08/05/28 19:43:50 19YPnslK
2ゲト
>>1乙、まさか3スレ目までいくとは
3:名無しくん、、、好きです。。。
08/05/28 19:58:40 IreQKMdI
/} ))
/ !____
| ̄`ヽ、_/ 〈: : : : : : `: . 、 )) 。
(( | - Y }ニニ=、: : : : : \ ・ o っ o _____
, オ r'`t---': : : :.ヽヽ: : ヽ/〃/ , " ==- ____
//{ /:∧:ヽ: :ヽ: : : : : : ! : :.:.l. . :;ゞ______________,.へ ____
/ /:/: :レ': : /| ヽ:.{\:.\: : : :|: : :.:|. . l:ミ::::::::::::::::::::::::::| |////////| ヽ ==-
. /:/: : : : {: :l ヽ \ `ニ弌ヾ| : :.:.|::./::《~~~~~| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ア / ─
/:,イ: : : : :.l: :|/ l: : : |/ :.:ミ` ──┘____ / /
|/ {: : : : : |X| / |: : :.|⌒i : ` 、ヾ・、 ==- / /
| : :l : : |. ≠─┼: : |_ノ :.\ っ o / / |\
| : :l : : |ヽ -─‐ァ |: : :.|x: :∧ 。 ゚ | { j ヽ
((.. |: /l : : |::.ヽ / xx|: : :.l^}/ ', `ー―‐" ノ
|/ !: :ト:.::八 xxx o .ィ'´|: :./ ̄歹 ` ----------‐´ ____
. c ヽ|:.:.:∧`:.ーr:t.7T 「/ ノ/ <__}{.| ==─
. |:.:/ V:.:∧l./ | / / | , -‐┐
. ((. ∨ ∨ / / l |'´ : : :.:} これは刺さってるんじゃなくて
/) V ! / , '´ ! : : : : :| >>1 乙なんだからねっ!
〈¨ / | // |: : : : : }
/ ヽ|─┴.ァ |: : : : ./
/ !: : : : : / ! : : :.〈
/ l: : : : ./ |ヽ、: :.',
/ !: : : / _ \_ノ
lヽ |─/ く } { ノ ヽ
4:名無しくん、、、好きです。。。
08/05/28 20:26:51 C73MdCj1
ノ)
(;:.:.__)
(=ω=. ) <いちおつ
(;;:_:.__゚.:.:⌒)
_(;;;::。:.. :;+;::;;`)_
,. -‐_´:-: : : : : l: : : : : : : : : : :`: .、
/‐/: :,: : : : : :, :l: : : : : : : : : : : : : : :ヽ
/: : /: : : : : /: /l: : : : ハ: l: : : : : : : l: :`、 ____
/: ,//: :/ : : :_LL_l: : : l:l レA、:_: : :、: l : : l /
////: : :l : : : ∧/ l: : : リ l: |丶:`: : l: l: : :l < いちおつ
/ //l: : : l: : : /_V_ヾ: : |l _ヾ__ヽ: : : l:ll: : :l \___
/│: : ,、: : :lT亦テl ヾ: l T示┬l: : W :、:l
l : ハ: : ハ`、'::,┤ ヾ P:,:::ノ'lヽ: ト`,:x
V ヽ:l: :l `''´ , `''´'.: ヽl_ノ: N
` N: :ゝ、_, ノ)、 ノ: : N : : l
│: : :,‐´(;:.:.__..)-イニ: /: : :ハ: : :l
l : , (=ω=. ;) `〉/: : : l: l: : :l < いちもつ!
ハキ(;:_:.__゚.:.:⌒)、、/ /: : :/彡l、: l
l//)、::。:.. :;+; ,'、゙、l Y : : /〃彡l l
/l´ l '`,‐ニ┬┤l `,.l l /,´/ |l
5:GREN ◆.V03vEgrME
08/05/28 23:09:32 +AKSAipo
>>1乙。蝶乙。
新スレ立ち上げ記念及び本日こなたの誕生日記念っつーことで、当方にSS投下の用意アリ!
題して 「ぶーけっと☆ふぉーゆー」
では、どーぞ♪
つ URLリンク(blogs.yahoo.co.jp)
6:名無しくん、、、好きです。。。
08/05/28 23:38:34 qu0Jvmk7
GJ! もうホントGJ
7:霧波
08/05/29 01:31:04 l7eojpwv
GRENさん乙です!
誕生日ネタかぁ…、頭の中からすっぽ抜けてました。もうね、自分にフルボッコな気分ッス(T_T)
8:名無しくん、、、好きです。。。
08/05/29 08:32:15 5XAyBYUT
いいねGJ
9:白狐
08/05/29 19:10:25 KxyPEYBN
もしもらき☆すたキャラがバトルロワイアルしたら・・・
「らき☆すたバトルロワイアル」
もちろんオリジナルです
大丈夫かな?かな??
10:名無しくん、、、好きです。。。
08/05/29 19:28:30 mOzdzV4M
>>9
申し訳ないんだがどの程度桜藤祭が絡むのか教えてください
11:名無しくん、、、好きです。。。
08/05/29 19:45:06 U++Wg3Pv
桜藤祭無しだったら
普通にニー速であったね
URLリンク(www34.atwiki.jp)
12:白狐
08/05/29 20:09:51 KxyPEYBN
>>11
知らんかった・・・
今夜中に一つSS落とすんでよろしく!
>>11サンキュウ!!
13:名無しくん、、、好きです。。。
08/05/29 22:49:57 ombsead2
こなたがゲーム中の管理AI、という展開のやつもあったと思うんだが
あれって完結したんかな? どっかで読めない?
14:白狐
08/05/30 01:09:39 s8NHT0+C
結構まえに他の掲示板で書いたやつをちょこっと改造しました
その時はヒロインはやまとでしたが、今回はつかさにしようと思います
落としていいですか?
15:名無しくん、、、好きです。。。
08/05/30 11:40:10 wXrfHm6n
是非とも
16:名無しくん、、、好きです。。。
08/05/30 18:05:32 plhvM1Oi
断る理由なんざないぜ…
むしろ気にせずどんどん投下してください!
17:名無しくん、、、好きです。。。
08/05/30 19:34:10 Ou0NSOL0
>>13
URLリンク(www34.atwiki.jp)
18:名無しくん、、、好きです。。。
08/05/30 19:48:39 bPoZ0jmh
>>17
おお、さんきゅー!あとで読ませてもらうよ。
まだ仕事なんでorz
脱線スマ>住人各位
19:名無しくん、、、好きです。。。
08/05/31 16:13:58 Dho5mhO4
乙
20:名無しくん、、、好きです。。。
08/05/31 16:14:39 Dho5mhO4
おーつ
21:名無しくん、、、好きです。。。
08/05/31 16:16:46 bG5i1y40
なんか人生やり直す意味で死にたいな。死んだら二次元の世界へいける。信じてれば絶対にいける。
楽なしにかたない?あまり惨い死に方はいやだな。
薬のんでとかショック死、銃で脳をぶち抜くとか、一瞬でか寝てるうちに死ねる方法がいいな。
俺にとって生と死は等価値なんだ
22:名無しくん、、、好きです。。。
08/05/31 16:17:50 bG5i1y40
俺思ったんだけど今は夏だから熱中症で死ぬのっていいんじゃない。
なんか俺にしたらいい案だと思うんだけど。
まぁ楽に死ねて二次元の世界に行けるならこれでもいいやと思う。だからこの方法でいくことにする。
じゃあ早速明日決行するから恐らくこれが最後のレスになる。
なので最後にいいたい事だけ言うことにする
23:名無しくん、、、好きです。。。
08/05/31 16:18:13 bG5i1y40
ライブでの言いたいことを書く
お前らと対戦しててものすごく楽しかった。フルカウントも舐めプレイされた事もあるけど楽しかった。バペスタとやってる時も楽しかった。
ガンダムのネトゲーで知り合ったウンチへ
お前も死にたいとかいってたから多分死んだんだろうなwwww俺がそう思うのはお前からきた最後のメールの内容が「ごめんなさい」だったからだwwwwそれいらい全く姿を見なくなった。ま、俺ももうすぐ逝くから会えるといいなww
24:名無しくん、、、好きです。。。
08/05/31 16:19:08 bG5i1y40
んと後は特にないなwwwwwwww
ケジメというか、もう携帯もいらないからこれを書き込んだら携帯をぶっ壊す。
あ、そうそう。地元のシード厨へ
お前らとは連座無印稼働当初から対戦してるな。お前らと対戦は面白かった。これからも頑張れよwwwww
んじゃ長々と書いても仕方ないのでこのへんで終わるか
それじゃお前ら元気で。さよなら
25:名無しくん、、、好きです。。。
08/05/31 20:15:55 HR/PPc6j
新手のコピペか。うざっ
26:名無しくん、、、好きです。。。
08/05/31 21:21:32 Iy6mImO6
ほっとけ。反応するだけ無駄。
27:837
08/05/31 23:21:24 fqAMooKV
>>1 乙です
>>5
誕生日ネタGJです、甘くて癒されました
是非、他キャラの誕生日もカバーしてあげてください
>>14
つかさSS楽しみにしてます
でも、やまと版も読んでみたかったり…
遅れましたが、ゆたかSSの続きを投下します
執筆も話の進行も遅くて、申し訳ないです(汗
28:ゆたかな日々 ゆたかの不安編
08/05/31 23:23:24 fqAMooKV
「以前より……、安定してる」
「みなみちゃん、ホント?」
「本当……。けれど、決して油断はしないで」
どんなに体調が安定しても、元々体は弱い。それは、どうしても変えることのできない事実だ。
「うん、わかってる」
みなみちゃんは医学部へと進学し、内科医になった。
理由を聞いたら、憧れている人が医師を目指しているし、何より、私が体調を崩した時に、すぐに助ける事が
できるからだと言っていた。少し照れくさい。
みなみちゃんは、いつも私を案じてくれる。
いつも、その代わりに何もできない私が、悔しかった。
せっかく、久しぶりに会ったのだから、感謝の気持ちをきちんと伝えておかないと。それくらいしか、私には
できないのだから。
29:ゆたかな日々 ゆたかの不安編
08/05/31 23:24:38 fqAMooKV
「みなみちゃん。いつもいつも、ありがとう」
「……気にしないで。私は……、自分が正しいと思ったことを、しているだけ」
みなみちゃんは、少し俯きながら答える。
どうやら、照れているようだ。私の感謝の気持ちが、ちゃんと伝わったとわかる。
「そんなことないよ。みなみちゃんがいるから、今の私があるんだよ。みなみちゃんに出会えて、ホントに良か
ったって思ってる」
「……私だけじゃない、伊藤先輩の事を忘れてる……」
「お兄ちゃんとは、また違うところでってことだよ」
「わかってる……」
「あうー、みなみちゃん、ひどいよー」
みなみちゃんは、柔らかく微笑む。医師として、色々な人と出会ったからか、イメージが変わった。
以前は、優しいところがわかりにくかったようだけれど、今は、雰囲気から優しさが伝わるらしく、患者さん
達から好かれているようだ。
30:ゆたかな日々 ゆたかの不安編
08/05/31 23:26:07 fqAMooKV
「……最近、伊藤先輩とはどう?」
「大丈夫、何も問題はないよ」
「……もう八年になる。なのに……、今のままで満足?」
「え?」
「結婚願望は、ないの……?」
「……あるよ。けど、これ以上なんて、望めないよ」
「なぜ……?」
「きっと、お兄ちゃんを不幸にする」
私の体質は、私の大切な人に、負担をかけることしかできない。
「もし、大切な人を、苦しめる事になるなら……」
いっそ、自分から離れてしまえば、大切な人を、苦しめなくて、済むの、かも、し―。
「ゆたか……」
私を、優しさが包む。
「大丈夫……。先輩なら、ゆたかを支えて歩いていける。だから、不安にならないで……。だから、泣かないで
……」
その言葉で、泣いていることに初めて気付く。
「ご、ごめん、ね」
「不安になるのもわかる。……けれど、伊藤先輩は、邪険にした私でも認めて……、優しく接してくれた」
だから、大丈夫。先輩は、優しい人だから―と背中を摩ってくれる。不安が薄らいでゆく―。
31:ゆたかな日々 ゆたかの不安編
08/05/31 23:26:54 fqAMooKV
「みなみちゃん。もう大丈夫だよ。変なとこ見せて、ごめんね」
「気にしないで……。不安になることは、誰にでもあること」
「そう……だよね。みなみちゃん、ありがとう」
「不安は、抱え込まない方がいい……。また不安になったら、誰かに相談するべき……」
「うん、わかった」
「それじゃあ、お大事に―」
内科を後にする。どこか、少し心が軽くなった気がする。
結婚なんて、実感がわかないし、未だ不安もある。けれど、望めるのなら、大切な人と共に歩きたい。
私は、お兄ちゃんのことを、愛しているのだから。
だから、私も支えてあげられるように、強くならないと。お互いに支え合わなければ、人という字は容作られ
ないのだ。
決意を胸に、私は歩き出した。
32:2-837
08/05/31 23:31:21 fqAMooKV
以上です
みなみが本来よりよく喋っていると思うかもしれませんが
それは、医師になって成長したという設定です
33:名無しくん、、、好きです。。。
08/06/01 00:36:19 L3hOd66U
乙、まさかみなみが医者になってるとは・・w
それにしても8年後ってことは黒井先生35、6に・・・
34:名無しくん、、、好きです。。。
08/06/01 00:56:22 4f9DQmFT
>>32
身体の事を気にして自分を抑えてるゆーちゃんが健気で泣ける
そして医師になったみなみの言葉がいいなぁ
中でも>>30の下から2行目が一番グッときた
結末が楽しみです
……でも高一から8年後だったらまだ医学部6回生では……
すいません、無粋だと分かっていながらツッコまずにいられないんです
35:名無しくん、、、好きです。。。
08/06/01 05:31:27 wgy29XRl
GJです。にしてもすごいなここの職人さんは
36:2-837
08/06/01 11:16:09 vecCiwl3
>>33
陵桜に入学するくらいみゆきを慕ってたり、ゆたかのために保健委員を
やったりしていたので、医師はアリかなーとw
黒井先生は…、きっと職人さんが甘ーいのを書いてくれます!
