08/10/29 03:19:26 G+1vV2QMO
>…沖奈市、駅前…
番長「あれ、千枝？」
千枝「ば、番長くん!?…な、何でここに!?」
番長「一人で買い物だよ。昨日千枝が、明日は用事があるって言うから…ん、その袋は？千枝の用事って、買い物？」
千枝「え!?う、うん、まあ、そんな感じ？」
番長「なら、一緒に来れば良かったのに。買い物に時間かかっても、別に気にしな…って、何で袋隠すの」
千枝「へ？べ、別に隠してないし、ｱﾊﾊ！」
番長「いや、隠してるし。…何買ったの？」
千枝「な、何でもないよ、只の生活必需品？」
番長「…何で慌てるんだ？」
千枝「慌ててないわよ！」
番長「なら教えてよ、何買ったの？もしかして、俺にも言えない様な物なのか…？」
千枝「……」
番長「千枝…」
>…空気が重い…どうしようか…
袋を取り上げる
>千枝が話すまで待つ
話題を変える
千枝「………ブラ…」
番長「え？」
千枝「…ブラ…最近ムネ、おっきくなったから…」
番長「え？…あ、ああ！……で、どんなの？」
千枝「ど、どんなのって、こんな所で言える訳ないっしょ!?バカ！」
番長「…言えないってことはブラじゃないんだ…あ、大胸筋矯正ｻﾎﾟｰﾀｰ？」
千枝「何でだよ！ブラだよ、ブラ買ったんだよ！」
番長「本当に？大ｻﾎﾟじゃなくて？」
千枝「大ｻﾎﾟじゃないわよ、ブラ！ブラジャー!!ﾌﾛﾝﾄﾎｯｸの小悪魔ブラよ!！何よ、文句あんの!?」
番長「…千枝、声が大きいよ…」
>…通行人の視線が痛い…
千枝「!!…うぅ…何言わせんのよぅ…もう…バカ…つか、ホントバカ！ｱﾝﾀ途中からワザと言わせて遊んでたでしょ!!ﾆﾔﾆﾔしてんじゃないわよ、バカ!!」
番長「あ、千枝、待って。…ごめん、千枝が可愛くってつい…」
千枝「知らない!!…せっかく初めてｶﾜｲｲの買ったのに…びっくりさせようと思ったのに!!」
番長「…さらっと大胆な事言うな…」
千枝「でも、もう見せたげない！もうこれ、雪子達と泊まる時しか着けない！番長くんなんか、キライ!!…………てか、番長くんこそ何買ったのよ」
番長「弁当箱だよ、お揃いの。あ、でもキライな奴とお揃いの弁当箱なんて、いらないか…菜々子にあげようかな」
千枝「ダメ、いる、ｱﾀｼが貰う……もう…ｲｼﾞﾜﾙ…」
>…千枝と寄り道しながら稲羽に帰った…