09/11/23 01:44:42
石川遼を巡るあきれたゴルフマスコミの報道姿勢
「腫れ物に触りたくない」と及び腰
男子ツアー賞金ランク1位の石川遼(18)。イン発進の初日は出だし10番からの
3連続を含む5ボギーをたたくも、6番約15メートル、8番約20メートルのロングパットが
決まるなど5バーディーを奪う出入りの激しいゴルフ。イーブンパー31位タイにつけた。
「出だしの3連続ボギーも、今年の自分は去年とは違って粘れるはずと
自分に言い聞かせた」(石川)
史上最年少での賞金王取りへ意気込むが、取材する報道陣との間がギクシャクしている。
先週の三井住友VISA太平洋マスターズ最終日には、石川がミスショット後に
クラブを地面にたたきつけるシーンがあった。だが、「あれはたたきつけるフリだよね」
「(本当のことを)書いていいのかな」などと見て見ぬフリを決め込んだスポーツ記者もいた。
事実であっても、イメージを損なうと“自主規制”したのだ。
新聞だけでなくテレビも同様。先月のBSオープンで石川は、ギャラリーからの
「ナイスパー」の声援に「ナイスパーじゃねえよ」とさわやかなイメージとかけ離れたセリフを
口にした。その場面もテレビ局は“封殺”したのだ。
「石川サイドとの関係がピリピリしだしたのは、先月のプレジデンツ杯の直後からなのです」
とツアー関係者は続ける。
「出国する時には成田空港で記者会見を開いたのですが、『帰国会見は行わない』と
付き人が言ったため、帰国した時に報道陣は誰ひとり集まらなかった。だが、担当記者が
誰もいないことに今度は石川サイドが激怒。『やらない』と言った張本人も『(会見しないとは)
言っていない』と一転、否定したため、スポーツ紙記者との間がギクシャクしてしまったのです。
石川サイドとの揉め事はゴメンとばかりに、今月初めの中国でのHSBC選手権では、17位という
取り立ててすごい成績ではなかったのですが、ご大層に羽田空港で会見を開いたのです」
紙面を大きく割いて大々的に石川を取り上げるスポーツマスコミが、
「石川サイドを怒らせちゃマズイ」とビビっているわけだ。