つまり、このSSでの先生は未だに一人m(ry
>>34
まさか、泣けるなんて感想をいただけるとは…ありがとうございます
まだまだ拙い文章ですが、がんばります
それと、指摘ありがとうございます
完璧なものを書ける技術や知識がないので、どうしても設定の矛盾等が出てきてしまいます
ですから、また矛盾等があったら指摘お願いしますね
>>35
自分が職人なんてとんでもないです、まだ見習いの段階ですよ
ここの職人さんはみんなレベル高いので、投下する前はいつも不安でgkbrですw
37:名無しくん、、、好きです。。。
08/06/01 11:55:23 9CngUWok
つかさルートでの平和なひとコマSSみたいなの書いてみました
短編・3レス使用
主人公の名前は誠
主人公には妹がいるオリ設定
38:名無しくん、、、好きです。。。
08/06/01 11:55:53 9CngUWok
つかささんが彼女になってから数ヶ月経った。
何度かつかささんの家にお邪魔してつかささんの家族には
すっかり顔を覚えられたものの・・
反面、自分の家族には何だか照れくさくて
初めて彼女が出来た事はなんとなく秘密にしていた。
そんなある日、デートの待ち合わせ場所が自分の家になってしまった。
あいにく休日の今日は両親と妹が家でのんびりしている。
いきなり3人全員にお披露目になるのは照れくさい上ひやかしにあうのも嫌だったので
家の前で待ち構えてつかささんと合流したらそのまま出かけようと思っていた。
でもまだ待ち合わせ時間まで30分以上あるし……
そういえば今週のマガシンまだ読んでなかったな……
そう思った俺は15分程度の間近所のコンビニに立ち読みに行く事にした。
だけど……それは致命的な判断ミスだった。
まさかつかささんがあんなに時間より早く来るなんて……
39:いきなり彼女2/4
08/06/01 11:59:55 9CngUWok
ピンポーン
母「はーい(誠の友達かしら)」
ガチャ
母(あ、あら!?女の子!?)
つかさ「あ、あの、こんにちわ。柊と申しますけど、誠君はいらっしゃいますか」
母「えっと、今コンビニに行ってるけどすぐに帰ってくると思うから
良かったらあがって待ってていいわよ。ささ、どうぞ」
つかさ「は、はい、おじゃまします」
母「確か誠が転入したての頃、他のお友達と1回家に着たわよね? 今日は一人?」
つかさ「は、はい 一人です」
母親とそんな受け答えをしながら緊張気味に居間に通されるつかさ。
妹「お母さん、このお姉ちゃん誰~?」
父「え、えっと・・誠のお友達かい?」
いきなりの可愛い子の登場にそこにいた父親も困惑して妹は興味心身だ。
40:いきなり彼女3/4
08/06/01 12:00:17 9CngUWok
3人に注目されて恥ずかしそうに顔をうつむかせていたつかさだったが
しばらくすると真っ赤になった顔を思い切ってあげて―
つかさ「あ、あの! 誠君とお付き合いさせて頂いてる、柊つかさです! よ、よろしくお願いします!(ペコリッ)」
っと大きな声で挨拶した
『・・・・・・・・・・』
一瞬の静寂の後……
『ええええええええっ!!? 誠ったらいつの間に!?』
妹「うわぁ~ うわぁ~ 恋人さんだぁ~」
41:いきなり彼女4/4
08/06/01 12:01:45 9CngUWok
コンビニで一通りの雑誌を立ち読みし終えた俺は改めて家の前に戻ってつかささんを待っていたんだけど・・
……おかしい……時間になっても全然来ない……
とりあえず電話してみようかと思って携帯を取り出そうとしたら……
家の中から複数の笑い声が聞こえてきた。
聞いた感じだと家族3人の他に誰かいる・・? それも聞き覚えのある声な様な………
………まさか!!!
ガチャ!!ドタドタ!!
母「あら、誠おかえりなさい」
つかさ「誠君、おじゃましてるね」
父「誠、女の子を待たせるのは良くないぞ~」
妹「お兄ちゃん、このお姉ちゃん恋人さんなんだよね~」
つかささんが俺の家族と親しそうに話していた。
42:いきなり彼女5/5
08/06/01 12:02:16 9CngUWok
つかさ「誠君、小学5年生までおねしょしてたって本当?」
俺の小さい頃のアルバムを見せてもらいながら少しニヤニヤしながら聞いてくるつかささん。
『ちょっ 母さんっ 余計な事を……』
母「ごめんなさいね。つい・・w」
父「それより誠、時々つかさちゃんの家でつかさちゃんに耳かきして貰って
そのまま膝枕で昼寝してるの聞いたぞw」
『つ、つかささんまでぇ!』
つかさ「えへへ、ごめんね誠くん」
『NOOOOOOO!!!』
その日から当分家族からはもちろん、つかささんやつかささんから話を聞いた
こなたさんやかがみさんにまでニヤニヤされたのは言うまでも無かった。
43:名無しくん、、、好きです。。。
08/06/01 12:03:11 9CngUWok
以上です。
この板の行数制限見誤って3レスのつもりが5レスになってしまいましたw
44:名無しくん、、、好きです。。。
08/06/01 12:17:08 RKPwQJU9
誠氏……生㌔
GJっした!
45:名無しくん、、、好きです。。。
08/06/01 17:34:26 Gf+ZoUBx
>>43
乙でした
っつかこれは死ねるwwwwwだが同情はしない(膝枕で耳かきうらやましいです的な意味で)
46:名無しくん、、、好きです。。。
08/06/01 20:33:19 vecCiwl3
>>43
乙です!
これはニヤニヤせざるをえない
膝枕で耳かきとか即死コンボですねw
ニヤニヤ分をしっかり補給できたので、今週もがんばれそうです
47:名無しくん、、、好きです。。。
08/06/02 01:21:54 HKbByk1Y
なんか突発的に書きたくなったんで、2連投行きます。
つたない点はご容赦を。
48:ふぉとぐらふ
08/06/02 01:22:14 HKbByk1Y
「おーっす、こなた。はいるぞー」
「んー、いらっしゃーい。んーーーー」
「あれ、お前がカメラなんて珍しいな。しかも一眼レフって」
「いやねぇ、イベントとかで写真撮る機会とかあったりしてね。そしたら……」
『おー、こなたも写真に興味がわいたか』
『でもお父さんみたいなよこしまな写真は撮る気無いし』
『そんなお父さんに向かって失礼なことを……』
『写メでもいいんだけど、もうちょっとしっかりしたの撮ってみたいし、ちっちゃいデジカメ借りるねー』
『それだったらいっそのこと一眼レフ持って行きなさい』
『いやそこまでする気無いからわたし』
『最近は小さくて性能のいいデジカメがあるんだぞー。これなんか宮崎あおいちゃんがもってるし』
『お父さん、そういった点で選ばなくても……』
「って具合に押しつけられて」
「何となく納得というか……」
「確かにいい写真撮れるのはわかるんだけどいまいち使い方がねー。なれるためにいろいろ撮ってみてはいるけど」
「どんなの撮ってる?」
「えーっとねー」
「かがみさんがお弁当食べてるところだ」
「大きな口あけて食べてたからねー。直後にかがみに殴られたけど」
「そりゃ恥ずかしいところ撮られると怒るでしょ……」
「次のは、つかささんが寝てるとこだね」
「なんかふと見ると寝てるんだよねー」
「その次の写真はみゆきさんだ」
「もくもくと本を読んでるのがみゆきさんらしくていいんだよねー」
「みさおさんとあやのさん……ってみさおさん泣いてるようだけど」
「みさきち、なんかうっかり失言したらしいけどね、かがみから聞くと」
49:ふぉとぐらふ
08/06/02 01:22:56 HKbByk1Y
「次は……何この成実さんのへべれけ」
「あー、ゆい姉さんうちで飲み過ぎてできあがっちゃって」
「ゆたかちゃん、わたわたしてるし……」
「ちょうどみなみちゃんも来ていたから助かったよ、ゆーちゃんだけじゃ大変で」
「というよりこなたも手伝おうよ……次は球場か」
「黒井先生に連れられて野球見に来たんだけどね」
「怒鳴ってるシーンばっかり」
「大敗したからねー。途中からやけ酒モード突入」
「最近ロッテ調子悪いからなぁ……」
「これはバイト先での写真」
「パティのコス姿ってなかなかだねー……ってあれ?ひよりちゃん?」
「ひよりんにメイド服無理矢理着せてみたんだ。なかなか似合ってるでしょー」
「似合ってるけど、後ろで爆笑してるこうさんが気になる」
「八坂さん、ひよりんの格好が似合いすぎてツボにはまっちゃったらしくて」
「で、次は……げ!俺かよ!」
「ぼけーっとしてたから撮っちゃった」
「ひでーな、全然気づかなかったし」
「へへへー」
「でも、ちょっとまてよ」
「ん?」
「こなたの写真がないじゃん」
「いーよー、私は撮る方だし」
「でも自分の写真ぐらいは、ね」
「でもなー」
「それだったらこうやって肩くんで、ほらっ」
「うわっ?!」
50:ふぉとぐらふ
08/06/02 01:23:30 HKbByk1Y
カシャッ
「こういうのでもいいと思うけど?」
「ちょっと恥ずかしいよー」
「こんな感じのこなたも好きだよ」
「何となく照れちゃうな……って何やってるの」
「いやこれからパソコンに転送して俺のケータイに送信して壁紙に」
「ちょ、それだけは!ほんとうに恥ずかしいから~!」
51:名無しくん、、、好きです。。。
08/06/02 01:24:37 HKbByk1Y
ぬかった、目算誤って3連投だったorz
なんとなく思いつきで書いてみました。とりあえず小ネタ的に~
52:名無しくん、、、好きです。。。
08/06/02 02:14:49 uzL6Awpb
>>51
乙!ほのぼのするなぁ
53:名無しくん、、、好きです。。。
08/06/02 02:20:19 JqCxikDe
>>51
乙です
その後の日常が垣間見えて癒されました
54:名無しくん、、、好きです。。。
08/06/02 12:13:05 hyzRNmcf
>>51
乙です
鴎党の俺にはキツい場面もあったがほのぼのしました
55:名無しくん、、、好きです。。。
08/06/03 21:44:38 BgKl8hHe
乙乙
56:2-837
08/06/04 00:40:12 JzzQfTeo
ゆたかSSの続きを投下します
57:ゆたかな日々 相談編
08/06/04 00:41:11 JzzQfTeo
ドアにノックをする。考えてもみれば、とても久しぶりに会う気がする。
忙しいようで、同窓会にはあまり来なかった。そう考えると、理由はともかく、この再会は素直に嬉しい。
「どうぞ~」
ノックの返事が返ってくる。
ドアの向こうには、陵桜に転校してきて、一番最初にできた友人がいる。
「久しぶり、こなたさん」
「久しぶりだねぇ、ロリコン閣下」
なんというか、漠然と変わっていないことを実感する。
58:ゆたかな日々 相談編
08/06/04 00:41:40 JzzQfTeo
「……こなたさん、それはさすがに酷くない……?」
「酷くなんてないっスよ、伊藤先輩。ガチでなくても、その気はあるってことは、証明されてるっス」
「そうそう、ゆーちゃんにベタ惚れだもんね~、まこと君」
話しかけられて、ようやくいることに気付いた。
「それはそうなんだけど……、田村さん、いたんだね」
「ちょっ、先輩の方がよっぽど酷いっスよ!」
「ごめん、ちょうど死角にいたから、気付かなかったよ」
どうせ私は背景っスよー。そんなことを言って、拗ねてしまった。悪いことをした……。
「それで、相談したいことって何?」
田村さんへのフォローはないようだ。
「えと、実は―」
59:ゆたかな日々 相談編
08/06/04 00:42:14 JzzQfTeo
「―というわけで、ちょっとしたアドバイスでも、もらえないかなあと」
「それを私に聞くの?」
「ゲームやアニメや漫画を、たくさん見てたりするから、色々アドバイスをもらえるんじゃないかと思ったんだけど」
「確かに、物によっては、結婚まで書かれてるものもあるっスよね」
田村さんが復活した。
「でも、そーいうの見ても、大して意味ないでしょ」
「えっ? どうして?」
「そーいう大事な事は、自分の言葉で、自分の気持ちを伝えないとダメってこと」
「……やっぱり、そうだよね。アドバイスを、なんて考えてたのが、間違いだったのかな」
「いやー、人生の中でも、特に大切なイベントだからね~。不安になるのも当然だよ」
こなたさんの言葉で、自分の決意を思い出す。
「うん。でも、不安には負けない、自分の気持ちをちゃんと伝えるよ。きっと、ゆたかを待たせてる」
「おおぅ! ヘタレの覚醒だ! ベタだけど熱い展開だねぇ、ネタにしよっかなー」
「泉先輩、私もネタにしたいっス!」
「おぉ、じゃあ次回は、合作シナリオ!?」
「ええ!? 泉先輩とっスか!? オラワクワクしてきたぞ!!」
