10/02/07 01:59:19 ObW5Grq30
>>619
永遠亭は危険勢力だったが、紫が儚月抄でやったことは
月へのハライセを建前にした永遠亭の処遇決定だったと思う
作中の言葉を借りるなら、紫はあの一件で、
輝夜と永琳が幻想卿において「人間」の立場を選んだと認定したようだ
最後に永琳に大泡吹かせて見せたのも、
勝利宣言と同時に自分の底知れなさや不気味を見せ付けることで
永琳たちに「人間」の役目を果たすよう釘を刺したってとこだろう
実際、永琳もあれで紫の恐ろしさが身に染みたみたいだし
紫としても懸案事項だった永遠亭の処理はとりあえず終わった格好だな
そして現状一番厄介なのはやっぱり守矢神社だろう
現在進行形で幻想卿が築いてきた個々の古いルールを誰に断わるでもなく勝手に駆逐しているわけだからな
紫が大事にしてきたパワーバランスなぞ録に顧みず、
妖怪の山の独自社会に堂々と干渉し、地上と地底の不可侵条約めいた盟約も有名無実化させている
というか、妖怪の山と地霊殿地下の灼熱地獄跡までを間欠泉センターで繋ぎ
地底側に当たるであろうセンターに地上の河童を詰めさせている時点でもう滅茶苦茶
さらに当初の計画だと地底妖怪のお空を地上で暴れさせる予定だったみたいでもあるしな
早苗が言うには流石に核の一件は「怒られた」らしい
でも早苗はともかく神奈子と諏訪子はその言動から反省どころか何とも思ってなさそうだ