09/01/10 00:22:33
主人公「…やっぱり私、疲れてるのかな」
ハルキア「…間違いなく」
リリー「疲れていらっしゃるかと」
ハルキア「思うよな」
リリー「思います」
主人公「…そ、そう？」
ハルキア「ああ」
リリー「ええ」
（そ、そんな、声を合わせなくても…）
控え室には二人しか居ない。さから、私も失敗ととらえず話せる。
前回は失敗だった。場所も相手も考えず、話してはいけない事を話してしまった。
リリー「…お姉さまは、お休みになるべきですわ」
主人公「そうは言うけど、まだまだ問題が…」
そう言うと、ハルキアとリリーは顔を合わせ、こくこくとうなづきあった。
主人公「…？」
ハルキア「モップ様の支持率は、今、MAX状態だ」
リリー「これ以上ないはないという状態になっておりますわよね。
貴族も民衆も現在の支持率はMAXです」
主人公「うん、だから安心だってのはわかるんだけど…」
二人の気持ちは有難い。だが、デッキブラシ様の即位が決定したとはいえ、まだ玉子の身。
立場は不安定だ。
主人公「気は抜けないわよ」
ハルキア「ああ、まだモップ様のお立場は不安定なものだ」
主人公「そうそう」
ハルキア「油断していると、支持率が下がるからな」
主人公「そうそう。そ…。……。…何？」
ハルキア「支持率が下がる」
主人公「下がる、の？」
ハルキア「当然。上がったものは下がる」
主人公「そ…そう」
ハルキア「そうとも。放っておいたらがんがん下がっていく」
リリー「そうですわね…それはもう、がんっっがんと」
主人公「がんがん…」
リリー「ええ！それはもうがんっっっっっっがんがんがんと」
主人公「下がるのね…？」
リリー「…下がります」
主人公「…」
がんがんのあたりでキレそうになった