08/10/29 01:33:53 pwXMU8e4O
千早は一人、会議室に佇んでいた
P「どうした、千早」
Pが声をかける
千早「……」
P「また、スタイルの事で悩んでるのか?」
千早「!!」
千早の体がビクッと動く
P「やっぱり……」
Pは呆れたように言う
千早「だって…」
P「いいか?千早のスタイルは悪くない。何度言ったら分かってくれるんだ?」
千早「でも…」
P「でも?」
千早「だ、だから…その……私…む、胸が…」
千早は言いにくそうにしている
P「なんか、いつもと違ってハッキリしないな…」
千早「私…あまり胸が大きくないから…」
消えそうな声でそう言った
P「胸の大きさが女の人の魅力の全てではないと思うけど…」
千早「言葉だけならどうとでも言えます」
千早は疑心暗鬼になっている様だった
Pの言葉も伝わらない
P「困ったな…俺はどうしたらいいんだ?」
千早「こ、行動で示してください…」
真っ赤になった千早
両手をモジモジとすり合わせている
千早「わ、私に勇気を下さい…プロデューサーが勇気をくれたら、
スタイルの事なんて気にならなくなると、お、思うんです…」
そう言って目を閉じた
P(これって、キスって事…だよな…)
千早「……」
P(女の子に恥をかかせる訳には…)
Pが動こうとしたその刹那…
??「ちょーっと、待ちなさーい!」
P・千早「!!」
他のアイドルがなだれ込んできた
春香「プロデューサーさん、ドジな私に勇気をくださーい!」
雪歩「あの、ひんそーな私も勇気が欲しいですぅ」
あずさ「ノンビリし過ぎな私も勇気を下さい~」
真「男の子みたいって言われるボクも…」
P「ちょ、みんな、待てって…」
Pの周りをアイドル達が取り囲んでいた
律子「寸胴な私も…」
伊織「素直じゃない私も…」
やよい「わ、私、子供っぽいから…」
美希「何だかよく分からないけどミキも自信がないの、あはっ☆」
亜美「ミキミキ、それは無いと思うよ…」
真美「あれ?ピヨちゃんは?」
小鳥「あの、プロデューサーさん。私、30までに結婚できる自信が…」
765プロは自信の無い女の子でいっぱいだった