二人の勢いに置いてかれる俺。盛り上がってるなー。
60:ゆたかな日々 相談編
08/06/04 00:42:59 JzzQfTeo
「あー、そう言えば、今月は早い方と遅い方、二度の絶好のチャンスがあるけど、どっちでプロポーズするの?」
「それなら、早い方に決めてるよ」
「早い方っていうと、ゆーちゃんの誕生日ってことっスよね?」
「うん、クリスマスは、婚約の後がいいかなって思って」
「ハッピークリスマスになりそうですね、良かったっス。私らはデッドラインギリギリっスよ~」
「そんなにギリギリなの? 俺と話なんかしてて、間に合う?」
「あははー、息抜きは必要なのだよ」
なぜ田村さんがいるのか、何となく見えてきた。
「あははー、じゃないっス! 早く最終シナリオを書き終えるっスよ! せめて、プロットだけでも! じゃないと、イベントCGのイメージが湧かないっスよー!」
これは……、本当に間に合うのだろうか? 次回の話なんて、してる場合じゃないだろうに……。
編集も担当してる八坂さんが見たら、説教じゃ済まないぞ、間違いなく。
61:ゆたかな日々 相談編
08/06/04 00:43:35 JzzQfTeo
こなたさんは、田村さんや八坂さんたちと組んで、ゲームを作っている。
そうじろうさんから、書き方のノウハウをしっかり学び、シナリオライターになったのだ。
最初の作品は、全く知名度が無かったけれど、言伝てにジワジワと売れ出し、最終的には小ブームにまでなったらしい。
しかも、日本に帰ってきたパティさんが、こなたさんたちと協力し、ゲームを翻訳。アメリカで少し販売してみたところ、向こうでも割と好評だとか。
二つ目の作品も、順調に売れたそうだ。遺伝かは知らないけれど、こなたさんには文才があったようだ。
だから、知名度が確実に上がってきている今、作品の発売が遅れるということは、避けたいだろう。
邪魔をしないように、俺は帰るべきだ。あまり遅いと、ゆたかも心配するだろう。
62:ゆたかな日々 相談編
08/06/04 00:44:16 JzzQfTeo
「それじゃ、俺は邪魔しないように帰るよ。アドバイス、ありがとう」
「あいよー、結婚式の招待よろ~」
「お幸せにっス、吉報待ってますね」
「うん、二人もがんばってね」
泉家を後にする。
ゆたかの誕生日まで、あと少しだ。色々な事を考えるよりも、まず行動。
日が暮れ、世界が不安を演出する。けれど、俺はその中を、力強く歩き始めた。
63:2-837
08/06/04 00:48:24 JzzQfTeo
以上です
今回は、前回以上に設定等が強引かもしれません…
その辺を許容して読んでもらえたら、と思います
次回は、ようやくプロポーズ編です
64:名無しくん、、、好きです。。。
08/06/04 09:20:15 ZgzTrCOg
乙&GJ!! 待ってました!次もニヤニヤしながら読ませていただきます
65:名無しくん、、、好きです。。。
08/06/04 11:49:11 +z1NE8So
>>63
強引だなんて……俺は納得したぞ>設定 こうちゃん先輩苦労しそうだけどw
とにかく乙!次当たりで終わりかな~淋しいけど楽しみだ
66:名無しくん、、、好きです。。。
08/06/04 13:03:20 83VsxrZi
>>63
GJ!!
続き楽しみにしてます!!
67:名無しくん、、、好きです。。。
08/06/04 15:35:29 BW6S6XZK
乙
68:霧波
08/06/04 17:35:22 YyhQTPjz
>>63
乙&GJッス(^-^)
ようやくプロポーズ編かぁ。楽しみに待ってますね!
それから前に言っていたリク品第二段、なんとか近日中には投下したいと思います。
69:2-133
08/06/04 20:06:43 obaE2FL2
久々に来たら3スレ目とは・・・職人のみなさん乙&GJ!
自分も久々にSS投下したいと思います。今回はひよりメインで。
70:2-133
08/06/04 20:13:38 obaE2FL2
ある日の放課後の事だった。帰ろうとする俺を制止する声が聞こえた
ひより「先輩、待ってください」
ひよりだった。なにやら慌てた様子だが?
「どうしたのひより?」
ひより「実は、先輩に頼みたいことが…」
「どうしたの?」
ひより「えっと…ここじゃちょっとアレなんで、部室に来てもらえますか?」
「う、うん」
ひよりにつれられて部室に行くと、そこには八坂さんの姿があった
こう「ひよりん、助っ人見つかった?」
ひより「えっと…まだ未承諾の人なら…」
こう「それじゃあダメじゃん…」
「えっと…とりあえず説明してもらえないかな?」
ひより「あ、すみません」
ひとまず落ち着いて三人座って話し始める
こう「実は今度イベントがあってですね」
「イベントって…同人誌か何かの?」
ひより「そうっす。そこで売り子をやる子が急に来れなくなってしまって…」
「で、俺に助っ人を頼んだと」
こう「先輩お願いします!かわいい彼女とその先輩の為に」
「そう言われると断りにくいな…」
こう「じゃあ?」
「まあ、いいよ」
こう「ありがとうございます!」
ひより「ちょ、こうちゃん先輩、あのこと言ってないっすよ!?」
71:2-133
08/06/04 20:18:17 obaE2FL2
あのこと?何やら不穏な感じもするが
「あのことって?」
ひより「実は、今回の売り子にはコスプレをしてもらうことになってて…」
「それって…俺にコスプレをしろと?」
ひより「端的に言えばそうっす…」
こう「大丈夫ですよ、先輩なら似合いますよきっと」
何を根拠に言っているのだか…
こう「だから本当に、お願いします」
「……条件つきで」
俺が出した条件は2つ。女装はNGということ。
それと、似てないなどの苦情があっても一切の責任をとらないこと。
こう「それなら平気です。今回は男性キャラですから」
ひより「それに、コスプレに苦情出すような不届き者はいないから大丈夫っす」
「参考までに聞きたいんだけど、なんのキャラ?」
ひより「そういえば私も聞いてないっす」
こう「まあ、今回の同人誌のキャラの誰かって事は確かね」
ひより「その口ぶりだと、決まってないんすね…」
こう「しょうがないじゃない、サイズだって計ってないんだから」
「まあ、確かに」
こう「てなわけで、先輩はこのあと身長やら股下やらスリーサイズやら計りますよ」
ひより「つかイベント明日っすよ?」
「え!?間に合うの?」
こう「正直ギリギリですね。だから早速計りますよ」
そう言うと八坂さんは慣れた手つきでさっさと計った。
72:2-133
08/06/04 20:24:15 obaE2FL2
こう「そんじゃ、今から店行ってくるわ」
ひより「私も行きましょうか?」
こう「大丈夫大丈夫。それよりたまには愛しの彼氏と一緒に帰りなって」
ひより「ちょ、こうちゃん先輩////」
「あははは…////」
とりあえず笑うくらいしかリアクションが浮かばなかった
こう「いや~二人とも初々しいねぇ」
「からかうのはそのへんにして行ったらどう?」
こう「はいはい、おじゃま虫は退散しま~す」
もう一言くらいツッコミを入れる前に、八坂さんはそそくさと行ってしまった。
部屋には俺とひよりの二人だけ
ひより「先輩、えっと…//」
「まあ、最近あんまり一緒に帰れなかったし、一緒に帰ろっか」
ひより「はいっす」
嬉しそうにひよりは頷いてくれた。
コスプレは正直少し不安だが、この笑顔を見るとやる気も起きてくる
ひより「本当にすみません、受験勉強で忙しいのに」
「まあ、いい息抜きになるんじゃない?それに…」
ひより「それに?」
「他ならぬひよりの頼みだしね」
ひより「先輩…//」
「でも出来るかなぁ売り子なんて」
ひより「実際そんなに難しい作業とかは無いから安心してください」
「なら良いけど。あとはどんなコスプレなのか…」
ひより「そればっかりは、私も…」
「そういえば今回はなんの本なの?」
73:2-133
08/06/04 20:28:07 obaE2FL2
ひより「えっと…コード○アスっす」
「だとすると結構限られそうだけど」
ひより「まあ、2つくらいに絞れますかね?」
「主人公かその友人あたり?」
ひより「恐らくはそうかと」
「まあ、考えても仕方ないね…そんじゃ、この辺で」
ひより「あ、はいっす。イベントの場所は後でメールで送りますね」
「はいはい」
・
・
・
翌日、会場にはひよりと八坂さんが着いていた
「お待たせ」
こう「先輩、早速ですがこれに着替えてください」
そう言って八坂さんは俺に衣装が入った袋を渡した
「これって、どこで着替えるの?」
こう「あ~…時間も無いんでもうトイレかどっかで着替えちゃってください」
「えぇ!?」
もう少しちゃんとした所で着たかったが仕方ない。
鏡が無いので、変なとこがあったら後で二人に直してもらおう。
黒い衣装とマントを身につけ、二人のもとにむかった
74:2-133
08/06/04 20:31:25 obaE2FL2
「着てきたよ」
こう「お、来た来た。」
ひより「こ、これは…//」
「○ルーシュの方だったか…」
こう「○ザクの方が良かったですか?」
「いや、そういうわけじゃないけど」
こう「仮面つけるから恥ずかしさも減ると思って」
「あ~なるほど」
どうやら八坂さんなりに気を使ってくれたようだ
ひより「………」
こう「お~い、ひよりん?」
ひより「はっ、はい!?」
「どうしたのぼ~っとしちゃって」
こう「はっは~、先輩に見とれてたね?」
ひより「こ、こうちゃん先輩…」
こう「違うの?」
ひより「うぅ…違わないっす…//」
見とれてくれるのは正直嬉しいが、やっぱり照れくさい
こう「さ、そろそろ始まりますよ。持ち場に着いてください」
「あいよ」
ひより「はいっす」
最初は少し戸惑ったりもしたが、案外慣れてくるもので、
終わりの頃には楽しくも感じたほどだ。
ひよりの本も順調な売れ行きだったようで、
予定していたよりも早く終わった。
75:2-133
08/06/04 20:36:27 obaE2FL2
こう「いや~二人ともお疲れ様~」
「いや~、結構疲れたねぇ」
ひより「でも結構楽しんでるみたいでしたけど?」
「あ、解った?」
こう「ホントありがとうございました。あ、私ジュース買ってきますね。」
「衣装はどうすればいいの?」
こう「あ、脱いだら入ってた袋に入れてください。たたみ方はひよりんが知っるんで」
それだけ言い切って八坂さんは行ってしまった
ひより「どうします?もう着替えます?」
「う~ん、せっかくだからもうちょっと着とくかな」
ひより「先輩…意外と気に入ってます?」
「いや~ちっちゃい頃になんとなくマントに憧れたことがあってね」
ひより「マントっすか?」
「バサーって感じ?あれかっこいいと思わない?」
ひより「まあ、なんとなく解るような、解らないような…」
「うん、いいよ、無理しなくて…」
ひより「で、でも衣装はすごく似合ってましたよ」
「まあ、主人公みたいにかっこよくはないけどね」
ひより「そんなことないっすよ…」
「え?」
ひより「私にとってはどのキャラよりも先輩はかっこいいっす…////」
「2次元のキャラと比べられてもねぇ」
ひより「そ、それは言わないお約束って前にも言ったじゃないっすか…」
76:2-133
08/06/04 20:41:43 obaE2FL2
「冗談だよ。ひよりにしたら最高の誉め言葉だろうし」
ひより「そうっすよ。結構恥ずかしいんすから////」
「…俺さぁ、マント着けたら一度やってみたいことがあったんだよね」
ひより「なんすかそれ?」
「やっていい?」
ひより「え?」
答えを聞く前に俺はマントを拡げ、マントの内側にひよりを寄せてみた
ひより「ちょ、せ、先輩////」
恥ずかしがるひよりを気にせずにそのままギュッと抱き締めた。
「こうされるの嫌だった?」
ひより「うぅ…嫌じゃないっす…//」
「よかった。それじゃ…」
抱き締めるだけじゃまだ足りない。俺はそっとひよりの頬に手をやる。
ひより「え?」
ひよりは驚いたようにこっちを向いた。その瞬間にそっと唇を重ねる……
ひより「ん……ふぅ……」
唇を離すと、ひよりは恥ずかしさと驚きとが混ざったような顔をしていた
ひより「せ、先輩…////」
「なに?」
ひより「………ドS…////」
「でもそんな俺を好きになったって事はひよりってMなの?」
ひより「うぅ…先輩限定っすよ…//」
77:2-133
08/06/04 20:44:07 obaE2FL2
こう「ジュース買ってきましたよー」
あ…
こう「えっと…私かなりお邪魔な感じですか?」
「いや、えっと~…せ、せっかくだから写真撮ろうかなと思ってね」
ひより「写真っすか!?」
こう「いいですね。じゃあ私デジカメ持ってますから撮りますね~」
