタイプの投手を何人も併せ持ち、継投策で戦っていく。なかでも今春にも登板した
右腕・赤池は、140㌔台前半のストレートが魅力。夏までに変化球と制球力と磨き、一本立ちできれば一気に
夏の頂点も見えてくる。