09/12/20 17:54:24 VgNSfVyQ0
P「どうだ、真! 真の好みに究極に歩み寄った俺特製ラーメン『真スペシャル!』」
真「はい!! とっても美味しいです!」
P「麺はどうだ? 真の好きな北海道・旭川の加水率の低い中細縮れ麺を使った!」
真「激うまです!」
P「スープは結構配合が難しかった。真が九州系と横浜家系のスープが好きだから、
豚骨ベースにして、鳥のモミジのエキスも少々、旭川の麺に相性のいい背脂を少し配合した」
真「濃厚です!」
P「具はタンメンも好きな真に合わせて、強い火でキャベツとモヤシ、ニンジンをラードで軽く炒めて、
乗せた。あとソーキソバも大好きみたいだから、ラフティー風角煮も入れてみたぞ!」
真「もう好きなものだらけです!」
P「いや~、ハマッてみるとラーメン作り、楽しいな~。今度はパスタマシーンで麺作りにも
チャレンジして見るよ。ところでどうだ、真、不満な点があれば次までに改良したいんだけど……」
真「お任せします! これ、美味しいし!」
P「真は『自分好みの究極ラーメンが食べたい』っていうわりには、あんまりマニアな
発言はしないんだよな~。あれ? ……基本嫌いなラーメンって真にはなかったような……。
ただどの店に行っても最後に『究極のラーメンが……』って毎回云っていただけだよな」
真「ふふふっ、今頃気付いたんですか? 『ボク好みの究極のラーメンが食べたい』って
言い始めたのは、プロデューサーが結構料理が好きだって気付いたからなんですよ?」
P「えっ? どういうことだ……」
真「『究極のラーメンが……』って云っているうちに、その気になったら、 自宅に招いてくれると
思ったんです! そしたらまんまと、その通りに! ラーメンの研究に夢中になって
気付いていなかったようですけど、あれだけ招いてくれなかったプロデューサーの家で、
ボク今ラーメン、いただいてます! ヘヘヘっ! やりぃ~!!」
P「な、なんだと……。し、しまった、『ラーメン好き』というトロイアの木馬に乗った
オデュッセウスならぬ真に、開門を許してしまっただとっ!? お、俺はただ真の笑顔が
見たかっただけなのに、それが罠だったのか……」
真「ラーメンごちそうさま~! ……このあとは、ぼく自身を試食しますか、プロデューサー?」
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実際にラーメンの話題で盛り上がっているのは千早スレでした。外した。