とっさの言い訳でひよりと写真を撮ることに。そういえばこういう機会は初めてだ
こう「ひよりん、もっと先輩にくっついてよ」
ひより「え~?まだ足りないっすか?」
こう「恋人なんだからもっとねぇ…」
「そんじゃ俺が…」
またひよりをそっと抱き寄せた
ひより「ちょ、せんぱ…」
こう「今だ!」
カシャッ
78:2-133
08/06/04 20:46:23 obaE2FL2
こう「いや~、いい写真が撮れました」
ひより「こうちゃん先輩…一応確認を…」
こう「プリントしてからのお楽しみって事で。明後日には渡しますね」
「うん、楽しみにしてるよ」
ひより「先輩までそんな~」
「そんじゃ、早く着替えて帰りますか」
こう「そうですね」
ひより「う~…//」
こうして、イベントは無事に終わった。
後日、プリントした写真を見たひよりは、また顔を赤くしていた
おしまい
79:2-133
08/06/04 20:58:32 obaE2FL2
以上っす。タイトル最初に書き忘れましたが、「A cloak man」です。
ほんとは桜庭先生SS書いてたはずが、ペンが完全に止まってしまい、
気晴らしのつもりで書きだしたひよりの方が先に完成してしまいまして orz
いっそ次はこうメインの話書いてアニ研揃えますかね(笑)
80:2-837
08/06/04 22:22:42 JzzQfTeo
コ、コメントがいっぱい…、ありがとうございます…
>>65
納得してもらえましたか…、良かったです…。結構無茶な設定かもしれないと思っていたんで…
ちなみに、プロポーズ編で終了ではありません。もうちょっとだけ続くんじゃ
長くなってしまうかもしれませんが、最後まで読んでもらえると嬉しいです
>>68
リクSS楽しみに待ってますね
>>79
乙です、ひよりの反応がいちいち可愛くてニヤニヤしました
こうも読んでみたいんですが、あまり見かけない桜庭先生SSにも興味が…
81:名無しくん、、、好きです。。。
08/06/05 02:42:15 mHrDv07J
寒い
滅茶苦茶寒い
『僕の彼女は最低だ』
付き合い始めた彼女との初デート
この響きに心踊らない男が居るなら僕は一生そいつとは蒼い入れない気がする
だって今、僕が感じているこの気持ちは例え誰できっと胸が躍る物だと思うから
……しかし
「遅いな。こなたさん。」
初冬の公園に通る風は身を切る様で僕は思わず自分の肩を抱いた
「……一時十分か。」
約束の時間は十分前
一般的に女性は準備に時間が掛かると言われているのを考えたらこれ位は許容範囲だろう
もっとも、僕はこうやって女性と待ち合わせするのなんて始めてだけど
……
「……一時二十分。」
少し遅いよな?
若干不安になり電話をかけてみる
82:名無しくん、、、好きです。。。
08/06/05 02:43:10 mHrDv07J
『この電話は電波の届かない所にあるか』 プチッ
……繋がらない
もう少し待ってみるか
「……一時四十分。」
流石にもう繋がるだろう
『この電話は電波の届かない所にあるか』 プチッ
……繋がらない
おかしい
こなたさんに何かあったのか?ならすぐこなたさんの家に行ってみるか?
でも、僕はこなたさんの家何か知らない
そうだ!かがみさんに聞いてみるか?
いや、もう少し待てみるべきだろ
ただ遅れてるだけかも知れないし
待て、何で遅れてるんだ?何かあったから遅れてるんだろ?
じゃあ、やっぱり誰かに連絡すべきか?
僕の頭の中で思考が堂々巡りを始める
でも駄目だ
このままじゃ埒があかない
とりあえずかがみさんに連絡しよう
そう、思った時
83:名無しくん、、、好きです。。。
08/06/05 02:43:50 mHrDv07J
「やあやあ、お待たせー。」
実に暢気な声を挙げ僕の待ち人たるこなたさんが現れた
「こなたさん!」
無事に待ち合わせ場所にこなたさんが現れた安堵と言い様の無い昂りに思わず声を荒げてしまう
「いやー、遅れてごめんね。」
そんな焦り気味な僕にこなたさんは何時もと変わらぬ調子で答える
「遅いじゃないか!遅れるなら連絡ぐらいくれても良いじゃないか!」
あまりにも何時もと変わらぬ態度にさっきよりも声を荒げる僕
そんな、僕の言葉を尻目に何時も通りなこなたさんは言った
「いやー、約束の時間より早く着いてたんだけどね。」
「はあ?」
「何となく隠れちゃたんだよ。」
「……何で?」
「フッフッフ、初デートに彼女が遅れてきたらみはる君はどんな顔するのかな?って思って。」
「……なんじゃそら?で?何かな?僕はこなたさんを面白がらせる顔してたかい?」
「もー、怒らないでよ。ちゃんと私が喜ばせるような顔してたから。」
「……なんだよそれ?そんな面白い顔してたって事かよ。」
「違うよー。約束の時間に遅れてる彼女を心配して慌てふためいてる顔。思わず惚れ直しちゃうくらいキュンって来たよ。」
……オウ、ベイベーそんな事言われたら何も言い返せなくなるじゃないか
だって今のこなたさんの顔、惚れ直しちゃうくらい可愛いんだもん
おしまい
84:名無しくん、、、好きです。。。
08/06/05 02:45:42 mHrDv07J
こんな感じで
しかしギャルゲ板の改行規制って何行なんでしょう?
知らずに投下したから、ちと手間取りました
85:名無しくん、、、好きです。。。
08/06/05 11:00:21 UhGH51Lk
>>79
うはwwwwwひwよwりwっwてwきwたwwwwwwwwww
……と思わず草生やしてしまうほど萌えまくりました、GJ!
っつか主人公の思考パターンが俺と同じ過ぎて吹いたw
こうちゃん先輩も桜庭先生も貴重なので次回作楽しみにしてます
>>84
乙!こなたならやりかねんと思わず納得した
そしてこなたの気持ちがやたら理解できる俺って一体w
86:名無しくん、、、好きです。。。
08/06/06 00:15:22 IhXuftMG
超久しぶりに着てみれば、凄いSSの量・・・。
途中まではまったりだったのが、何故なのか一スレ目の終わり頃から急速にスレの勢いが
増し始めた、というのはわかってはいたが、3スレ目まで来ていたとは・・・
87:名無しくん、、、好きです。。。
08/06/06 02:41:28 6eWLwoWM
神職人がやって来たこと、排他的流れにならなかったこと、叩きがほとんどないこと
周りはただの馴れ合いスレって思うかもしれないけれど、これはこれで凄く良いことだと思う
88:名無しくん、、、好きです。。。
08/06/06 08:01:32 O1PiBOOZ
叩きがない=馴れ合い、ってのは、ちょっと二元論すぎやしないか?
排他的な流れがなければ、馴れ合いじゃないと思うんだが。
89:名無しくん、、、好きです。。。
08/06/06 20:15:58 oqrp7FRj
乙
90:名無しくん、、、好きです。。。
08/06/06 20:56:51 ZZb4BBmF
,..-‐‐ー‐‐-..、
,-'´ `‐、
,i' `i、
,l l、
,|._ _.|、
〈_``ー=== ╋ ===‐'´_〉
iソ!ー-.、____ ,...-‐' iミ;!
iミ! ,.==、、_ ,__,,,..、、、 i;;リ
|^iト. _ィェァ了 (ェoヮ、 /!7
Yl.| ´!| |!` ! ! }
レl /u__,ゝ i:l‐'
li / _二' _、〉 i l
ヽ ´  ̄ ` i/
./ ゙ヽゝ、 , ノ/ \
i'´ 、 |``r===r'´| ,___ヽ_
.| i、  ̄\/ ̄ | ╋ |
|、 |、 □ .[工]├‐‐‐ュ┘
|、 ヽ、. □ ./ /
ヽ、 ヽー‐┌┐ー‐'i /
`<´.ゝー└┘ーく´``y
ヽ、_) ┐ (_,.ノ
| | | | ,!
.l、 | .| | |
.`lー--‐'^ー--‐'l´
,-‐'´ | `ー-、
(. ! )
`ー--'´`ー^ー'´`‐--‐
全然モニターやキーボードの安全の為 飲食時のこのスレの閲覧は固く禁ずるんだけど
こういう飲食中の皆様には御不便をおかけするのがこのスレなのか?
正直皆様のご理解とご協力をよろしくお願い致しますだろ
91:名無しくん、、、好きです。。。
08/06/06 21:26:32 IhXuftMG
そもそも絵師なんていつ頃から来たのか、もう消えてるものばかりですげー気になる
92:名無しくん、、、好きです。。。
08/06/07 00:44:49 iCt78mhg
あ
93:2-837
08/06/07 01:00:05 wCghZpg/
>>84
乙です!こなたの行動に違和感を感じないw
凄いですね、うらやましい…
俺なんてキャラ崩壊が…
>>87,88
馴れ合いかどうかはわかりませんが
叩かれるかもしれない、といつも不安に投下している自分としては、
このスレの雰囲気がとても有り難いです
矛盾等を叩くわけじゃなくて、指摘してくれるこのスレでなかったなら、
俺は、SSを書いて投下しようなんて決心できなかったと思います
長文失礼しました
というわけで、ゆたかSSの続きを投下させていただきます
94:ゆたかな日々 プロポーズ編
08/06/07 01:01:18 wCghZpg/
―今日はゆたかの誕生日だ。
同僚たちに冷かされながらも、早めに帰ってきた俺は、誕生日だからとゆたかを外食に誘った。
行き先は、今や立派なコックになった、つかささんの勤めるレストランだ。
ゆたかは以前から、つかささんの考案した料理を、食べてみたいと言っていた。
「つかさお姉ちゃんの料理、楽しみだね」
「そうだね」
ゆたかは、つかささんの事を、つかさお姉ちゃんと呼んでいる。
気がついたら、そう呼んでいたそうだ。信頼している証拠だろう。
つかささんは、お姉ちゃんと呼ばれると、照れくさげに、けれど、嬉しそうに微笑む。
95:ゆたかな日々 プロポーズ編
08/06/07 01:03:06 wCghZpg/
予約した席に着き、料理を待つ。
しばし、ゆたかと雑談をしていると、つかささんが料理を運んでくるのが見えた。
つかささんは俺の顔を見ると、意味ありげに微笑む。何だか嫌な予感がする……。
「お待たせしました、ゆっくりしていってねー。それと……」
「それと?」
「まこと君、がんばってね!」
「えっ」
つかささんは、時に鋭い。
ガッツポーズを作り、エールを送ってくれるつかささんを見ながら、俺は今さらそんなことを考えていた。
つかささんが去った後、ゆたかが不思議そうに俺を見る。
「お兄ちゃん、何をがんばるの?」
「え!? それは……、来年度から教諭だね、おめでとう、がんばってね。の略だと思うよ! たぶん」
我ながら苦しい。
「そうなんだ、つかさお姉ちゃんも、応援してるんだね」
「そ、そうだね、がんばらないと! ……じゃあ、料理を食べよっか。早くしないと、冷めちゃうよ」
「うん、そうだね」
ゆたかは気付いてないようだ、助かった……。
できれば、計画通りに進めたい。
96:ゆたかな日々 プロポーズ編
08/06/07 01:04:19 wCghZpg/
「今日はありがとう、お兄ちゃん。料理、美味しかったよ」
頬を少し染め、嬉しそうな笑顔を、こちらに向けるゆたか。
純粋に喜び、心から笑ってくれるところは、初めて会った頃と変わらない。
レストランを後にし、帰路につく。そして、途中にある公園で、少し休憩することにした。
この公園は、小さくやや寂しい雰囲気だけれど、不思議と冷たい印象はない。むしろ、暖かい印象を受ける。
製作者が色々と配慮した、純粋な優しさを感じるのだ。だからか、近隣の人達に愛されているらしい。
俺が、この場所を選んだのは、この公園のイメージに、ゆたかに近いものを感じたからなのかもしれない。
「えっと……、ゆたか、渡したいものがあるんだ」
「え?」
婚約指輪を手渡す。急にプロポーズじゃ、驚かせてしまうだろうから、先に指輪を渡して、何の話を切り出すのか気付いてもらうのだ。
「あ……、ありがとう、お兄ちゃん。プレゼント、大事にするね」
顔を赤らめ、ゆたかは嬉しそうに微笑む。
「へ?」
失念していた、ゆたかは、ちょっとうっかりさんだということを……。
婚約指輪を、誕生日プレゼントと受け取られてしまった。どうやら、ストレートに言った方が良かったようだ。
不測の事態に、頭の中が真っ白になる。
97:ゆたかな日々 プロポーズ編
08/06/07 01:05:08 wCghZpg/
「ゆたか、ちょっと待って! 受け取るのは、俺の話を聞いて、よく考えてからにしてほしいんだ」
「え……?」
話を切り出せたのはいいけれど、不測の事態により、どう伝えるつもりだったかが抜け落ちてしまった。
……これは、考えてきた台詞ではなくて、ありのままの感情を言葉にしろということなのか?
