【サイレント】高槻やよい28うっうー【ナイト】at GAMECHARA
【サイレント】高槻やよい28うっうー【ナイト】 - 暇つぶし2ch51:名無したんはエロカワイイ
08/12/18 17:14:52 4C7MBY1d0
「おはよーございまーす!」

「あれ、やよい!?学校は…?」
「もう学校は午前中だけなんですっ」
「そうか、もうすぐ冬休みだもんな…でも、なんで事務所に?」
「この時期、私が弟妹の分までお昼ご飯用意してるんですけど、痛む直前のものを
使い切ろうとしたら、少し余っちゃって。プロデューサー、お腹空いてたりしませんか?」
「いや、昼はもう食べたが」
「うう…そ、そうですか…」
「あっ。ただ、もうすぐ小腹が空く時間帯ではあるよな!何を作ったんだ?」
「は、はい。おにぎりでーす!」
「おにぎり?!ミキにも分けてほしいの!」
「美希!いつの間に入ってきたんだ。全く気配がなかったのに」
「カタイ事はいいの!やよい、良かったら、チョーダイ?」
「ちょうど3つありますから、3人で分けましょー!」

(使い切らないと駄目なもの、か。成程ね…)
「やよい、固いお米が少し混じってるの」
「ううう、すみません、底のほうのご飯で作ったから…」
「具は何だ?」
「もやしと白菜の卵とじです。お砂糖とおしょうゆで味付けしました!」
「…へえ。けっこうイケるな」
「ちょっとスキヤキみたいなの!」
「ふぉうれすくぁ?うぐっ!もぐ…ごくん、ゴホッ!!ゴホゴホ!」
(急いでやよいの背中を軽くたたいてやる)
「食べながら喋るからだ!あと咽せるのをムリに遅らせるんじゃない!」
「ゴホッ、ゴホ…はあ、はぁ~…」
「大丈夫か?」
「はい!もう平気です。ありがとうございます、プロデューサー!」
「ごちそうさまなのー。・・・なんか眠くなってきちゃった。あふぅ。ソファーで寝てこよ…」

「ごちそうさま。…なんか『ごちそうさま』って言うの久しぶりな感じだ」
「えっ?まさかプロデューサー、ご飯食べてないんですかっ!?」
「そうじゃなくて、一人暮らしだからな。最近誰かと外食することもないし」
「だめですよ?ごちそうさま、っていうのは作ってくれた人と食べ物への感謝のコトバなんですから!」
「まあ、そうなんだけど。独り身だと無性に空しくなってくるから」
「そうなんですか?」
「でも、今回はこうして手料理を一緒に食べて、何となく言いたい気分になったんだ」
「手料理なんてものじゃ…あ、そうだ!私、またプロデューサーに何か作って持ってきます!」
「えっ?何で?」
「プロデューサーの『ごちそうさま』がいい感じになるように、です!」
「何だそりゃ?でも大丈夫か?…その、金銭的に」
「ああっ、そうですね。じゃあ、大丈夫なときに作ります!」
「いや、少しくらいなら出すぞ?」
「うー、でも…」
「…そっか、じゃあ俺も何か作るよ。やよいの家族の分も」
「え、ええっ!?そんな、悪いです!」
「どうせ男の料理だ、細かい分量なんて調節できっこないからな。あ、でも、俺の料理なんか食いたくない?」
「そんなことありません!すっごく嬉しいです!」
「そうか。最初はいつごろにしようかな?」
「クリスマスはどうですか?ウチでパーティーやるんです」
「邪魔にならないか?」
「大丈夫です!弟たちも、プロデューサーには懐いてたしっ」
「よーし、腕によりをかけて作ってやる」
「私も負けません!うっうー、楽しみでーす!」

こうして俺は、聖夜をまたぎ二度に渡って高槻家に行く事となったのだった。
【続かない♪】


次ページ
続きを表示
1を表示
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch