10/01/08 20:57:55 45gPZV3F0
逆だ。
妖気等を質量に変えてブラックホールを作る、といった記述でもない限りブラックホールではない。
ブラックホールを作るのに必要な質量を知ってるか?
超新星爆発などの度を越した超圧力で以ってのみ作られるブラックホールを形成できるとでも?
まあ仮にそれだけの超密能力を有しているとしよう。
では鉄の星とも言える地球の質量をブラックホールにした場合どうなるかわかるか?
ピンポン玉の大きさにも全然満たない、半径1cm程度の球になる。
ブラックホールを作るにはその膨大な圧縮エネルギーもそうだが、何よりもその超質量が必要となる。
それだけの質量をどこから調達する?ちなみに1tの鉄だと1/6000000000000000000000cm程度の球だ。
幻想郷のあらゆる物質を丸ごとブラックホールにしても、一瞬で蒸発して終わり。
当然電子顕微鏡を用いても見えないくらいの大きさ。
萃緋での描写から類推だと、どれだけの質量なのかは計算するのも面倒臭いくらいの質量。
要すると、攻防に転化できるだけのブラックホールを作るには、最低でも地球丸ごと犠牲にするくらいでないと蒸発するしお話にならない。
萃香の妖力とかで質量を補う必要があるが、そんなものは他の妖怪連中を圧倒する天文学的数値。
ブラックホールで攻撃をするくらいなら、ブラックホール形成するまで圧縮できる能力の超出力で、相手を潰した方が遥かに効率的で楽で強い。
本物のブラックホールが作れるなら、萃香は間違いなく妖怪最強であるし、月人ですら歯牙にかけない強さだということだ。
ゆえにこそ萃香のは本物のブラックホールではなく、あくまで擬似の域を出ず出力も格段に落ちたもなわけだ。