10/04/12 12:42:45 TXeISnZ40
>>265のネタ、いただきます！
俺「美味いッ！はたてチャンの作るお弁当は美味いなぁ！！」
はたて「えへへ……それほどでも……」
俺「ホント、お世辞抜きで！お店で売れるレベルだよ！」
はたて「そっ、そうですかぁ！？」
俺「勿論！！どこかで修行したの？独学とは思えないよ」
はたて「い、いやぁ……ちょっとした秘訣がありましてェ……」
はたて「それより俺さん！実は……お願いがあるんです」
～ ～ ～ ～
俺「で、これがその後輩の作ったお弁当なんだね？」
はたて「はい。私の後輩から相談を受けまして……」
はたて「彼女、人間とお付き合いするの初めてだそうで……」
はたて「色々不安みたいなんですよ……特に料理とか」
俺「で、味見してほしいと。俺が味見しちゃっていいの？」
はたて「私が味見すると……つい、甘めに採点しちゃいそうだから……」
はたて「その点、俺さんはグルメだし。的確なアドバイスが出来そうなんで……」
俺「なるほど……よしっ！可愛いはたてチャンの為だ！一肌脱いであげよう！」
俺「では！いただきます！」パクパク モグモグ
はたて「ど、どうでしょうか？」ドキドキ
俺「あっ、こりゃアカンわ！」ポイッ
ベシャッ！
はたて「あッ……」
俺「あれはダメ！酷い！料理とは呼べんっ！」
はたて「そうですか……結構頑張った……みたいですけどね、後輩は……」
俺「頑張ってアレじゃあ見込みないよ。その後輩と付き合う奴も気の毒に……」
はたて「……そんなに酷かったですか？」
俺「もうダメダメ！悪いけど、食った瞬間吐きそうだったよ」
俺「はたてチャンのお弁当をデパ地下の豪華弁当としたら……アレは残飯、いや、生ゴミだな」
はたて「ははっ……それは……あんまりですよォ……」
俺「そうだっ！はたてチャンが、その後輩に料理を……ど、どうしたの！？」
俺「はたてチャン……泣いてるの？」
はたて「えっ！？……私泣いてました？へっ、変ですねぇ……あはッ」ポロポロ
俺「……後輩想いなんだね。でも、あんまり気に病まない方が……」
はたて「いやぁ、そんな事は……ば、馬鹿みたいですね……私ったら」ポロポロ