10/04/19 21:06:09
■あらすじ(意訳)
母親を病でなくした龍之介は生きる支えをなくしてさ迷っていたところを、尊攘派浪士に襲われ無一文に
餓死寸前のところを、浪士組として上洛する途中の芹沢と出会い、拾われる
不本意ながら芹沢と同行することになり、屯所に住まうことになる
生い立ちのせいで武士を毛嫌いする龍之介だが、浪士組は武士を目指す集団だった
彼らと接し、目指すものや抱く夢を知ることで、頑なな龍之介の心にも変化が訪れる
彼らが目指す“武士”とは何か
自分が目指す“道”はどこに在るのか
これは、幕末の動乱の中に埋もれていた、名もなき少年の物語である