アドリブに強い人なんて、そうはいないだろうに……。
こうなったら、段取りなんて関係ない。
「その……、俺たち付き合い始めてから、八年だよな」
「……うん」
「時間がかかったけど、ようやく伝えられる」
「……何を?」
俺はゆたかの目を見つめる。
ゆたかも俺の目を見つめる。
「俺が……、ゆたかを愛してるってこと。この気持ちは、世界中の誰にも負けない自信がある。もちろん、ゆいさんにもね」
「……」
「だから……、結婚しよう」
「……」
98:ゆたかな日々 プロポーズ編
08/06/07 01:05:56 wCghZpg/
先に視線を外したのは、ゆたかだった。何かに耐えるように俯いている。
「ゆたか?」
「……いの?」
「え?」
「私で、……いいの? きっと……、お兄ちゃんを、不幸にしちゃうよ……?」
表情は見えない。けれど、声が震えている。
ゆたかは、ずっと体が弱いことを気にしていた。そのことが、ゆたかを不安にさせている……。
俺は、ゆたかを優しく抱きしめた。
「そんなことないよ。この八年間、不幸だなんて感じたことは、一度もない。むしろ、ゆたかと一緒にいられることが、すごく幸せなんだ……」
「……お兄ちゃん……」
「だからさ、体が弱いから、なんて理由じゃ、俺の気持ちを動かす事なんてできないよ」
その時、ゆたかの感情が零れ落ちた。
「……ご、ごめん……ね。泣かないように、がんばった……んだけ、ど……」
「泣きたい時は、泣いた方がいいよ。何かに耐えるって事は、どこかに負担をかけるって事だから」
「……でも、強くなって、お兄ちゃん……を、支えて……あげたくて。わ、私……支えてもらって……ばかりだし」
「何言ってるんだよ。俺、いっつもゆたかに支えてもらってるんだぞ?」
「え……?」
「それに、俺だけじゃない、ゆたかは色々な人を支えてるんだ」
「……ホントに……?」
「岩崎さんが言ってたよ、ゆたかはいるだけで人を明るくできる、本当に優しい人だって」
「え……」
「俺もさ、ゆたかの純粋な優しさに、ずっと支えられてきたんだ……」
「……」
ゆたかは何も答えない。けれど、俺を抱きしめて、泣いていた。
俺は、ゆたかが安心できるよう、抱きしめる腕に優しさを込める。
99:ゆたかな日々 プロポーズ編
08/06/07 01:06:25 wCghZpg/
「ごめんね、お兄ちゃん。いきなり泣いちゃって」
「もう大丈夫?」
「うん、落ち着いたよ」
「そっか、良かった。……えっと、それでさ、その……答えは?」
「……えと、もう一度言ってくれたら、答えるよ……。ワガママかな?」
照れくさげに、お願いをしてくるゆたか。
まいったな……。そんな顔されたら、断れないじゃないか。
「……仕方ないな。……俺は、ゆたかを世界で一番愛してる。だから、結婚しよう」
「うん……。私も……、お兄ちゃんを愛してる。世界で……一番」
「待たせてごめんな、ゆたか」
「ずっと……待ってたよ、お兄ちゃん」
大切な事を忘れていた。少し、惜しい気もするけど、仕方のないことだ。
「ゆたか、お兄ちゃん禁止。もう、彼氏彼女の関係じゃなくなるんだから」
「え? ええ?」
目を点にするゆたか。そこまで驚く事だろうか?
「ええと、うんと、その、それじゃあ……、まー君で」
「!?」
今度は俺が、目を点にする。きっと顔が真っ赤だろう。
……ってゆたかも真っ赤じゃないか。
お互いの顔を見て、お互い笑い合った。恥ずかしいのは、お互い様だ。
100:ゆたかな日々 プロポーズ編
08/06/07 01:06:51 wCghZpg/
「それじゃ、改めてよろしく、ゆたか」
「うん、よろしくね、まー君」
手を繋ぎ合い、歩き出す。
クリスマスは、二人で結婚指輪を探しに行こう……。
そんな事を考えながら、夜空を見上げる。今夜は雲一つなく、月が綺麗だ。
まるで、月も俺たちを、祝福してくれているかのようだった。
101:2-837
08/06/07 01:15:13 wCghZpg/
以上です
以前、ゆたかのうれし泣きに期待してくれていた方のご期待に答えられたかどうか…
ちなみに、主人公の当初の計画では、らきメモの告白時のような回りくどいプロポーズだったようです
次回は結婚編となります。結婚といいつつも、式前の控え室での絡みだけの予定ですが…
102:名無しくん、、、好きです。。。
08/06/07 01:23:46 Ve6bZB8i
待ってましたよ!リアルタイムで読ませていただきました。続き楽しみにしています GJ&乙です!
103:名無しくん、、、好きです。。。
08/06/07 01:51:20 BIPuHBio
( ・∀・)<毎度お馴染み流浪のwiki、更新です
( ・∀・)<前スレ保管終了しました。何かあればお知らせください。
( ・∀・)<放置気味でごめんなさい。残りは帰ってきてから保管します。
104:名無しくん、、、好きです。。。
08/06/07 02:01:55 Tl1drnzp
>>101
細かいかもしれんが
末っ子のつかさをお姉ちゃんと呼ばせるところがよかった
105:名無しくん、、、好きです。。。
08/06/07 08:07:07 rY56k0wJ
>>101
GJです!
幸せな二人が凄くイイ
結婚編楽しみにしています
>>103
保管庫更新乙です
106:名無しくん、、、好きです。。。
08/06/08 23:33:10 ijpujeCg
乙乙
107:2-837
08/06/09 23:29:07 thxZxcjZ
>>103
更新乙です
毎度毎度、お疲れ様です
コメントありがとうございます
連投という形になってしまいますが、ゆたかSSの続きを投下します
長くなりそうなので結婚編前編となります
108:ゆたかな日々 結婚編前編
08/06/09 23:30:34 thxZxcjZ
ここは、新郎新婦の控え室。式までまだ時間があるので、二人で休んでいる。
今日は、俺とゆたかの新しい始まりの日だ。
当然、ゆたかはウェディングドレスを着ている。
普段、ゆたかは可愛いと表現するのが、最も適している。けれど、今日は違う。
―とても、綺麗だ。
似合うとは思っていたけれど、ここまで白のドレスが似合うとは……。
「う~ん、さすがに緊張するな」
「そうだよね。……私、ドレスの裾踏んづけて、転んじゃったりしそう……」
ゆたかも緊張気味だ。
「それはあるかもね、ゆたかはうっかりさんだから」
「あうー、まー君ひどいよー!」
膨れるゆたか。少しは緊張が和らいだかな?
「大丈夫だって、もし転びそうになったら、俺がちゃんと支えるから」
「それなら安心だね」
お互いに笑い合う。緊張も大分和らいだ。
すると、部屋の外から話し声が聞こえてきた。どうやらお客さんが来たようだ。
109:ゆたかな日々 結婚編前編
08/06/09 23:31:13 thxZxcjZ
「ヤフー、お祝いに来たよ~」
「ゆーちゃん、まこと君、おめでと~」
「二人とも、おめでとう。お祝いに来たわよ」
「お二人とも、ご結婚おめでとうございます」
これはまた、いきなり大人数だ。というか、このメンツだとお祝いと言うより、冷かしになるのでは?
唯一の救いは、このメンツに日下部さんがいないことだろう。安堵の息を漏らす。
「みんな、ありがとう」
「ありがとうございます」
「わあ! ゆーちゃん、すごく綺麗だよ」
「うんうん、純粋なゆーちゃんには、白がよく似合うね」
「ありがとう、つかさお姉ちゃん、こなたお姉ちゃん」
「お二人とも、とてもよく似合っていますよ」
「ありがとう、みゆきさん」
「本当に綺麗ね、ゆたかちゃん。こんなに綺麗な人がお嫁さんだなんて、まこと君は幸せ者ねー」
ニヤニヤしながら、俺を見るかがみさん。やっぱりそうくるか。
けれど、期待通りの反応をしては、冷かされるだけだ。
「ホントだよ。俺は、世界一の果報者だ」
「まこと君、つまんなーい! もっと初々しいリアクションをおくれよ~」
「こなたさん、無茶言わないでくれよ」
「ま、いーけどね。―それにしても、言ってる事が……」
少し似てる。そんな事を、こなたさんは呟いた。
「こなたさん、何に似てるの?」
「ん? 別に何でもないよ、気にしないでくれたまへ~」
「そっか、何でもないなら、それでいいんだけど」
110:ゆたかな日々 結婚編前編
08/06/09 23:32:55 thxZxcjZ
「いや~、それにしても、まこと君がプロポーズの相談になんて来るから、どうなることかと思ったよ。うまくいって良かったね~」
「ちょっ! こなたさん、それは言わないで……」
「そうだったんだ。だから、あの日はいつもより、帰ってくるのが遅かったんだね」
「まこと君、ゆたかちゃんに、心配かけさせちゃダメじゃない」
「かがみさん、不安なものは不安なんだよ……」
「でも、うまくいって良かったね。私の応援の効果も、あったのかな?」
「うん、あったと思うよ。あれには励まされたし。でも、できれば、ゆたかに見えないようにしてほしかったかな」
「ご、ごめんね」
「でも、つかさお姉ちゃんすごいよ。私、あの日にプロポーズされるなんて、わからなかったよ」
「なんとなく、そう思っただけなんだけど」
「いわゆる、女の直感、というものでしょうか?」
「あ~、あるよね。普段天然なのに、大事な時には鋭いって設定」
「姉としては、いつもしっかりしてくれてると、安心なんだけどね」
「またまた~、ちょっとしたドジとかが、可愛いとか思ってるんでしょ、かがみ~?」
「なっ!?」
「お姉ちゃん、そうなの? 私、お姉ちゃんのこと大好きだから、そうだったら嬉しいよ」
「え!? わ、私はただ、その……心配なだけなんだから!」
なんというか、相変わらず、かがみさんはわかりやすい反応だ。
「素直じゃないね、かがみさん」
「いやいや、そこがかがみの魅力でもあるのだよ、まこと君」
「そこ、うるさい!」
「フフッ、かがみさんは、いいお姉さんなんですね」
「かがみ先輩は、優しいんですね。ゆいお姉ちゃんみたい」
「みゆきにゆたかちゃんまで……」
恥ずかしそうにするかがみさん。彼氏ができて、冷かされたら、もっと恥ずかしがるんだろうな……。
ゆたかの事で、散々冷かされたから、かがみさんに彼氏ができたら、仕返しをしよう。
きっと、それくらいは許してくれるだろう、恐らくは。
111:ゆたかな日々 結婚編前編
08/06/09 23:33:44 thxZxcjZ
「それでは、私たちはそろそろ戻りますね」
「二人とも、緊張しすぎないようにね」
「二人とも、また後でね~」
「緊張するだろうけど、しっかり楽しみたまへ~」
四者四様に部屋から去っていく。なんというか、賑やかだった。
けれど、あんな賑やかな状況が、かつて当たり前だったことを思い出す。一年に満たない時間だったけれど、とても大切な時間だった……。
……つい、感傷にひたってしまうのは、歳をとったからだろうか?
