08/10/23 00:45:10 GfNLV7BD0
>>794より発想
由香:お兄ちゃん…疲れた…休みたい。
哲志:え?
由香:ベッドあるし…ちょっと寝ていい?
哲志:それはいいけど…お前トイレ行きたいんじゃ…?
由香:いいよ…疲れちゃって…もうどうでもいい。
哲志:そ、そうか…じゃあ少し寝な。
由香:ん。
由香:(…きっと、寝てる間におしっこしちゃう。パンツもスカートもぐっしょりになっちゃう。
それで冷たくって目が覚めちゃう。でもそれでいいの。
このまま我慢してたって、結局もらしちゃうかもしれない。
もしかしたら、おしっこしたいままで死んじゃうかもしれない。
ここでは死んだ時の苦痛がずっと続くって誰か言ってた。
ずっとおしっこしたくて苦しみ続けるなんて…嫌だもん。
そうなるぐらいなら…今しちゃった方がいい…。
起きたら…「おねしょしちゃったぁ…」って泣いて…
お兄ちゃんに…優しく慰めてもらうんだもん…えへへ…)
由香:すぅ…すぅ…
哲志:(おねしょ覚悟…か。見たくないことはないんだが…。
あまりに可哀想だ。何とかしてやらないと…)
哲志は悩んだ末、一つの決意をすると、そっと由香のベッドに忍び寄りました…。
それからしばらくして。
由香:むにゃむにゃ…
哲志:お、起きたか。
由香:?(あれ、冷たくない…)
不思議そうにベッドの中でもぞもぞする由香。
由香:(スカートもパンツも全然濡れてない…
でも、おなかは寝る前よりちょっと楽になってる…どうして?)
哲志:よくおねしょしなかったな。偉いぞ。
由香:偉いのかなぁ。
哲志:さあ、使えるトイレ探そう。少し楽にはなったろうが、まだかなり残ってるだろ?
由香:ん(コクリ)
ベッドから降りた瞬間、由香はあることに気付きました。
由香:……え?
哲志:どうした?
由香:お兄ちゃん…どうして由香がちょっと楽になったって分かるの?
哲志:あ。
由香:それに「かなり残ってる」って言ったよね。まるで「ちょっとはしちゃった」みたいに…
哲志:それは…その…
しばしの沈黙の後、哲志は口を開きました。
哲志:…ごめんな。おねしょは可哀想だと思って…お前が寝てる間に少しだけ処理してやったんだ。
由香:しょ、処理って…どうやって?
哲志:気にするな。さあ、トイレ探すぞ!
由香:お、お兄ちゃん…