08/11/13 21:25:56 d/AeYKBEO
千早「律子、ちょっと良いかしら」
律子「ん、なに？」
千早「今度の休みなんだけど、買い物に付き合って欲しいの」
律子「いいわよ。でも、何を買うの？」
千早「あの、携帯電話を…」
律子「あら？携帯なんて何でも良かったんじゃないの？」
千早「い、今あるのはカメラが付いてないから…」
律子「随分物持ちが良いわね…
分かったわ。私が良いのを選んであげる！」
－ ちょっと前の事務所 ―
亜美「見て見て、兄ちゃんの待ち受けだよー」
そこには亜美真美に抱きつかれたＰの姿があった
春香「あーっ、いいなあ。私も今度撮らせてもらおうかな」
美希「ミキもハニーの待ち受けなの、ほら☆」
待受画面には美希と腕を組んで、ちょっと困った顔のＰがいた。
伊織「い、いつの間に…」
そこにレッスンを終えた千早が戻ってきた。
千早「なんの話？」
伊織「ちょっと聞いてよ千早！
美希ったらこのスーパーアイドル伊織ちゃんを差し置いて、
う、うう腕、腕を、腕を…」
千早「ちょ、ちょっと水瀬さん、落ち着いて」
今にも暴れ出しかねない伊織の迫力に流石の千早も押され気味である
春香「今ね、携帯の待受の話をしてたの」
千早「待受？」
春香「そして伊織がああなった原因はこれ」
そう言って美希の携帯を見せた
千早（!!…美希とプロデューサーが腕を組んで…）
その場に固まる千早
まるで雷にでも打たれたかのようだ
春香「千早ちゃん？」
千早「はっ!?」
春香「大丈夫？」
動きの止まった千早を心配して顔を覗き込んだ
千早「だ、大丈夫よ。でも、これってどうやって？」
美希「どうやってって…、携帯のカメラで小鳥に撮ってもらったの」
千早「そ、そうなんだ…」
律子「でも、カメラ付き携帯が欲しいなんて
どういう風の吹き回し？ 何を撮るの？」
千早「え？ え、えっと、その…あの…、そ、そう子犬！
ペットショップに可愛い子犬がいたから… 」
― 数日後 ―
千早「あの、小鳥さん。お願いが…」
小鳥「うふふふ、どんな写真を撮るの？」
千早が最新の携帯を持つ理由を妄想してみました