09/01/01 02:33:00 hE98JyPd
もうちょっと考察してみる。
三行でまとめられないおれを許してくれ。
問題は『崩壊のために世界が分断され、移動できなくなった』のは
いつからか、ということになる。
招待状を受け取ったあと、しばらく住人の移動があったなら、
あとから葬儀屋たちが集まってくる状況もありえるんだが、
どうも作中描写を見ると招待前に移動できなくなってるっぽい。
その根拠なんだが、崩壊は図書院の書籍データ変質から
始まり、図書院の一部が地割れ、世界全体の地震、という流れになっている。
地割れが起きたのはセラフィが招待されたあと。
つまり、館に連中が集まった時点では、図書院のデータ以外は
崩壊している形跡がない。
館にくるまで崩壊に気付いていないやつも
いたようなので、やはり最初は崩壊は図書院だけだったのだろう。
にもかかわらず館から移動できないということを
主人公帰還の段階では全員が周知しているわけで、
『地域間移動の禁止』はセラフィがもたらした情報であることがわかる。
ということで、葬儀屋47号ほかの葬儀屋とカルナはほぼ同時期に
あの場所にいないと、合流するのは不可能ということなる。
世界存在コンビが直感で悟ったとかもありえるけど、あの世界は
分業がしっかりしているから、世界存在でも司書の領域について
詳しく理解しているとは思えないんだよなあ…。