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2010年6月23日(火)更新内容
>・消失状態のマスター
>⇒死亡状態で所属都市に帰還した状態とします。
>また、後日、対応を行った方に正常にプレイできなかった期間に対しての
>プレイ補助として300 GASHポイントを配付いたします。
>※GASHポイント配付については2010年6月30日(水)23:59までにお問い合わせを
>いただいた方に実施いたします。
・・・こんな知らせがあったから油断していた。
アイテムショップの問題が出ただけで出兵のバグはもう解決していたと思っていた。
今まで幸運にも兵士の消滅にはめぐり合っていなく、もう安心しきっていた7月頭に事件は起きた。
鉄材が丁度足りなくなったところでいつもどおり生産マスターを就任させ寝ようとしていた。
「出兵しないの?」
彼女が話しかける。彼女が居るだけで資源は貯まる。
しかし出兵すれば更なる量の資源を手に入れることができる。
同時に、兵を失うリスクがある。
再び兵を訓練すればそれだけでコストがかかり結局進歩無しあるいはマイナスになることさえある。
「私を一緒に行動させてもらえればもう少しでレベル上がるかもなのよ」
そうだ。マスターが共に出兵した場合資源だけでなく経験値が入る。
これならどんな状況でもプラスに捉えられる。しかし・・・
「私が居ない間生産量は落ちるわ。でも、4,5時間すれば戻ってきてそのまま生産量を上げるお仕事に戻れるの。
このレベルだし仲間が居ればHP50%でも生き残れるから、あなたがたとえ起きてそのまま出かけちゃってもここのことは心配しなくても大丈夫よ」
新しく候補に選んだ自然エリアにドラゴンが4体も居るとかそういうこと以外でこの日はなんだか不安を感じた。
でも、マスターがレベルアップしてくれたらさらに生産量が増やせる。
それに、出兵すればマスター付きでの生産量の1.5倍の鉄が入手できる。
利益への期待が不安を上回ったのでマスターに強襲をお願いした。
「任せて」
そう笑顔で旅立っていく彼女を見送って、就寝した。
次の日、
彼女は帰ってこなかった。
他のマスターも、彼女を差し置いて就任などできないという。
その後、一時的に世界が閉鎖されたが、通販サイトが消えただけだった。
捜索願いは出しているが、未だに彼女は帰ってこない。
あぁ、彼女はいったいどこに居るのやら。心配だ。
女王陛下からの通達が来ようと領主としての仕事などどうして手に付くことがあろうか。
・・・と、実話に脚色してみた。