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マルチ商法 知的障害者 購入トラブル
県内の知的障害者が、マルチ商法(連鎖販売取引)で高額商品の購入契約を結ぶトラブルに遭っていたことがわかり、
関係者から相談を受けた県立消費生活センター(彦根市)は注意を呼びかけている。
センターなどによると、この知的障害者は母校の卒業生仲間に誘われ、マルチ商法の業者が開く「学習会」に参加。
「組織に入ると自分を変えられる。お金がもうかり、高級車に乗れる」などと言われ、パソコンを持っていないのに、
インターネットで株売買ができる高額ソフトの購入契約を結ばされたという。
業者は仲間意識を巧みに利用するなどし、知的障害者に商品購入を勧めているとみられ、センターは「家族や友人らも注意を払ってほしい」としている。
相談は午前9時15分~午後4時、センター(電話番号は記事に)。
(2008年12月7日 読売新聞)
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