09/11/05 02:35:02 7bbd48euO
妹紅「なぁ、慧音…お願いだ!!コレを俺に渡してくれないか?」
慧音「なんだ…?弁当?コレ、妹紅が作ったのか?…だったら自分で渡せばいいじゃないか」
妹紅「い、いや…その…私からだと受け取って貰えるか不安でさ…はは……で、表向きは慧音が作ったってことにしてくれないか?」
慧音「だったら尚更自分で……あ!はは~ん、そうかそうか…恥ずかしいんだな…?」ニヤニヤ
妹紅「ばっ!!ち、違うっ!!」カァッ
慧音「ふふっ…いいだろう、渡してきてやろう(妹紅の手、良く見たら傷だらけだな…ふ慣れないことするから…ふふっ、可愛いな)」
慧音「お、いたいた…お~い、俺~」
俺「あ、慧音先生じゃないですか…」
慧音「ほら、腹減ってるだろう?コレ…食べていいぞ、ほら」
俺「えっ!?いいんですか!?…じゃあさっそく……へぇ、見た目はちゃんと…どれ」パクッ
慧音「どうだ?」
俺「おぇっ!!まっず!!」ポイッ グシャッ
慧音「!!!!お、おいっ、何してっ…」
俺「……いや、ホントに不味いですよ、コレ…失礼ですけど食えたもんじゃないですよ…」
慧音「っ!!!このっ!!これはなぁっ!!妹紅がお前の為に頑張って作った弁当何だぞっ!!それをっ…こんなっ」
俺「あ、コレ先生が作ったんじゃないんですね……丁度いいです、俺からのアドバイス伝えてくださいよ、センス無いから料理止めた方がいいって…あ、俺用事あるんで帰ります…変なモノ食って気持ち悪いし…」スタスタ
慧音「お、おいっ!待てっ!!……待てよ…くそぉぉぉぉっ!!!」ガンッ
妹紅「なぁけーねぇ…どうだった?ちゃんと食べてくれたか?」ソワソワ
慧音「っ!!あ、あぁ…凄く美味しいって褒めてくれたぞ!!凄く……」
妹紅「ホ、ホントか!?よ、良かったぁ~!!…よ~し、次も頑張って作るぞっ!!」ニコニコ
慧音「…っ」ズキン
慧音(…くそっ……何なんだ…この罪悪感は…)