09/06/24 07:17:28 vyf++E6l
>>379
ザーポツポツ…ポツ
大「あ、雨が止んできましたね」
朔「そうだな」
大「…何だか不思議です。私にとって先輩は遠い人なのに、こうして、笑いあってる何て」
朔「遠いか?校舎は違うが、おんなじ敷地内だし…」
大「そうじゃなくて、何て言うか、先輩は生徒会長だし、スポーツもこなすし、成績もトップクラスだし、女の子に人気があるし…」
朔「人気?俺がかあ?」
大「はい。クスッ。先輩、気付いてないんですね。先輩に憧れている女の子、多いんですよ?」
朔「そうなのか…知らなかったずぇ…」
大「鈍いんですね。彼女が可哀相ですよ」
朔「彼女ぉ?」
大「知ってるんですからね。いつも一緒に帰ってる、ショートヘアの可愛い人。あの人、先輩とお似合いで」
朔「大橋、それは誤解だ。あいつは妹だ。第一俺は、今フリーだしよ」
大「え!?そうなんだ。なあんだ、良かった」
朔「へ?」
大「あ、ふふふ、ふ、深い意味はない…ですよ、気にしないで下さい」
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