08/10/15 17:24:41 uZ3Mb1jZO
P「『蒼い鳥』ってさ」
千早「なんですか?」
P「千早の代表曲だよな?」
千早「そうです」
P「千早もこの歌のように高みを目指したいと思ってる訳だ」
千早「はい」
P「つまりこの歌は千早そのものって事だよな?」
千早「そうですね」
P「はぁーっ」
Pは大きくため息をつく
千早「プロデューサー?」
千早は困惑した。
いつもは脳天気なP
自分はその明るさに幾度となく救われて来た
その彼がこんなに落ち込んでいる
一体彼に何があったのだろうか?
千早「あの…何かあったんですか?」
P「………」
千早「『蒼い鳥』に何か問題が?」
P「そうじゃないよ」
千早「じゃあ、何を悩んでるんですか」
P「いつか…」
千早「いつか?」
P「いつか千早もこの歌の様に、俺の元から飛び立って行っちゃうのかな……」
千早「え…」
P「千早の夢を邪魔したくないし…」
千早「えっ、えっ?」
P「千早の夢がかなうのは嬉しいけど、ちょっと寂しいなって思ってさ…」
千早は更に困惑した
この人は何を言ってるんだろう
私の気持ちはとうに定まっているというのに…
千早「な、何を言ってるんですか!!」
千早は叫んでいた。
千早「私がプロデューサーから離れる訳がないでしょう!」
P「本当?」
千早「はい。プロデューサーの側にいられるならなんだってします!」
P「本当に何でもしてくれる?」
千早「はい!!」
P「衣装の選り好みしない?」
千早「はい!!」
P「カップ麺食べても怒らない?」
千早「はい!!」
P「やったぁー!千早、ありがとう!!」
千早を抱きしめるP
その腕の中で千早は思った。
(あれ……今、私、とんでもない事を約束しちゃったんじゃ…)
だがPの温もりに包まれているとそんな事はどうでも良くなってきた
美希「ハニー、『ふるふるフューチャー』は美希そのものなの☆」
あずさ「『9:02pm』は私そのもので…」
律子「『魔法をかけて!』は…」