08/11/11 21:40:18 FdEJcXFx0
>>60
千早は看病されたりしたことはきっとないから、風邪をひいて寝込むということは
寒い部屋の中で孤独に熱に耐え、夜中に空腹で目が覚めて台所に行って
冷たい食事を電子レンジで暖めて一人で食べる
それでも三人で一言の会話もなしに食べる食事よりはまし…
そんなイメージだったに違いない
「千早さん!みんなでお見舞いに来たの!」
「大丈夫ですか?部屋の掃除とか洗濯とかしますねー!」
「風邪ひいてるときはお風呂入っちゃいけないっていうけど、洗っておくから少しは清潔にしなさい!
外国では冷たい水につかったりするんだから!」
「うわー!一人暮らしなのに部屋広いねー!」
「シーツ交換しますから出してださいー!新しいのはどこですかー?」
「ステレオ大きいー!外国のCDとかがいっぱいあるよ!」
「見て見て!冷蔵庫に高そうなハムあるよ!」
「ちょっと蒸しますね…窓開けて新鮮な空気入れます、少し寒いのガマンしてください…」
「牛乳あっためる!お砂糖どこー?」
「電話がなってる!はいこちら如月です…ああ、なんだ、え?道に迷った!?」
「ううー!見たことの無い洗濯機ですー!どうやって動かすんですかー?」
「あ!お薬買ったのに薬局に忘れてきちゃった!」
「…お願い…みんな静かにして…頭、痛い…うう、寒い…」
とは言いつつたまには風邪も悪くないかな、とちょっと思う千早の姿まで想像余裕でした