歴代テイルズ共演スキットを妄想するスレ Vol.7at GAMECHARA
歴代テイルズ共演スキットを妄想するスレ Vol.7 - 暇つぶし2ch821:名無したんはエロカワイイ
09/04/19 17:09:31 z42EDw8R0
アニー「うう……」
ニアタ「どうしたんだい、アニー? 顔色が優れないようだが」
アニー「マオからまた怖い話を聞かされてしまって……。
    いけませんよね、医者を志すものが幽霊を怖がるなんて」
ジューダス「誰にだって苦手なものはある。僕の仲間も神殿騎士で大柄筋肉質のクセに幽霊と聞くと腰を抜かすからな」
アニー「でもロニさんはもう神殿勤めを辞めてますし」
ジューダス「ロニだとよくわかったな」
アニー「マオが話を始めた瞬間、目にもとまらぬ速さで逃げてましたから」
ジューダス「…………」
ニアタ「ハハ、よくわからぬものを恐れるのはヒトとして当然のことさ」
アニー「でも私は」
ニアタ「なら死について自分の納得がいくまでトコトン考えてみると良い。
     そうすることで、生に対して新しい発見があるかもしれないからね」
ジューダス「メメント・モリ、か」
ニアタ「そなたは博識だね」
アニー「ううん……」
ジューダス「ピンとこないようなら、自分は死んだらどうなるか想像してみるといい。
        そうすれば幽霊に対し、ある程度自分の中で了解がつくだろう」
アニー「……ジューダスさんはそういうことを考えたりするんですか?」
ジューダス「誰でも一度は戯れにすることだ。
       そうだな、僕にとって死とは、記憶の集合体となることだ」
アニー「記憶?」
ジューダス「ああ、肉体を失い、記憶の塊となった僕は宇宙を、または次元を彷徨った果てにある大きな樹の元に辿り着く」
アニー「それで、どうなるんですか?」
ジューダス「そこで僕は新たな樹となる種の一部となって新たな世界をかたちづくる礎になる。
       そして、アイツに見送られながら僕は新たな命となるための……」
アニー「アイツって、誰のことなんですか?」
ジューダス「お前は、誰のことだと思う?」
アニー「わかりませんよ」
ジューダス「僕もそこまでは決めていない」
アニー「ええっ!?」
ジューダス「言っただろう、これは僕の想像だと。」
アニー「ううっ、それはその通りなんですが、なんだか釈然としないというか」
ジューダス「フフッ、この調子ではマオにからかわれなくなるのは無理かもしれないな」
アニー「うう……、ジューダスさんの馬鹿」
ニアタ「おや、機嫌を損ねてしまったようだね。ところでジューダス、今の話なんだが」
ジューダス「なんだ、お前も真にうけたのか?」
ニアタ「いや、冗談というにはあまりにも」
ジューダス「嘘とは真実に近いよう話すのが、相手をだますコツだ。そうだろう?」
ニアタ「……わかった。もうこの話はお終いにしよう」


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