09/07/28 17:29:40
エルスのスイングを参考にしながら、いわゆる「タメ」についての説明するよ。
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トップからクラブが振り下ろされていくわけだが、クラブには結構な重量があるから
腕よりクラブが遅れて振られてくる。
これは野球のバットスイングなどでも同じ。
このとき左腕とクラブには(正面から見て)90度ぐらいの角度がついていて、
腕が右腰あたりに下りてくるまで、この角度が保たれている。
これが「タメ」。
ちなみにタメを作ろうなどと思わなくてもクラブには十分が重さがあるから、
あえてタメを作らないようにでもしない限り、自然な結果として「タメ」ができる。
タメを作ろうとしたら不自然なスイングになる。
そして、ここからインパクトにかけて左腕とクラブの角度が大きくなっていって、
インパクトでは左腕とクラブがほぼ直線になる。
これが「タメが解かれる」という動作。
ちなみにクラブを加速させようとすること(クラブに力を加えること)をやめれば自然とタメが解かれる。
この「クラブに力を加えること」をやめることで、逆にクラブはギュン!と加速される。
また素人の多くは「フェースが開いたままインパクトしてしまうんじゃないか」という不安から
腕が右腰あたりに下りてくる前にタメを解いてしまう。
そうするとプロのスイングに見られるような「タメ」ができない。
ひとつ強調すべきことは「タメを作る」ことにしても「タメを解く」ことにしても
クラブに力を加えて、そうしてやろうとして行うものではなく
自然な結果として、そうなるということ。