09/06/16 11:49:12 AFxOck9o0
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「そろそろ諦めて、ペットになりなさい？」
すっと男の体に身を寄せて、さとりはくすくすと笑う。
男の耳朶にさとりの悩ましげな吐息が吹きかけられる。
擽るようにさとりの細い指先が男の顎を撫でた。ふわりと漂うさとりの芳香。
その全てが男の体を絡めとり、内から蕩けさせていく。
「ふ、ふざけるなっ……！」
地霊殿にきてから延々と快楽攻めと射精管理を繰り返されてきた男は、
からからになった喉から何とか言葉を搾り出す。
体に刷り込まされた快楽の記憶が蘇り、男のペニスは自覚もないまま勃起してしまっていた。
さとりはそれを確認し、満足気な笑みを浮かべる。
「ふふ……それは残念」
ぺろりと舌を見せて悪戯っぽく微笑むさとり。柔らかな白い指がペニスに触れた。
「っ！？」
さとりは左手の小指の爪でペニスの裏筋を引っかくようにして撫でた。
その刺激だけで男のペニスはピクンと跳ね上がる。
「力まないで…何も考えずに、快感に身を任せて……」
耳元で囁きながら、さとりは男の反応を楽しむように小指だけを使ってペニスをくすぐる。
「はぁ…あっ！？……う…」
男の性器のツボを知り尽くした巧みな小指の愛撫に、男は言われなくても快感に頭が真っ白になってしまう。
五回ほど小指が往復し、次第に快感よりもその刺激がもどかしく感じるようになったとき、
それを察したようにペニスが掌の温もりに包み込まれた。
「んっ！？」
見るとさとりの雪のように白い手が男のペニスに絡みついていた。
逆手に握ったペニスをさとりはゆっくりと上下させていく。
さとりは掌で竿全体を扱きながら、親指で亀頭やカリを刺激し、
また人差し指で時折玉袋の繋ぎ目をなぞるように愛撫を加えてくる。
その手付きは滑らかで緩慢としたものだったが、男のペニスはなす術もなく絶頂へと昇りはじめた。
男にとっては手コキのテクニックよりも、少女に扱かれているということ自体に激しい興奮を覚えていた。