09/05/16 01:35:30 aXxk0X8g0
おぎゃあ…おぎゃあ…
「お姉ちゃん！」
「ユウ…！。産まれたよ。私とユウの赤ちゃん」
「よかった…。無事に産まれたんだね…」
「見て、ユウに似たとってもかわいい男の子だよ」
「この髪の色はお姉ちゃんソックリだね」
「うん」
「お姉ちゃん…。僕たち…いけないことしちゃったんじゃ…」
「何をいまさら言ってるのよ」
「だって…。僕たちは…」
「ユウ。何度も言ったけど、私にはユウしか見えない。ユウ以外の男の人と一緒になろうとなんておもってなかったの」
「僕だってお姉ちゃんとずっと一緒にいたい！」
「だから何の問題もないよ。私たちが愛し合った結果だもの」
「…そうだ。そうだね！これからきっと辛い生活が待ってると思う…。でも、僕たちなら乗り越えられる！」
「うん！ユウと一緒ならきっと！」
ｆｉｎ
アメリア「いやー。いい話だなー」
リディア「いい話ですねぇ」
ミランダ「泣けるわ…」
サツキ「いい話なのはとってもよくわかるんですが、誰が作ったんですかこの映画」
フランシス「マロン先生が脚本した『私は弟に恋をする』っという自主制作映画だ。今度の文化祭で上映しようと思ってね」
マロン「ちなみに映像を作ったのも私だよ！」
サツキ「だからアニメ絵なんですね。ってそんなことより！どうして私とユウの名前を使ってるんですか！」
マロン「みんなが感情移入しやすいように身近な人の名前を使ってみようかなーって思って」
サツキ「そんな気遣いはしないほうがいいです！映画を見た人に危険な姉弟扱いされます！」
ガルーダ「いいぃや、けっこう受け入れられると思うぞ」
サツキ「そんな目で見られてたんですか私！」
ロマノフ「ところでサツキ先生。生物学的に言って近親交配は大きな危険を伴うのじゃ。くれぐれも気をつけるのじゃぞ」
アメリア「気をつけてね」
リディア「気をつけてね」
ミランダ「気をつけてね」
サツキ「あーもう！」