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【研究】ニコチンが運動障害抑制=パーキンソン病対策に活用も
【シリコンバレー24日時事】たばこ依存症をもたらす猛毒ニコチンに、
パーキンソン病に伴う手足のけいれんなどの
運動障害を抑える効果があることが分かった。
当地にあるパーキンソン研究所が医学誌最新号に研究成果を発表した。
研究では、投薬によりパーキンソン病に似た症状を持たせた
マウスにニコチン混入飲料を飲ませ、
効果を調べた。その結果、運動障害の発生が、
ニコチンを与えなかった場合に比べ最大50%抑制されたという。
ニコチンは毒性が強くそのまま患者に投与できないが、
研究者は「ニコチンあるいはニコチン的機能を持つ物質が、
パーキンソン病の運動障害への有効な治療薬になり得る」と期待している。
以前から、喫煙者がパーキンソン病になる比率は非喫煙者の
半分程度にとどまることが知られてきた。
同研究所はニコチンに焦点を合わせ、その理由の解明に取り組んできた。
パーキンソン病患者は米国だけで150万人に上る。
10月25日15時1分配信 時事通信
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