09/08/21 11:19:48 vLeNrxI00
先日の感想だが、今年の戦力で都城商に勝つのは容易ではなかったと思う。言っちゃなんだが力の差はあった。
春以降の超貧打をそのままあてはめれば九州トップランク右腕の新西には完封されても仕方がなかった。
春以降は「好投手」と形容がつくレベルの投手からはほとんど２点以下しか取れてなかったからな。
相手のスイングもかなり鋭かった。和歌山の他校なら配球を読んでいてもあれだけの打球は飛ばせない。
夏の大会に入る前には多くのファンが「今年は甲子園出られなくてもしょうがないな」と腹はくくってたはず。
発足当初から例年より劣ると言われていたチームが監督謹慎で練習は不足し緊張感も低下し、
三宅さん移籍で打撃コーチはいなくなり・・・これだけ悪い条件がそろうと普通は地方大会で消える。
それをとにもかくにも（ほとんど岡田の力だろうが）甲子園に出て２勝し、高嶋さんも監督最多勝に並べたんだ。
結果からすれば御の字と言わないのは贅沢というものだろう。
岡田は投げる方もボール来てなかったが、打席でもふらつき気味だった。
全然体に力が入ってなかった。何かおかしいと思ってたが、熱出してたのか・・噂は本当だったか。
しかも豆がつぶれて・・最後の夏は万全の体調で投げてほしかったがこれも勝負の世界、しかたあるまい。
人によって評価はあるだろうが、精神面の成長は十分あったと思う。
熱でぼんやりしてたであろう状況でもピンチで集中力を切らさなかったのは素晴らしい。
大学進学希望と勝手に思ってたのでプロ志望届出すというのは少々意外だが（また気が変わるかも知れんが）、
たぶん３，４位くらいで指名があると予想。左腕がどうしても欲しい球団ならさらに上の可能性も。
野手の方は・・元々の力に加えて訓練も足りてないと思える選手が多かったかな。
現代高校野球に適応できそうにない選手は打ち止めにすべきだという意見が以前あったけど個人的には賛成。
いや、１，２年生のメンツを見ると、智弁側もおそらく気づいていて、スカウティング基準が変わってきたように思える。
明らかに運動能力重視の人選に変わってきている。今後はおそらくパワー系の選手は橋本・坂口・山本クラスに限られると予想。