08/12/21 13:18:09
2008年移植を含め44本の乙女ゲームが発売された。(+2本が発売予定)
移植作品が多い今年スタートダッシュをきったのは「乙女的革命★ラブレボDS」である。
追加要素はメール機能とデート後の会話のみ、1週目しか見られないイベントを備えて置きながら初期化不能。
さらに今時全ボイスカットというチャレンジ精神にあふれた作品であった。
そしてコンプ後のオマケスチルが表示されないというバグを標準装備しており、
製作者のやる気のなさを浮き彫りにさせる一作だった。
その後、小粒なクソゲが相次ぐ。
金太郎シナリオで、限定版CGフルコンプ不能なバグ搭載の「プティフール」。
ステキシステムと評され、イベントが終わらないバグ装備の「放課後は白銀の調べ」。
そしてクソゲの期待を背負った「DUEL LOVE~恋する乙女は勝利の女神~DS」。
だが蓋を開けて見ればスキップ活用で半日でコンプリート可能なボリューム不足程度の不満要素しかなく、
クソゲというよりはネタゲという評価が強い作品評価となった。
プレイヤーの期待をことごとく裏切る作品が相次ぐ中、「エーデルブルーメ」が発売。
全3巻なのに1巻と3巻の終わり10ページしかないと評され、
未完成で発売したのでは無いかと思われるシナリオは、クソゲレイヤーの期待を裏切らなかった。
だがバグはなく、シナリオ以外ではインパクトに欠ける結果に終わった。
そんな中、オトメイトより「緋色の欠片DS」が発売。
改善されていないテキスト、既読スキップの消滅、名前変更可であるにもかかわらずデフォ名で音声再生。
そして中でもスキップ中突然暗転し、電源を落とさなければ復活しない、エンディングで画面が青みがかる等バグも多彩に搭載し、
移植に当りFD追加フルボイスと発売前は良移植ではないかと囁かれた声をあざ笑うかのような出来であった。
そこにコーエーの新作「遙かなる時空の中で4」が発売された。
クソゲとしての前評価はそれほどでもなかったが、初のポリゴン搭載、同社別ゲームの敵グラフィックの使い廻し、
そして乙女ゲームなのに恋愛イベントのシナリオの薄さ、回収されない伏線とスレを賑わせた。
その後空気ゲーが相次ぎ迎えた秋。
「星空のコミックガーデンDS」が発売された。
6章までは共通パート個別パートは7章目のみというシナリオの薄さ。
スキップ機能は未読・既読関係なく飛ばし、セーブは決められたポイントでしかする事が出来ないという携帯機にはあるまじきシステム。
そしてスレ住人を笑いの渦に巻き込んだのが抱きつかれるとするゴムボールの音、砂嵐にしか聞こえない聖歌、ゴミが通り過ぎたかのようなキス音などのSE音である。