08/11/01 19:12:29 GhkM9Xpl
「十分後に生徒会主催、バトルロイヤルハロウィンを開催するわよー!」
学園に響き渡るミレイ会長の声に一部を除き乗り気ではない生徒会メンバー
その一部ではない二人の青年は
「ねぇ、ルルーシュ」
「……何も言うな」
「あぁ……頑張れ」
「ありがとう……脱出ルートは全部で30、それをフルに活用して」
「はぁ……なんでこんなことになったんだろう」
昨日
「明日はハロウィンだけど何かイベント案無いー?」
いつもの事だと割り切って仕事を続ける生徒会メンバー……しかし
「ハロウィンかぁー確かお菓子を賭けての子供と大人の仁義なきバトルが繰り広げられる行事だっけ?」
「違うな、間違っているぞ、スザク!
ハロウィンとはそもそもケルト人の一年の終わりが10月31日であり、その夜に死者の霊が家族を訪ねたり
精霊や魔女が現れるとされていた。
そこでこれらから身を守るために仮面を被り、魔除けの焚き火を焚いていたんだ。
ケルト人をキリスト教に改宗させる策として宣教師が「ケルトの木を伐採する信仰を「ストッーーープ!!!」」……何ですか、会長!」
嬉々として蘊蓄を語っていたルルーシュに制止の声をあげたのはミレイ会長だった。
「話が、長い