09/08/12 14:03:30 NA5TBieE0
豪私学には、軽く140キロを越す投手がゴロゴロいる。
当然、その中にはベンチ入りできない者もいる。
こんな投手がゴロゴロいるから、必然的に打撃練習で強打者が育つ。
それだけではない。
拓大・経済・東海大・流経…150キロ以上出す何台もののマシーンの他に、
実に恵まれた選手層の恩恵を受けているわけだ。
もちろん、その選手層は私学特有の県内外のスカウトによって形成される。
中には「越境入学」と呼ばれるような、遠方から入寮するのも少なくない。
さらに、強豪私学の選手は、入学金はおろか授業料すら免除されており、
何をするにも野球一筋で高校生活が送れる。
こんな私学が勝っておもしろいか??
こんな私学に勝つ唯一の生命線は、守備力でしかない。
スピードや威力で劣るなら、コントロールと切れで勝負だ。
目がくらむような強い打球にも怯まず前へ出て、捕球する鍛えられた技術。
どんなにもピンチでも連携を忘れずに、一つのアウトに固執する集中力。
そして、たとえリードされていても、粘り抜く精神力。
県立八千代東高校は、今夏、まさに、技術・集中力・精神力が三位一体となって
強豪私学を倒し続け、全国大会へ出場したと言える。