112:ゆたかな日々 結婚編前編
08/06/09 23:34:44 thxZxcjZ
こなたさんたちが去った後、またお客さんがきた。
「おーっす! 祝いにきたぜ」
「二人とも、おめでとう」
日下部さんと峰岸さんだ。
峰岸さんは久しぶりだけれど、日下部さんとはよく会う。けれど、今日は驚くべきことがあった。
「うわ! 日下部さんがスカートだ!」
「驚く事じゃねーだろッ!」
「痛っ!」
おめでたい日であっても、日下部さんの突っ込みは厳しい。
「みさちゃん、普段スカートはかないから、まこと君が驚いても仕方ないんじゃないかな」
「峰岸さんの言うとおりだよ、日下部さん」
「……まこと、あやのはもう峰岸じゃねーぞ」
「あっ! そうか、じゃあ……、日下部さんの言うとおりだよ、日下部さん」
「な、なんだそれ! わざわざ紛らわしい呼び方すんな!」
「い、痛い! 痛いって、日下部さん」
「み、みさちゃん。あんまり乱暴はダメよ、おめでたい日なんだから」
「そーは言うけどな、あやの。こいつ絶対わざとやってたぞ」
「わざとですよ、日下部先輩の反応を見て、少し笑ってましたから」
「わわっ! ゆたか!?」
「さっすが、嫁はちゃんと見てるな♪」
「よくいじわるしたりするから、そのお返しだよ、まー君」
「観念しろ、まこと」
怖い笑顔の日下部さん、苦笑いのあやのさん、ゆたかの逆襲、フォローはもう望めないな……。
113:ゆたかな日々 結婚編前編
08/06/09 23:35:21 thxZxcjZ
「しっかし、まことがこんなに可愛い娘と結婚とはなー」
「俺もびっくりだよ。考えてもみれば、まずきっかけから偶然だったなぁ」
偶然、岩崎さんがゆたかの傍にいなくて、偶然、その時にゆたかの体調が悪くなって、偶然、俺が通りかかった。
俺がゆたかを気にし始めたきっかけは、かなり偶然が重なり合っていたのだ。
「言われてみると、確かにあの時は、珍しい状況だったかも」
「すごくドラマチックなきっかけだったのね」
「うん、偶然が偶然を呼ぶ、みたいな感じかな」
「はぁー、偶然かー。私にも、男の幼馴染がいりゃーなー。偶然の一つや二つ」
「み、みさちゃん……」
顔を赤らめるあやのさん。そういえば、あやのさんのお相手は、幼馴染である日下部さんのお兄さんだったか。
「日下部さん、そうは言っても、誰もがあやのさんみたいに、うまくいくとは限らないよ」
「わかってるよ。……ちくしょー! 売れ残りのケーキになんか絶対なんねーぞ!」
「その意気ですよ! 日下部先輩!」
「あんがとな、それじゃ私は、柊と第二次作戦会議に行ってくる!」
第一次はダメだったようだ。
日下部さんは、部屋から走り去っていった。
「二人とも、ごめんね。騒がしかったでしょう?」
「そんなことありませんよ」
「そうだよ、あやのさん。騒がしいのなんて、日常茶飯事だったじゃないか」
「そうね、今日は懐かしいやりとりが見れそう……」
「だね、楽しい雰囲気になりそうで、何よりだ」
日下部さんは、案外こなたさんと絡んでそうだ。あの二人は、意外に仲がいい。
114:ゆたかな日々 結婚編前編
08/06/09 23:36:17 thxZxcjZ
「それじゃあ、私はみさちゃんのところに行くわね」
「うん、わざわざありがとう」
あやのさんが部屋を去る。
みんなと会ったからか、陵桜での日々を思い出してしまう。
今も充実している。けれど、陵桜での濃い時間には適わないだろう。
だって、あんなに個性的な人達に囲まれていたんだ。毎日が楽しいに決まってる。ただし、かなり疲れるけど……。
「先輩たちは、みんな元気みたいだね」
「元気すぎるよ。いや、むしろ変わってなさすぎる」
「そんな事言ってるけど、まー君、ずっと嬉しそうな顔してたよ」
「うっ……、さすがにバレてるか」
「うん、あんなに嬉しそうな顔してたら、誰でもわかっちゃうよ」
「そ、そんなに嬉しそうだったのか」
懐かしさからか、嬉しさが完全に顔に出ていたようだ。
115:2-837
08/06/09 23:39:24 thxZxcjZ
以上で前編終了となります
後編は現在執筆中です
せっかくだから、ほぼ全キャラと絡ませようと考えたらこんな展開に…
gdgdと感じたら、申し訳ないです
116:2-837
08/06/10 00:07:03 uu4UnlOo
前回から連投という事です
わかりにくい表現をしてすみませんorz
117:2-133
08/06/10 00:11:44 Xqt/1hfy
乙&GJ!gdgdなんてとんでもない、後編も楽しみに待ってます!
自分は完全にペンが止まりまして、こうor桜庭先生SS
投下はまだ先になりそうですorz
あるいはまた気晴らしで書いた方が先に完成なんてことになるかも…
118:名無しくん、、、好きです。。。
08/06/10 01:27:31 cqdVHsCe
>>116
乙。
119:名無しくん、、、好きです。。。
08/06/10 08:32:22 /Fj4sDNH
乙&GJ! gdgdなんて感じませんでしたよ 素晴らしい出来だと思います。
120:2-14
08/06/10 19:39:53 Xyi45mQo
2-837さん
乙です。結婚式前まで一気に読ませて頂きました。
自分の体調のことを気にしてしまうゆーちゃんが健気で良かったです。
医者になったみなみが明るくなってる(?)のもいい感じですね。
ぜひ、幸せな結婚式を期待しています。
2-133さん
乙です。ひよりは私も結構好きなキャラなんで読ませて頂きました。
マントプレイ(違う)いいですね。
何気に2人を煽るこーちゃん先輩もいい感じですね。
私もSS第2弾投下したいと思います。
今回はつかさ編です。というか『らきメモ』のつかさルートをつかさ視点で書いてみるという試験的な作品です。
主人公の名前は前と同じく祐一で行きます。
121:らきメモ~つかさside
08/06/10 19:43:27 Xyi45mQo
「おはよ~・・・」
「あら、珍しいわね~つかさがかがみよりも早く起きるなんて」
お母さんが驚いて私を見る。
「えへへ・・・そうかな」
今日は何だか、目覚めが良くていつもより早く起きちゃった。
「おはよ~」
あ、お姉ちゃんだ。
「・・・」
お姉ちゃんは私の姿を見て、何故か固まっちゃった。
ドアを閉めて、もう一回開ける。そして時計を見て安心したようにため息を付く。
「何だ~良かった」
「どうしたの?お姉ちゃん」
「つかさが起きてるから、てっきり大遅刻なんじゃないかってね」
「ヒドイよ~お姉ちゃん。私だってたまには早起きするよ」
「ゴメン、ゴメン・・・でも、『たまには』じゃなくて毎日早起きしてほしいんだけど」
「あう・・・」
「2人共、朝ご飯食べるんでしょう?」
「うん!!」
「今日はゆっくり食べていけるわね」
122:らきメモ~つかさside
08/06/10 19:44:51 Xyi45mQo
『それでは、今日のラッキー星座は・・・』
私はよく当たると評判の星占いを見ていた。
「つかさも好きね~」
お姉ちゃんが半分呆れたように呟く。
「でもこなちゃんやゆきちゃんもチェックしてるみたいだよ」
「へ~みゆきは分かるけど、こなたもとはね」
『・・・蟹座のあなた!!全てにおいて絶好調!!特に恋愛運は急上昇!!』
「スゴ~イ!!お姉ちゃん、今日はいい日みたいだよ?」
「こういうのは本人の気の持ちようだと思うけどね・・・」
「はぁ~だけど、お姉ちゃんに彼氏が出来るかも知れないんだ・・・」
「ちょっ!?な、何でそんな話になるのよ!!」
顔を真っ赤にして言い返すお姉ちゃん。
「だいたい、双子なんだからつかさだって同じでしょ!」
「え~それは無いよ・・・」
お姉ちゃんは、社交的だし、勉強も出来て、私とは全然違うし・・・
「はいはい。2人共、そろそろ電車の時間じゃないの?」
言い争う私達にお母さんが笑いながら声を掛ける。
「あ、そうみたいね、つかさ。行くわよ」
「うん。お母さん、行って来ます」
私とお姉ちゃんはお母さんに挨拶すると家を出ました。
123:らきメモ~つかさside
08/06/10 19:46:41 Xyi45mQo
「で、つかさ・・・本当にあの番組、当たってる訳?」
「そ、そんなこと言われても・・・」
私達はバスを降りて学園に向っていた。
「全く・・・こういう日に限って、電車が人身事故で遅れるなんて・・・」
「そうだね~」
結局いつも通りに、遅刻寸前になっちゃって私とお姉ちゃんは学園に向って走っていた。
「う~ん、間に合うかな・・・」
「間に合いたかったら、さっさと走る!!」
「う、うん!」
お姉ちゃんがそう言って角を曲がる。
「ちょっと!どいてどいてどいて~~~!!」
その声と同時にお姉ちゃんの足がいきなり止まる。
「お姉ちゃん~私は急に止まれない~~~!!」
“ドカッ”
結局、立ち止まったお姉ちゃんにぶつかるような形で、私はその場に転んでしまいました。
「イタタタ・・・ちょっとあんた!」
お姉ちゃんはぶつかった人に対して怒っているみたいでした。
その後、私の方に近づきます。
「つかさ、大丈夫?うあ、膝擦りむいてるし・・・バンソウコウ持ってたかな」
「ああ、それなら俺が持ってるよ」
お姉ちゃんとぶつかった人――学生服を着ているからうちの生徒かな?
その人は私の前にしゃがむと、私の膝にバンソウコウを貼りました。
「これで、OKと。・・・大丈夫?」
「うん!ありがとう!」
「そっか。良かった」
その男の子はそう言うと私ににっこりと笑いかけます。
その時でした。
“ドキン”
不意に私はドキッとしてしまいました。
124:らきメモ~つかさside
08/06/10 19:47:35 Xyi45mQo
(えっ・・・今の何?)
だけど、私の考えはお姉ちゃんの声に掻き消されました。
「ちょっと、あんた、何やってるのよ!」
「えっ?・・・!!ああっ!本当にゴメン!!」
「お姉ちゃん、怒っちゃダメだよ。この人は膝小僧の恩人なんだから」
私の言葉に、その男の子は不思議そうにお姉ちゃんの方を見ます。
「あ~気にしないで、この子、こういう子だから」
「そ、そうなんだ」
不思議そうに、私を見る男の子。
“キーンコーンカーンコーン・・・”
「ヤバッ!予鈴だ。急ぐわよ!」
「ああ、お姉ちゃん待って~」
私はその男の子と一緒にお姉ちゃんを追いかけました。
その間、私は――
(さっきのアレは何だったのかな・・・)
隣を走る男の子を見た時に感じた胸のドキドキを不思議に思っていました。
125:2-14
08/06/10 19:54:14 Xyi45mQo
とりあえず導入部の部分です。
何か原作と台詞が微妙に違うとかツッコまれそうだorz
つかさルートをつかさ視点で書く予定ではありますが、オリジナルのシーンも入れる予定です。
でも、全部のシーンを書いてたら長くなりそうなので、ここに来ている皆さんにアンケートを取ろうかと。
つかさルートのどのシーンをつかさ視点で書いて欲しいのか、よろしかったら教えてほしいです。
と言ってもある程度読めそうな気もしますがw
皆さんよろしくお願いします。
126:名無しくん、、、好きです。。。
08/06/10 20:03:29 6LeBWiGF
>>125
乙です。 つ旦~
いいですね、つかさ視点。台詞の違いなんか全然気になりません。
長くなってもいいので、全部のシーンがみたいというのは無理なお願いですかね?
127:名無しくん、、、好きです。。。
08/06/10 20:10:45 Zh7q1zFK
>>125
これはいい(・∀・)ニヤニヤ
キキースシン及び缶ジュースが楽しみでしょうがないです
128:名無しくん、、、好きです。。。
08/06/10 22:40:25 GqAgyDAl
>>125
乙です。結ばれた後のアフターではないこういう話も新鮮ですねw
>>つかさルートのどのシーンをつかさ視点で書いて欲しいのか、よろしかったら教えてほしいです。
せっかくのつかさ視点をいかして、主人公がいない所であった事件とかあると面白そうですね。
寝不足で練習が上手くいかずこなたと主人公が険悪になる所、
実はつかさは主人公だけでなくこなたとも直接か携帯かで話してて
「主人公君も変だったけど練習投げ出して帰るこなちゃんがダメだよ」(フラグ立ってるから無意識に主人公側を応援してしまう)
「つかさには関係ないじゃん!」 or 「つかさ……ごめんね……」
ってな感じになってて主人公&こなたが仲直りすると同時につかさ&こなたも仲直りとかw
贅沢言って申し訳ない
129:2-837
08/06/10 23:42:13 uu4UnlOo
>>117
こうも桜庭先生も書くの難しそうですからね…
参考資料が少なくて大変かもしれませんが、待ってます
でも、気晴らしも重要ですよね!
