08/11/26 05:29:20 sHCjR2qs0
■グラビア撮影(ランクC)
【とある事務員の禁止目録】
全国の同業者、または並列時空に存在するプロデューサーさん達へ。
わたくし、10万と3,000通り以上のプロデュース方を記録する音無小鳥が、今回はひとつの
大変な事件について、二度と同じ過ちを繰り返さぬよう、ここに記しておきます。
ランクCに上がった千早ちゃんを、メジャー進出の勢いに乗じて有名雑誌のグラビアページで特集し、
一気に知名度を上げようと、大きなお仕事をくださった雑誌社がありました。
その会社は、千早ちゃんがランクFの時代から注目してくださったところです。
マイナー時代は何度もお世話になり、プロデューサーさん的には、絶対に断れませんでした。
しかしながら、要求される水着とポーズは今までに無いほど刺激的なもので、
千早ちゃんも会社のしがらみ上、断れない雰囲気なのは分かっているのに、気が乗りません。
お仕事的には、ただ写るだけではダメなのです!だって、メジャー誌のグラビアなんですから。
本人が心の底からの最高の笑顔をカメラに向けて欲しいわけです。
そこで、プロデューサーさんとわたしは、一計を案じました……
小鳥「いだだだっ!!ちょっと、腰、きつい……」
P 「我慢してください!ほら、化粧………うん、ほくろも消えたし肌も若く見えます!」
小鳥「あとは、長いかつらを付けて……こほん『真面目にやってください!くっ……』」
P 「素晴らしい!亜美真美以上にクオリティの高い声質です。どっから見ても大人の千早だ!」
小鳥「この日のために、ダイエットさせられましたからね……終わったら、分かってますね?」
P 「はい。千早が気持ちよく仕事してくれたなら、松坂牛くらい安いモンです!」
小鳥「今日の千早ちゃんは……自主レッスンで、近くの公園にいるはずね」
P 「そうです!よろしくお願いします」
■
千早「ふぅ……仕事なのは分かってるんだけど……やっぱり踏ん切りが……くっ」
小鳥(偽装千早)「こんにちは」
千早「へ?は、はい……こんにちは。えっと、どちら様でしょうか?」
小鳥「うふふ……羨ましいなぁ。四年も若いとお肌のツヤがいいわね」
千早「あの、本当にどちら様で……」
小鳥「わたしは如月千早……もっとも、19歳の如月千早だけどね……って言っても信じないかな?
じゃあ証拠。ランクCになった日、プロデューサーと……ごにょごにょ」
千早「な、なんでそれを!?芸能記者どころか、事務所の誰にも言ってないのにっ!?」
小鳥「そう、だからわたしはあなた!ま、信じる信じないは自由だけどね♪ちなみに、今は
グラビアのお仕事でどうやってやる気を出すかで悩んでるのよね?」
千早「そう、です……未来のわたしなら、その先は分かっているんでしょうけど……
いいんですか?わたしが未来を知ると、歴史が変わったりして、大変なことになるのでは?」
935:SS
08/11/26 05:29:54 sHCjR2qs0
小鳥「そうね。だから、具体的なことは何もいえない。だから、わたしの独り言で察して欲しい。
あなたには、これからも望まない仕事が何件も来るわ。でもね、後で振り返ると、全部いい思い出。
さんざん胸ネタでいじられても、そんなの気にしないわ。だってわたしには歌があるし、それに……」
千早「……っ!?そ、それ……え?えっ……D?いや、Eまで行くかも……す、すごい……」
小鳥「今となってはあの頃、写真集の仕事、もっとしとけば良かったかなー、なんて思うの。
自分のコンプレックスで、プロデューサーに迷惑かけてばっかりだったなーって、思うの……」
千早(そ、そうなんだ……わたし、四年後には、そんなに立派になれるんだ……)
小鳥「さて、わたしは何も言わなかったわ♪自分を大切に、ね……じゃあね」
■
それから、千早ちゃんは事務所に戻ってきて、プロデューサーにグラビアの仕事を全力でやると言ってくれました。
撮影は終始好調で、あたしもあの時ほど笑顔でかつテンションの高い千早ちゃんを見たことがありません。
………ただ、その時は良かったと思い込んでいたのですが、3ヶ月、4ヶ月経つにつれて、
嘘をついたツケが膨らんでいきました。
雪歩ちゃんから聞いた話だと、更衣室で胸を触りながら、『あと三年八か月で……うふふふ……』
と笑っていたり、やよいちゃんのバストが74になっても、真ちゃんのカップがBになっても、
心から嬉しそうに『そう。良かったわね♪』と微笑む千早ちゃんの話を聞いて、あたしたちは、
目先の利益のために、とんでもない事をしたとようやく気付きました……
小鳥「どうしましょう、プロデューサーさんっ……あたしたち、ニワトリに空を飛ぶ訓練をさせていたんじゃ……」
P 「そりゃ酷い!千早だって将来大きくなる可能性はある!」
小鳥「……なら、それを信じてこのまま知らんふり、できます?」
P 「ぐっ……………で、できませんっ……それはあまりに人の道を外れている!」
元々はあたし達のまいた種ですし、結局は二人で土下座して千早ちゃんに謝りました。
そして、当然の如くその日からテンションは真っ黒。スパドルはおろか、マスターオーディションも
制覇できず……130万人のファンがいるにもかかわらず、ランクBで千早ちゃんは活動を停止しました。
いくら絶望的な状況だからって、安易な嘘で解決することの愚かしさを、ここに記しておきます。
繰り返しますが、願わくば二度とこのような悲劇が起こらぬ事を切に願うものであります……
※真面目なのを書くと、馬鹿なのが書きたくなる。
>>932の絵を見て、そんな妄想を80分で作ってみた……
936:名無したんはエロカワイイ
08/11/26 05:56:45 OWVDfd8KO
今なら出来そうな気がする。
5分千早嫁。
937:名無したんはエロカワイイ
08/11/26 05:59:15 zJJroRH+0
>>936
――――― _,-'´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`-,―――ト、―‐
―――――‐_,-':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',―‐、__人_ノ `ー′
―――――‐ィ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::_;:-r、::.r-、::i―ノ
――――― ´{::::i、ト(ヽ( !、r'ソ-'フ_,..- l::!r、l::}―> そう何度も
―――――l、!¨フp、._ _.. イヾハ !ノノ l:::}ー>
――.--、_―――! .l l.._`′ ー ′ .ノ:,'..:..:> 抜かれて
―‐ 「`ヽ.、__ノ―‐.. -‐'' ^'.l. ,.ニ-‐‐ 、 r'.:/..:..:..>
―r┴、、_ノ { ―‐r''´..:..:..:..:..:..:.} ト、._.. -} `K..:..:..::> たまるか~!!
‐⊥‐r┘ `ー-┴'⌒ソ..:..:..:...-ト.、 レ' ̄ `V . 〉..:..<
(、__`ヽ、 /..:..:.:/ /:..:.:`r、`ー‐ ′,.イ /..:..:..:..´⌒ヽ
938:名無したんはエロカワイイ
08/11/26 06:09:22 cteiSoiP0
>>870-871
おkお疲れさん。よかったよ、
ひとつだけ、夢の中であったやり取りに関して。
実際にはなぜか某の千早の呼称は名前呼び捨て。
名前そのものが不明な事ともに、アケ初期からいまだに情報の片鱗すら語られない
アイマス千早道に残る謎の1つだ。
>>901
俺からもやるよ。
>>910
ああ……うまそうだな……。