09/07/22 18:04:40 GT98sLFaO
765プロ事務室。
ここでとある女性がぼんやりとコーヒーの湯気を眺めている。
そう、如月千早である。
彼女は先ほど聞かされた話を何度も頭の中で反芻しているのだ。
なんとも居た堪れない姿である。
同事務所のアイドルが、気まずそうな表情で彼女に話しかける。
ちなみに彼女も当然仕掛け人。
天海○香「このときの千早ちゃんは、パッと見は平然としているようでした。
ですが、実のところすっかり取り乱していたんです」
それにしてもこの千早、スパイラルである。
仕掛け人がいくら話しかけても、一向に生返事しかしないではないか。
いよいよもう一人のターゲットが事務室に入ってくる。
如月千早のプロデューサーその人である。
むろん、彼も今回の件については知らされていない。
如月千早が立ち上がり、彼に対して引き攣った笑顔を浮かべる。
おそらく祝辞を述べたのだろうが、明らかに相応しくないムードである。
第二のターゲット、不穏な場の雰囲気に戸惑っている様子。
仕掛け人に話しかけるが、もちろんまともな返事は返って来ない。
と、次の瞬間! なんと彼女が泣き出してしまったではないか!
やむなく仕掛け人、ここ