もし、気晴らしの方が早く完成したら投下待ってますね
>>118>>119
gdgdと感じませんでしたか、良かったです…
ゆたかメインのハズが、他のキャラを絡ませると暴走を始めて大変でしたw
後半もgdgdにならないよう気をつけてがんばります
>>125
コメありがとうございます、幸せな結婚式を書けるよう努力しますね
そして、乙です!
彼女側視点は前にありましたが、まさからきメモでくるとは!
GJです!ニヤニヤ分補給させてもらいましたw
自分としては、劇後に主人公を探し回る時のつかさを見てみたいですね。ニヤニヤできる事考えていそうなので…
では、続き待ってます
130:名無しくん、、、好きです。。。
08/06/11 21:54:50 ptH/dUrG
ゆいのSSを書いて見たので投下します。
タイトルは『ゆいinラキレボ』
131:名無しくん、、、好きです。。。
08/06/11 21:57:52 ptH/dUrG
乙女的肉体改造ラキレボにて
ゆい「へぇ~ミスコン!面白そう!」
主人公「面白そうって・・・」
主人公「ていうか、何でゆいさんがここに・・・
仕事はいいんですか?」
ななこ「かたい事いうなや○○(主人公)」
ゆい「そうそう、細かいことは言いっこ無し無し!」
かがみ「それでいいのか公務員」
みゆき「あ、あはは・・・」
ゆい「と言うわけで私も飛び込みで参加するから」
一同「へ?」
続く?
132:名無しくん、、、好きです。。。
08/06/11 23:48:42 /RfQYHsA
乙
133:名無しくん、、、好きです。。。
08/06/13 22:24:38 Nm4e+vUG
やっと復旧か
134:2-837
08/06/14 01:15:16 wus20pbO
>>131
乙です
ゆい姉さんの奮闘に期待です
復旧祝いにゆたかSSの続きを投下します
間が開いてしまって、申し訳ないです
135:ゆたかな日々 結婚編後編
08/06/14 01:16:20 wus20pbO
あやのさんと入れ替わるように、俺とゆたかの恩師がやってきた。
「おめでとさん、お祝いに来たでー!」
「ありがとうございます、黒井先生」
「おっ! 綺麗やないか、小早川」
「先生、ありがとうございます」
「教え子の晴れ姿を見るちうのも、えーもんやな」
「黒井先生……」
「……ウチはいつ結婚できるんやろか」
黒井先生の顔が曇る。
「兄沢さんとは、うまくいってないんですか?」
「命斗さんとはいい感じや。……ただ、先に進めないんや。足踏みしたまんまーでな」
「黒井先生たちも、俺たちと同じくらいの時に、付き合い始めたんですよね?」
「せや。けど、ゴールは自分らが先やな。……はぁ」
「元気出してください、先生。きっと、兄沢さんも、中々切り出せないんですよ」
「ウチが切り出しても、ええと思うたんやけどな。ダメやったら、なんて考えたら、……なんや怖なってな」
少し前の俺と姿が重なる。不安になるのは、みんな同じだ。
「先生、兄沢さんの事、本当に好きなんですね」
「たぶん、兄沢さんも、黒井先生と同じ事考えてますよ」
「そやろか?」
「同じように、何度も不安になった俺が言うんだから、間違いないですよ」
「教え子に励まされるとは、なんやえらくおかしな状況やな」
「そんな事、言わないでくださいよ。今までお世話になった分、お礼をしたいんですから……」
「そうなんか……、ありがとうな」
黒井先生の顔に笑顔が戻る。やはり、黒井先生はこうでなくては。
136:ゆたかな日々 結婚編後編
08/06/14 01:17:05 wus20pbO
「悩み事も無事解決したことやし、今日はめでたい日なんやから、ぎょーさん飲むでー!」
「先生、飲みすぎには、気をつけてくださいね」
「迷惑かけるほどは、飲まんよーにするて。ほな、ウチは戻るでー」
黒井先生は、いつものように豪快に笑いながら戻って行った。
少しは力になれたのだろうか?
黒井先生には、ずっとお世話になってきた。だから、力になれていると嬉しいのだけれど……。
「先生と兄沢さん、うまくいくといいね」
「大丈夫だと思うよ。後は、どちらかが一歩踏み出せば、いいだけみたいだから」
「そっか、良かった。先生たちの結婚、早く決まるといいね」
「うん。今度は俺たちが、祝福しないとね」
たぶん、そんなに時間はかからないだろう。
近いうちに、またみんなと会うことになりそうだ。
137:ゆたかな日々 結婚編後編
08/06/14 01:17:36 wus20pbO
しばらくして、今度は懐かしい面々がやってきた。
「……伊藤先輩、ゆたか、おめでとう……」
「二人とも、おめでとうっス!」
「まこと、ゆたか、Congratulations!」
「いやー、めでたいねぇ、お二人さん!」
「みんな、ありがとう」
友人が来てくれて、嬉しそうにするゆたか。まあ、当然なのだけれど、俺には一つ違和感があった。
「ありがとう。でも、このメンツに、八坂さんて珍しいね」
田村さんやパティさんはともかく、岩崎さんやゆたかとも面識があったのだろうか?
「何言ってるんですか、まこと先輩。ゆーちゃんとみなりんは、アニ研に遊びに来てたりしましたよ」
「あれ? そうだったんだ」
「うん、田村さんに誘われたりして、よく遊びに行ったりしてたよ」
「……その時に、八坂先輩とも知り合ったんです」
「そーなんですよ。たまにイベントの手伝いしてもらったり、コスプレしてもらったりして」
「あぁ! あの写真はその時のか」
俺が、前に見せてもらった写真には、恥ずかしそうなゆたかと岩崎さんが写っていた。
ゆたかは可愛さを、岩崎さんはかっこよさを強調したコスプレだった事を覚えている。
「二人とも似合うんですよ、コレが! 特にみなりんは、男装もいける万能ぶり!」
「みなみちゃんの男装は、本当に男の人と勘違いする人もいたっスよね」
「……私は、そんなに女らしくないでしょうか?」
胸に手を当てる岩崎さん。
「みなみ、オオキいだけがオンナじゃないネ!」
「そうだよ、みなりん。小ぶりなのは、すっごい可愛いんだから。ねっ、ひよりん」
「ちょっ、そこで私に振るんスか!? でも、伊藤先輩のように、需要があるのは確かっス!」
「た、田村さん……」
なぜ俺が例になるのだろうか。いや、確かにゆたかは小さくて可愛いけれど……。
「Oh! まこと、カオがアカイです! もしかして、キノウのヨルはオタノシミでしたかー?」
「パ、パティさん……」
ゆたかの顔も真っ赤だ。こなたさんたちに、気をつけていればいいと思っていたけれど、その考えは甘かったようだ。
138:ゆたかな日々 結婚編後編
08/06/14 01:18:25 wus20pbO
「……それにしても、先輩、……ちゃんと言った事、守ってくれましたね……」
「みなみちゃん、まー君が何か言ってたの?」
「うん、ゆたかの事を……大切にするって……」
「ま、まー君、そんな事言ってたの?」
照れくさそうなゆたか。けれど、ちゃんと嬉しそうな事もわかるのも、ゆたからしい。
「うん、岩崎さんが真剣だったから、俺も真剣に答えたんだよ」
「……ですが、あの時は……、伊藤先輩に自信がなくて、ゆたかの友人として、不安になるような言動もありましたね…
…」
「あちゃ~、まこと先輩、ヘタレですねー」
「そうなんだけど……、俺も色々がんばったんだよ?」
「確かに、プロポーズの相談に、泉先輩のところに来たときは、ヘタレの汚名返上したっスよね」
「HEATS! モエですネ、まこと!」
「うんうん、熱いねえ」
「その調子で……、ゆたかの手を引いてあげてくださいね……」
岩崎さんの言葉は、あの時と同じで真剣なものだ。
違うのは、もう信頼されていないという状況ではないこと。
「うん、わかってる」
「まー君……」
ゆたかが嬉しそうに微笑む。この笑顔を守るためにも、しっかりがんばらなくては。
139:ゆたかな日々 結婚編後編
08/06/14 01:18:54 wus20pbO
「まこと先輩、ゆーちゃん、私たちはそろそろ戻るねー」
「二人とも、また後でっス」
「see you later!」
「伊藤先輩……、ゆたか……、あまり緊張しすぎないように……」
後輩たちは戻っていった。
なんというか、俺の友人は同級生も後輩も、個性的な人たちが多かったんだなと、改めて気付く。
大学の思い出が、普通すぎると感じるのは、それが原因なのではないかと勘繰ってしまう。
「やっぱり、みんな元気だったね」
「さっきの俺の気持ち、わかったろ?」
「うん。懐かしくて、嬉しくて、泣きそうになっちゃった」
そう笑うゆたかの目尻は、若干涙で滲んでいた。
140:ゆたかな日々 結婚編後編
08/06/14 01:19:48 wus20pbO
「二人とも、おめでとう」
岩崎さんたちが会場に戻った後、そうじろうさんがやってきた。
「ゆーちゃん、似合ってるじゃないか」
「ありがとうございます」
「ゆきやゆいちゃんの結婚の時を思い出すよ」
「そ、そうですか? そうだと、嬉しいです」
陵桜での三年間、ゆたかは泉家に居候していた。つまり、俺とゆたかの仲は、すぐにこなたさんたちの知ることとなっ
た。
ゆいさんとそうじろうさんに呼び出され、尋問されたのも、今となってはいい思い出だ。
最終的には認めてもらえたけれど、あの二人に終始押されていたのは、言うまでもないだろう。
141:ゆたかな日々 結婚編後編
08/06/14 01:20:33 wus20pbO
「それにしても、とうとう結婚……か」
「そうじろうさん、どうかしたんですか?」
「いや、なんでもないよ。―まこと君、ゆーちゃんを……幸せにするんだぞ」
それは、よくある祝福の言葉だった。
けれど、大切で重い意味が込められている。なぜか、俺はそう感じた。
「はい。……ゆたかは、俺が必ず幸せにします」
「その気持ちを、忘れちゃダメだぞ」
「大丈夫ですよ。この気持ちは、死んでも変わらない自信があります」
「まこと君がそういうなら、きっと本当に、死んでも変わらないんだろうな」
この根拠の無い自信でも、認めてもらえるほど、俺はそうじろうさんに信頼されているようだ。
その信頼を裏切らないためにも、努力しなければ。
……けれど、こういった話は、本人の目の前で話すことなのだろうか?
顔を真っ赤にしているゆたかを見て、俺はふとそう思ったのだった。
「それじゃあ、俺はそろそろ戻るよ。せっかくなんだから、こなたたちも写真に撮らないと!!」
「桜藤祭の時みたいに、警備員に追い出される。なんてことがないようにしてくださいね」
「うう、追い出されるのは嫌だな。少し自重するしかないのか……!」
「式の後で撮らせてもらうのは、ダメなんですか?」
「ゆーちゃん、それだ!」
問題が解決したそうじろうさんは、幸せそうに戻っていった。
なんというか、もう結構な歳なのに、そうじろうさんはかなり元気だ。
あの元気さは、俺も見習うべきかもしれない。元気さだけだけれど……。
142:ゆたかな日々 結婚編後編
08/06/14 01:21:09 wus20pbO
「やっほー! 二人とも、結婚おっめでとー!!」
最後にやってきたのはゆいさんだ。相も変わらず、テンションが高い。
というか、なんか様子が少し変だ。……まさか。
「ゆいさん、もしかして、お酒入ってる?」
「うん、そーだよー。黒井先生に薦められてねー」
く、黒井先生、何してるんですか……。
「お姉ちゃん、お酒飲んじゃって大丈夫なの?」
「そもそも、我が最愛の妹の結婚式、なーんてめでたい日に、飲まずにいられるかー!」
「で、でも、お姉ちゃん今日は車じゃなかったっけ?」
「だーいじょうぶ。こなたに代行頼むから」
「こなたさんたちも、少しは飲むんじゃ?」
「そしたら、本業の代行に頼めばいいのさー!」
なんだか、勢いがすごい。毎度思うことだけれど、本当にゆいさんはノリで生きてるな……。
けれど、そんなゆいさんだからこそ、話しているだけで、元気を分けてもらえているような気がする。
こういった、周りを明るく、元気にできる才能は、ゆたかもゆいさんも一緒だ。さすが、姉妹といったところか。
143:ゆたかな日々 結婚編後編
08/06/14 01:22:36 wus20pbO
「うーん、にしても、ゆたかよく似合ってるね。綺麗だよー」
「そ、そう? ありがとう、お姉ちゃん」
嬉しそうなゆたか。お姉ちゃんっ子だから、ゆいさんに言われるのが、一番嬉しいのだろう。
「まこと君も、男前だね」
「ありがとう、ゆいさん」
「うんうん、二人はいい夫婦になれるよ。お姉さんが保障しよう!」
「心強い保障ですね」
「でしょー? よしよし、それじゃそろそろ行こうか。出番だよ、お二人さん」
「よし、行こうか、ゆたか」
ゆたかに手を差し伸べる。
「うん、まー君」
握り返すゆたか。そして、俺たちは歩き出した、新たな一歩を―。
余談だけれど、ブーケは、激しい争奪戦の末、ちゃんと黒井先生がゲットした。
144:2-837
08/06/14 01:30:04 wus20pbO
以上です
多くのキャラを出したので、自分の拙い技術力がはっきりと出てしまいまいた…orz
キャラ崩壊を感じたら、申し訳ないです
それと、なりすましの黒井先生を今さら思い出したので、とても後付けくさいかもしれません
ですが、嫌いなキャラがいないので、やはりみんな幸せになってほしい願望が…
ですので、またお前かと言わず、できれば兄沢命斗を応援してあげてくださいw
145:名無しくん、、、好きです。。。
08/06/14 01:33:17 Ret04Mc8
>>135->>143
素晴らしい。GJ!!
