【受験生に】如月千早47【エール送ります】at GAMECHARA
【受験生に】如月千早47【エール送ります】 - 暇つぶし2ch774:SS 1/2
09/02/04 00:57:00 L4FF0uUj0
「一応参加はしますけど、投げるつもりはないのでそこにでも置いてて下さい。」
「んん…まぁ無理にとは言わないが…じゃあここに千早の分は置いとくから。」
それじゃ。プロデューサーはそう言うと部屋を出て行った。
「ガオー鬼だぞー悪い子はいねーかー。」
「プロデューサーさん、それはなまはげですよ。なまはげ。」
「兄ちゃんに豆を投げろーぶちかませー。」
「プロデューサー、覚悟してくださいよ。バーンってやっちゃいますから。」
「ちょっとあんた何逃げてんのよ。みんな、追いかけるわよ。」
ドタドタと騒音と共にみんなの声が遠ざかる。
「みんな楽しそう。やっぱり今からでも…」
でも今更どんな顔をして…やっぱりここで静かにしていよう。
はぁ…とため息を吐き、楽譜に目を落とす。
しばらく楽譜に目を通していると、ガチャと誰かが部屋に入ってきた。
「あれ、千早さん?もう鬼は外は終わったんですか?」
「えっと、まだだけど。でもほらプローデューサーも居ないし。」
それを聞くと高槻さんはにっこりと笑い、ツインテールを手で持ち上げた。
「がー鬼だぞー。悪い子はお尻ペンペンしちゃうぞー。」
「ええ?どうしたの高槻さん?」
「あ、私今日は鬼役なんです。ささ、鬼は外しちゃってください。」
そういうと高槻さんは、がおーがおーと言いながら部屋の中をうろうろし始める。
私は机の上にあった枡の中から豆を手に取り、高槻さんにえいっと投げつけた。
「うっうー、やられちゃいましたぁ。これで千早さんにも福が来ますね。」
「ふふっ。そうね、高槻さんのおかげで福が訪れそうだわ。」
「あの、私まだ鬼は外してないんで千早さんに鬼役をお願いしてもいいですか?この腕章が鬼のしるしで、」
高槻さんが腕章を外そうとしていると、廊下から声が聞こえてきた。
「あーあーあー、こちら真美。ヒューストン、ヒューストン、応答せよー。」
「こちらヒューストン。どうした、真美大佐。」
「兄ちゃん捜索中にやよいっちを発見。応援送られたしー。」
「りょうかい!今すぐ応援を…って真美!やよいっち逃げてるよー。」
「ああー!えーい追いかけろー。」
そういうと、二人は高槻さんを追いかけて行ってしまった。
しまった…二人の後についていけばよかった…
みんなにまざる機会を失った私はまた一人ぼっちになってしまった。


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