08/11/24 18:50:26 qAC6CYvj0
数時間後れいむがドスを伴ってまりさの巣の前に戻ってきた
れいむの話ではあまり要領を得なかったのだがお兄さんとまりさ一家が
危険な状態にあることをドスは理解している
「お兄さん話はできる?寄生ありすってなんなの?何が起こったの?」
「…ドスか、良く来てくれた…まずわたしの話を聞いてくれ…」
そういうとお兄さんは自分たちの身に起こった事と、そして
この三日間で分かった寄生アリスの生態とその危険性を語って聞かせた
さすがのドスもあまりに気色の悪い内容に青ざめ、一緒についてきた
ぱちゅリーにいたっては生クリームを吐いて気絶している
「それでドスは何をすればいいの?人間のお医者さんを連れて来ればいい?
それとも他のゆっくり研究者?」
「…いや、どの道手遅れだ…わたしもまりさも助からん…それよりも君には
やって貰いたい事がある…」
「ゆ?それって?」
「…ドススパークでこの巣ごと寄生アリスを焼き払え」
数秒の沈黙。そして声を上げたのはれいむだった
「だめだよ!そんなことできるわけないでしょ!まりさもおにいさんもしんじゃうじゃない!」
「…それほど危険なんだよ、このアリスは。下手にこの土をどかせて一匹でも逃がせば
あっという間に数を増やして、ゆっくりはおろか他の生き物まで悲惨なことになるんだ」
でも、でも、と渋るれいむを押しのけドスが前に出る
「ほんとうにいいのね?おにいさん」
「…やってくれ、こんな醜悪な寄生虫に食い潰されるよりは遥かにましだ…」
思ったより長くなった 続きます