10/04/26 22:07:46 XTyxNqvFP
レ「ちょっ……咲夜! あれは嘘! 紅魔館の主は私よ!
ね、みんな!」
いつの間にか、パチュリー、美鈴が集まってきていた。
レ「ね、そうよね、パチェ?」
パチュリー「薄汚い幼女吸血鬼は消えなさい」
レ「え?」
パ「ロイヤルフレア」
レ「ひっ……キャァァア!」
火だるまになったレミリアは悲鳴をあげて床に倒れる。
美鈴「大丈夫ですか、お嬢様?」
レ「貴方たち、一体何ぷべっ」
セリフを終える前にレミリアは美鈴に踏みつけられた。
床に落ちていた白米の中に再び顔を突っ込む。
咲「あらあら、いい感じに血がしみこんだじゃないですか。
吸血鬼らしく、それ、ご自分でお食べになれば?」
白米ではクッションにもならなかっただろう。
鼻をぶつけたのか、レミリアは鼻血を流しながら顔を上げる。
レ「……っ……あなだだぢ、……許さな……」
咲「殺人ドール」
目にもとまらぬ速さで無数のナイフがレミリアの周囲に突き刺さった。
レミリアに一本も刺さっていないのは、レミリアが避けたからではない。
咲夜がわざと外したのだ。
レ「あ……っ」
レミリアは全く動けなかった。実力差はそれほどのものだった。
小さく震えるレミリアのスカートを中心に水たまりが広がる。
咲「あらあら、みっともない。床のご飯が汚れちゃうわよ?」
パ「これからみんなで昼ご飯だから、帰ってくるまでに片付けておいてね。
言うまでもないけど、ちゃんと全部食べるのよ?」
レ「あ……うっ……」グスッ
俺「……いや、しかし、驚いたな。咲夜もパチュリーも美鈴も、
あの馬鹿吸血鬼より強かったんだ」
パ「しょせん、Normalのラスボスでしょ。私はExtraだから」
咲「私は自機仕様です、妖々夢の」
美「あたしは非想天則の仕様ですから」
俺「じゃあ、咲夜さんの作ってくれた昼食で豪華な食事といきますか」
レ「うぅ……ひぐっ……」