08/10/31 23:25:01 w5UUHRH80
>>472と>>473から妄想が止まらない
「プロデューサー」
「どうした、雪歩。って、その格好」
「プロデューサー、Trick or treat？」
「その格好自体が既に悪戯だろ？」
「うう、あんまりじろじろ見ないで下さい。スカートが短くて恥ずかしいです」
「ステージ衣装も同じくらいに短いだろ？」
「ステージは別なんです。ともかくTrick or treat？」
「悪いけど、お菓子は持っていないぞ」
「じゃ、じゃあ、トリックですね」
「お手柔らかに頼むぞ」
「は、はい」
雪歩はそこまで言って深呼吸。
「プ、プロデューサー」
「なんだ、やっぱり止めるか？」
「あの……今夜は、ちょっと悪い子になってもいいですか？」
「ま、待て、雪歩、何をする気だ!?」
「質問はなしです。今の私はちょっと悪い魔女なんです。えいっ」
かわいい気合いの言葉と共に雪歩は彼の口にポッキーを押し込む。
「そのまま動かないでくださいね」
そう言うと雪歩はポッキーから手を離し、代わりに自分の口でポッキーを支える。
「ひょ、ひょっとみゃて（ちょっと待て）」
「みゃちみゃひぇんひょ（待ちませんよ）」
彼にそう答え雪歩はゆっくりとポッキーを囓り始めた。
「と言うのはどうかしら？」
「無理ですよぉ、小鳥さん」
「ふふ、諦めたら試合終了よ。とりあえずポッキーを渡しておくわね」
小鳥は雪歩にポッキーを握らせ去っていった。
「うう、どうしよう･･････そうだよね。ちょっと悪い子になってもいいよね」
一つ頷き、雪歩はポッキーを手に歩き出した。