08/12/19 06:41:35 TAS9qe540
(高槻家のクリスマスパーティーに呼ばれた俺は
やよいたちと楽しい時間を過ごすことができた・・・)
「あ、もうこんな時間か!終電もなくなったなあ・・・」
「プロデューサー、今日はうちに泊まってくれませんか~?」
「え?でも、それはやよいの家族に悪いよ・・・」
「そんなこと、ないですよ~! お母さんもぜひ泊まってほしいって!」
お言葉に甘えて、高槻家に一泊することになった・・・。
「そういえば、やよいのお父さんは?」
「お父さん、今日は道路工事のアルバイトで夜勤です。うぅ・・・」
「そうか、大変なんだな。クリスマスの夜なのに・・・」
高槻家は、六畳間に布団を広げて、家族が「川」の字に寝る。
俺の布団の左隣にはやよい母
右隣にはやよいが寝ている。
と、いうことは、俺は母娘にサンドイッチにされてるわけで・・・。
(そうか・・・。ここは普段のやよい父ポジションか・・・!)
こういうところに無頓着というのが
いかにもやよいの家族らしいというか、なんというか。
「やよい・・・。やよい?」
「・・・くー」
やよいは寝てしまった。相変わらずの寝つきの良さだ。
まるで天使のような寝顔だった。
思わず、頬をぷにぷにしたくなってしまう・・・。い、いかん!
慌てて反対側に寝返りをうつと、こっちにはやよい母の寝顔がある。
・・・物凄い美人だ。俺は唾を飲んでしまった。
この美人が、本当に五児の母なのか!?とても信じられない・・・。
右を向いても、左を向いてもドキドキが止まらないので
俺はずっと天井を睨んで固まるしかなかった。
「あなた・・・」と、やよい母が呟いて俺の腕をつかんだ。
旦那と勘違いしているのか!?
お、俺は、あなたの夫じゃありません!・・・と抵抗、できるはずもない。
やよい母の布団に半分引きずりこまれた。
そうか、こうやって高槻夫婦は、子供たちが寝静まった頃に子づく
・・・考えている場合か!!
人妻の匂いがした。凶器みたいな匂いだ。
俺がぷっちん!する直前
「・・・今日は、してくれないの?」
俺はやよい母から、唐突に解放された。滝のような冷や汗が流れた。
隣ではやよいが、安らかな寝息を立てている。
「うっう~!朝ですよプロデューサー!・・・はわっ、どうしたんですか?」
「いや、全然寝つけなくて・・・」
「うぅ・・・。うちの枕が合わなかったんでしょうか・・・」
台所では、やよい母が何事もなく、朝食の準備をしている。
あれは、本当に無意識だったのか。本能ってやつは恐ろしい・・・。
「プロデューサー!また、泊まってくださいね~!」
「え?あ、ああ、もちろん!呼んでくれるなら・・・」
次に、やよいに弟か妹ができたら、そのパパは俺、とかなんとか・・・
キャー!! 俺ってばなんてことを! キャー!!
「? どうしたんですか~?顔、真っ赤です・・・」