09/10/08 05:24:47
例えばセカンドで、アドレスに入った瞬間、誤ってフェースが球に触れてしまった。
しかし誰もその事に気付いていない。競技委員も気付いていないので、そのままやり過ごした。
例えばラフが酷い時に、アドレス時に思わずライの改善をしてしまった。
でも誰も見ていないから、競技委員が何も言わないから許容範囲。
何か違和感を感じませんか？
今回の石川プロの行為は「ルールブックの許容範囲だ」という論調に何も感じませんか？
例えば野球は、アウトかセーフか、ストライクかボールか、審判が絶対です。
いくら明らかにアウトでも審判がセーフと言えばセーフです。
でもゴルフは野球とは違います。スコアは自己申告です。
競技委員は、各選手一人一人に付いて回り全ての動作をチェック出来ません。
さて情報ではＯＢ杭から５０ｃｍの位置だったと聞きます。１ｃｍや２ｃｍではないのです。
微妙かどうか現場の石川プロ自身の自己確認は甘くなかったのか？
ルールブック論を強調するなら、競技委員がセーフと言えばＯＢ杭の確認さえも不必要になります。
ゴルフはルールブックも大切ですが、マナーやモラルも同じように大切です。
ルールブック論だけを強調するのなら、ライバル選手がパターを外しても、
拍手をしたりガッツポーズをする事も許されます。今回の石川プロを擁護する方々の論調は
「ルールブックの許容範囲だ」が多数を占めます。何か奇妙に感じませんか。
ゴルフは野球とは違います。審判絶対、競技委員絶対、ルールブック絶対、と思考停止する前に、
モラルやマナー、紳士の自己申告のスポーツだという大原則を忘れないで欲しいものです。