08/11/23 22:30:37 A8//I49B0
咳が収まった哲志が由香に視線を戻すと、
由香はスカートを膝が見えるぐらいまで捲り上げ、もぞもぞしていました。
下着を下ろそうとしているのは明らかです。
哲志:……
哲志の視線に気付いて、スカートを持つ由香の手が止まりました。
由香:(うぅ…見られるのは…ちょっとやだ)
由香は一旦スカートを戻すと、言いました。
由香:お兄ちゃん…いいって言うまで目、つぶっててくれる?
そのまま座っててくれれば、飲めるように由香の方でしてあげるから。
哲志:あ、ああ。
哲志はぎゅっと目を閉じました。
そのまま待っていると、由香の両手が哲志の頭をそっと押さえました。
由香:もうちょっと前に乗り出して…もうちょっと下げて…そう。
後はちょっと上向いて…そう。それで待ってて。
哲志は、由香が下着を下ろしてスカートをたくし上げるのを音で感じました。
目を開けてみたいという衝動を何とか抑えていると…
ぷにっ。
哲志の顔に、一瞬だけやわらかい感触がありました。
哲志:んっ!
由香:きゃっ!
由香が悲鳴を上げて離れました。
哲志が思わず目を開けると、由香は慌てて戻したスカートを両手で押さえて、
今にも座り込んでしまいそうなほどがたがた震えていました。
由香:ふにゅぅぅ~…
由香の目にはちょっと涙が浮かんでいました。
哲志:ご、ごめん…
自分から顔をくっつけたわけでもないのに、哲志は思わず謝りました。
由香:ち…違うの。お兄ちゃんのせいじゃない。
こぼさないように、直接口をつけて飲んでもらおう…って、由香がしたの。
でも、くっついたら…急になんだか…その…すごく変な気持ちになって…
哲志も顔が真っ赤になりました。
由香の震えが収まるまでには、少し時間がかかりました。
由香:…ごめんね。こぼしちゃうかもしれないけど…
ちょっとだけ、顔を離して飲んでもらっても…いい?
哲志:うん…
由香:じゃ、もう一回ね…