10/04/30 18:53:41 CcultVYy0
ルナサ「俺君。今日、一緒にお昼でもどうかな?」
俺「はぁーっ!?お前とかよっ!!」
ルナサ「えっ!!?……何か予定でも……」
俺「お前みたいな陰気な奴とメシなんか食えるか!!」
ルナサ「そ、そんな……お弁当、作ってきたのに……」
俺「じゃ、処分しといてやるよ」
ポイグシャ……
メルラン「ねーねー俺くん!……俺くんったら!話聞いてるの?」
俺「聞いてる訳ねーだろ!さっきからヘラヘラ喧しいんだよ!!」
メルラン「えっ……ゴメン……はしゃぎ過ぎちゃった?」
俺「お前……本当に人の話聞かないんだな……ムカツク……」
メルラン「きっ、機嫌直してよー……ほら、お弁当作ってきたから……」
俺「だーかーらーっ!!今日は腹の具合が悪いって何回も言ってるだろ!!」
ポイグシャ……
リリカ「ふーん……お姉ちゃん達とそんな事が……」
俺「その点、リリカはいいよ!気が利くし、可愛いし!」
リリカ「えへへ……///……そうだっ!お弁当作ってきたよ!!」
俺「おっ!やったぁ!!楽しみにしてたんだよ~……」パクパクモグモグ
リリカ「どう?……頑張って作ってみたんだけど……///」
俺「……マズい。本当にマズい。原材料ナマで食った方がマシ!!」
ポイグシャ……
リリカ「うえーんっ!!お姉ちゃーん!!私くやしいよーっ!!」
ルナサ「泣かないの……貴方のつらい気持ち、よく分かるわ……」
メルラン「あんなムカツク男の事は忘れましょう!!」
ルナサ「そうよね!つらい事は忘れて、皆で頑張りましょう!!」
ルナサ・メルラン・リリカ「「「おーーーっ!!!」」」
♭ ♭ ♭ ♭
リリカ「なーんてね♪」
俺「えっ?どうしたの?」
リリカ「なんでもないよ♪こっちの話♪」
俺「それにしても……料理上手になったなー!!」
リリカ「へっへー///ちょっとしたコツがありまして……」
リリカ(まさか、お姉ちゃん達の料理を……なんて言えないよねー!)
リリカ(でも、お姉ちゃん達にはバレてないしー……俺も喜んでるしー)
リリカ「こういうのってなんて言うんだっけ?『漁夫の利』?」
俺「は?……一体なんの話だよ……ことわざの勉強か?」
リリカ「独り言だから気にしないでっ!!えーっと……たしか……」
ルナサ・メルラン「「知らぬが仏……?」」
HAPPY☆END