09/02/07 04:48:01 BckIP5IA
読んだことないんだけど
遠藤周作のわたしが捨てた女という小説があって
それはハンセン病の疑いがある女性が周りから差別される話しらしい。
ハンセン病自体詳しくしらないけど外見に問題が出て、その醜さから国の政策として社会から隔離されるような病気かな
それで結局、その人はハンセン病は誤診だと分かった。
しかし、なぜか誤診にも関わらず最後には自分が過ごしたハンセン病の施設にまた戻っていくんだよ。
なぜか自分には少し分かる気がする。
もし自分の顔が少しきれいになって
周りから差別されなくなったとしても
醜い顔だった自分を打ち消すことはできない気がする。
あまりにも長い時間苦しんだし悩んだ。
そうやって過ごした時間がなかったことにすることはできないかも知れない。
もし顔がきれいになって周りの扱いが変わったとしても
人を信じることは難しいだろうし
顔が醜いころに思い考えた思考をかえることはないと思う。
だからといって醜いままでいたくない。
治療は続けるし時間とともに少しはきれいになると思う。
だけど自分の心は変わらない。