09/05/13 18:45:28
イチ「どうしてナナと、エッチなことをしているんだ」
主人公「ぜんっぜんっしてないでしょ!」
わたしは慌ててナナから離れ、イチに反論する。
イチ「じゃあ、オレにも抱っこさせろ」
主人公「今はそんなことしてる場合じゃないでしょ」
抱きついてくるイチを無理やりなだめて、わたしは明日までやらなきゃいけないことを考える。
とにかくもう一度、現実に飛びたい。
今の栞が現実に飛んでしまったら、いろんなものを壊してしまうばかりだから。
そのためには、今の内にバレットをためて、朝になったらすぐに向こうに飛べる準備をしておかないと。
イチ「…美乃理はオレのこと愛してないんだ」
俯きながらブツブツと独り言を言っているイチ。
わたしは軽くため息をついてから、イチに手を差し出す。
―そんなわけ、ないでしょう。
主人公「イーチ」
イチ「…なんだよ」
わたしは無理やりイチの手をぎゅっと握った。
主人公「愛してるよ、イチ」
イチ「…美乃理」
わたしのことをいつだって最優先に考えてくれるイチ。そんなイチのことを、わたしが好きじゃないわけがないでしょう。
イチ「オレもっ、オレも美乃理を愛してるぞ」
主人公「はいはい」
※ちなみに共通√