09/01/18 16:59:41 KFu+jUiuO
そういや貴音って律っちゃんより年下なんだよな。
体格では明らかに貴音の方が大人なのに。
その事を内心気にする律っちゃん…
けど貴音は年功序列を重んじる性格から、
ライバル事務所のアイドルとはいえ律っちゃんに対してはきちんと敬語を使って接する。
そんな姿に感動する律っちゃんは、貴音に対して好感を抱いていく。
一方貴音も、律っちゃんの真面目性格や仕事ぶりに尊敬の念を抱いていく。
ある日のオフに、街でばったり顔を合わせた二人。
特に用事も無かったので、二人で街を歩くことに。
流行りの服などには比較的疎い律っちゃんだが、さらに流行りに疎い貴音に対して
「あの服は○○って有名人がTV番組の衣装で着てから流行り始めて~」
「あそこのチーズレモンパイがとても美味しくて、午前中から行列が絶えない人気店で~」
と、持ちうる情報を搾り出して披露していく。
それらに興味深そうに耳を傾ける貴音。
普段、春香や真から流行りの情報を教えてもらう身だった律っちゃんは、
初めて同年代の子に流行りを教えるという経験に気をよくする。
「律子さんは普段真面目にお仕事をこなしているのに、巷の流行にまでお詳しいなんてとても勉強熱心なのですね」
「そんな、私なんて全然(照)…あ、私の事は『律子』って呼んで。大人っぽい貴音にさん付けで呼ばれるとなんかむず痒いな気分だわ。」
「そんなっ、律子さんは年上の方ですからそのような無礼は…」
「お願い…気の合う友達にそんな気遣いはしてほしくないの。」
友達…
その言葉に胸が熱くなる貴音。
「わかりました………律子」
「『わかりました』じゃなくて『わかったわ』でしょ?ふふっ♪」
「ええ、わかりま……わかったわ、律子♪」
…いかん、律×千派なのに、妄想が…勝手に…ぅわあああ!
全く関係無いが、「貴姉ぇ」という単語を思い付いてしまった(;´_>`)