09/06/22 01:10:23 PZPT560F0
季節感がまるで無いのは、昔に書いたものだから勘弁してね
仕事が終わって家に帰ると、真美がコタツに寝転がって雑誌を読んでいた。「あ、兄ちゃんおかえりー」
ただいまと返事をしつつ、なにを読んでいるのか上からのぞき込んでみる。
どうも雑誌ではなくファッションカタログのようだった。
「いおりんがね、『あんたもそろそろファッションに気を使いなさい。女はね、まず見えないところからなのよ』ってこれくれたんだよ」
ページをめくりながら真美が答える。
ファッションか、よし、自分もプロデューサーの端くれだ、真美をコーディトしてみようと意気込んで、カタログをチェックしてみたら
真美さん! これ、ジュニア用セクシーランジェリーのカタログじゃないですか!
なに読んでんの!?「え~、これぐらい普通しょ。クラスのみんなもこんなの着てるし」
まじで!? そうなのか……
「あ、でも兄ちゃん的には花よりお饅頭かな~?」
にんまりした笑顔で言ってくる。
もちろん紳士の自分はそんなことないですと否定した。
すると真美は耳元に顔を近づけて、こう囁いた。
「あのね、コタツに入ってるから見えなけど、真美、いま下になにもはいてないの」