146:名無しくん、、、好きです。。。
08/06/14 01:36:32 QxMSktYt
乙!
すばらしい!!
147:名無しくん、、、好きです。。。
08/06/14 02:54:32 b4F9GfJy
兄沢店長と黒井先生か……なにげにお似合いかもしれんw
GJ!
148:名無しくん、、、好きです。。。
08/06/14 08:14:15 cUFY08sd
スレに空いた時間すら埋めるほどの良作。乙&GJ!!
149:GREN ◆.V03vEgrME
08/06/14 21:34:28 SZC2N4Sw
みなさま乙&GJです。
そしてまとめ氏毎度ありがとうございます。
…てゆーか、おひさしぶりです。
ここのスレではこなたの誕生日SS突っ込んで以来音沙汰無しで申し訳ないです。
そして誕生日ssに感想いただき、これまた感謝です。
個人的に柊姉妹の誕生日はやってみたいところです。以前双子キャラの誕生日SSを書いたことはありますが、それとは毛色の違う双子の誕生日を如何にして祝うか。
ウデの見せ所ってヤツです。
…まぁ、いろいろあるので書けないかもですが。
久々にかーなーりースランプ中でして(哀
オリジナル掌編とか書いてリハビリもしてるんですが(汗
ひたすらに萌え甘書いてきた反動か、そろそろ燃えに方向転換したくなったのかもしれません(ぇ
ともあれ「想い出のつづき」HP版書き下ろし特別編のプロットもうにうにと思案中です。
今月中にup…できればいいなぁ。
では、また次回投下時にでも。
長文失礼いたしました。
150:名無しくん、、、好きです。。。
08/06/14 23:32:22 sq/H3/sm
>>144
ゆたかな日々、ついに完結ですか……
なにか色々こみ上げるものがありますが今はただGJと言いたい
キャラはちゃんと掴めてると思いますよー自信持って下さい!
にしても兄沢いつの間にwww別の意味で熱いカップルだwww
151:名無しくん、、、好きです。。。
08/06/14 23:57:57 YS9OI4g1
>>144
乙です。 つ旦~
>>149
双子の誕生日話、楽しみにしてます。気長に待ってますんで、頑張ってください。
152:名無しくん、、、好きです。。。
08/06/15 00:48:12 UiAqljUX
ゆいinラキレボの続きを投下します
153:ゆいinラキレボ
08/06/15 00:53:24 UiAqljUX
数日後・・・
ゆい「いやーホントに許可が出ちゃうとはねー」
主人公「ホントにエントリーしちゃったよ・・・」
かがみ「全然ミス陵桜じゃないわよ、部外者じゃない・・・」
主人公「つか、何で許可が出たんだ・・・」
ゆい「お姉さんびっくりだ!」
主人公「いや、こっちがびっくりなんですけど」
(その後の展開は劇中と同様、ダイエットへ話が流れていく)
かがみW?センチアップ
みゆきH?センチアップ
ゆいBWH?センチアップ
ななこ同上
かがみ「昨日の焼き芋が犯人ね、油断してたわ・・・」
ななこ「やっぱり忙しゅうて不摂生すんのがあかんねんな・・・」
ゆい「うう・・・
そういえば、最近寂しくてヤケ食いとかしちゃってたもんなぁ・・・」
みゆき「私は心当たりがないのですが・・・」
主人公「あー、4人とも太ったんだ」
4人「はぅ!?」
続く?
154:2-14
08/06/15 19:30:17 LafXR5/U
>>144
乙です。
つーか店長、いつのまに黒井先生とw
個人的にそうじろうのところでホロリとしてしまった。
思うに、かなたとゆーちゃんがダブって見えたのかなとか。
こなたを生んで、すぐに亡くなってしまった(?)ことを考えるとひょっとしたら、
かなたも、ゆーちゃんと同じで身体弱かったのかも知れないし。
いい結婚式を見させてもらいました。
そして、今書いてるつかさストーリーのアフターで結婚式ネタを考えていた俺、涙目w
>>153
乙です。
ゆい姉さん、本当によく出られたな・・・
というか優勝できるのか?
155:2-14
08/06/15 21:41:28 LafXR5/U
お待たせしました~らき☆メモつかさsideの続きです>>124からの続きになります。
156:らきメモ~つかさside
08/06/15 21:43:07 LafXR5/U
こなちゃんが呆れた感じで言います。
「転んだんでしょ?つかさらしいイベントだよね~。ねえ、祐一君」
「何?こなたさん?」
「つかさに萌えた?」
「は・・・も、萌え・・・?」
戸惑った声を出す祐一君。
「考えるんじゃないの。魂で感じるの!」
「あ~はいはい。祐一君、気にしないで。こいつ、こーいう奴だから」
放課後、私のクラスに遊びに来ていたお姉ちゃんが割り込みます。
「あ、そ、そうなんだ」
気を取り直して、自分の目の前にある山のようなプリントを見る祐一君。
「どうしたの?」
「いや・・・凄い量だなと思って」
確かに、そのプリントはちょっとした雑誌くらいありました。
「毎年、こんなに凄いの?陵桜学園の文化祭は?」
「そうですね。確かに今年は例年よりも、多いかも知れませんね」
ゆきちゃんが苦笑いを浮かべます。
「こんなにあったっけ?」
「皆さんにもお渡ししたはずですが・・・」
「記憶のかなたに消えてるかも」
「『部屋のどこかに』の間違いでしょ?」
こなちゃんとお姉ちゃんの会話を聞きながら、祐一君はゆきちゃんに聞きます。
「で、黒井先生には『気合入れて手伝うんやで~』って言われたんだけど、具体的には何すればいいの?」
「私達のクラスは演劇をやる予定なんです。かがみさんのクラスとの合同なんですよ」
「脚本は私の友達。監督はみゆき。私も役者で出てるの。楽しいよ~結構ハマるかも」
「私も~♪声優みたいで楽しいよ」
「いや、声優とはまた違うだろ・・・」
「私は道具係なんだ。かつらや劇で使う小道具を作ったりするの」
「そうなのか・・・でもそれだと大変なんじゃない?」
「お恥ずかしながら・・・祐一さんにもどこかにお手伝いに入って頂くことになるかと思います」
「う~ん・・・じゃあ・・・」
祐一君はしばらく考えた後、口を開きました。
157:らきメモ~つかさside
08/06/15 21:46:41 LafXR5/U
「道具係にしようかな」
「ほう~」
祐一君の言葉に、何故かこなちゃんが意味深に笑います。
「何だ~やっぱり祐一君、つかさに萌えてたんじゃん♪」
「なっ・・・ち、違うって!!ただ・・・」
祐一君の言葉に何故か息を呑む私。
「朝の言動とか、さっき黒井先生に落書きを注意されてたあたり、誰かが見てて無いと不安過ぎるというか・・・」
「み、見てたの?」
思わず顔が赤くなる私。
「え~でも、祐一君だって居眠りしてて黒井先生に怒られてたよね」
「あ~あれにはびっくりしたよ~転校初日にしかも黒井先生の授業で居眠りするなんて、度胸あるよね」
こなちゃんが感心したみたいに言います。
「そうですね。でも流石に授業中に寝るのは良くないと思います・・・泉さんもですよ」
「うっ・・・そ、それは反省します」
「右に同じく」
ゆきちゃんの言葉に平謝りの祐一くんとこなちゃん。
158:らきメモ~つかさside
08/06/15 21:48:33 LafXR5/U
「あ・・・でもさ」
「どうしたの?祐一君」
私の問いに祐一君は頭を掻きながら言いました。
「いや、俺あんまり手先が器用じゃないんだけど・・・大丈夫かな?」
「大丈夫だよ~私も不器用だけど、ちゃんと作れてるから」
「つかさ・・・言ってて悲しくならない?」
「ちょっと・・・」
「では、祐一さんにはつかささんのお手伝いをしてもらうということで」
「じゃあ、今日はこれで解散?体育館は使えないんでしょ?みゆき」
「ええ、他の学年の方にどうしてもと言われまして・・・」
「あ~久々に早く帰れるよ~アニメ見なきゃ・・・」
「あんたはやっぱりそれか」
皆はそれぞれに帰り仕度を始めます。
「あ、ねえ皆、帰りにコンビニ寄っていかない?」
私はそんな提案をしました。
「うん、そうね・・・新しいお菓子が出たし。行ってもいいかもね」
「かがみ~そんなんだからあっという間に体重が・・・」
「うっさいわね!余計なお世話よ!」
「祐一君とゆきちゃんは?」
「帰り道だし、付き合うよ」
「そうですね。たまにはいいかも知れませんね」
そうして、私達4人はコンビニに向いました。
159:らきメモ~つかさside
08/06/15 21:49:40 LafXR5/U
『♪~♪~♪』
(あ、メールだ)
時間は夜の10時です。これから寝ようと思っていた私の携帯にメールが届いたのはその時でした。
(誰からかな・・・あっ)
メールの差出人は祐一君でした。
コンビニに寄った時に、私達4人と祐一君とでメールアドレスの交換をしました。
それを試す意味も兼ねて私は『明日から学園祭の準備、頑張ろうね!』という内容のメールを送りました。
祐一君からのメールにはそれのお礼とそして――
『P,S 『ドロリ濃厚ピーチドリンク』意外と美味しかったよ。ありがとう』
コンビニで祐一君が飲み物何を買うか悩んでいたので、私お薦めのジュースを教えてあげたんです。
最初は戸惑っていたみたいですが、最終的には私を信じて買ってくれました。
(そっか・・・祐一君。喜んでくれたんだ・・・嬉しいな)
私は自分の心が暖かくなって行くのを感じていました。
160:2-14
08/06/15 21:53:13 LafXR5/U
今日はここまでです。
何かもう『つかさルートをベースにしたオリジナル』になりつつあるような・・・
『朝をすっ飛ばして放課後』とか『ゆーちゃん達は?』とかいう疑問はスルーしてくれるとありがたいです。
次回はかがみの怪我あたりがメインになるかなと。
161:名無しくん、、、好きです。。。
08/06/15 22:20:30 eOJztLNK
乙!
続きが楽しみすぎるんだぜ
162:名無しくん、、、好きです。。。
08/06/15 23:01:43 UiAqljUX
>>156
乙です。
なんていうか、『ドロリ濃厚』とか、パロディで
らきすたっぽさを出していていい感じですね
して、私のほうも、ゆいinラキレボの続きを投下します
163:名無しくん、、、好きです。。。
08/06/15 23:04:30 UiAqljUX
主人公「仕事してたり、忙しい毎日を過ごしている人は
まず食生活から見直すのがダイエットの基本らしいよ」
ゆい「食生活ねぇ・・・」
かがみ「う、私結構間食が多いかも」
ゆい「最近は、外食が多いかな」
ななこ「一人でかい」
ゆい「うう・・・」
主人公「で、お茶とかがいいらしいよ
おなかがすいた時は、食べずに少しお茶を飲むと
空腹感が幾分マシになるんだって」
みゆき「お茶ですか、確かにノンカロリーですし
精神的にも落ち着かせる作用がありますね」
ゆい「私、お茶大好きだよ~」
かがみ「お茶だけを飲んでればいいわけ?」
主人公「いや、さすがに食べる物は食べないとダメだろうけど・・・」
ななこ「けど本当に、お茶を飲むだけで痩せるんか?」
主人公「いやだから、お茶だけでなくて・・・」
ゆい「私、ウーロン茶ならいくらでもいけるよ!><」
みゆき「私も、緑茶なら・・・」
かがみ「緑茶って、渋いわね・・・
けど私も、お茶は嫌いじゃないし、いけそうだわ」
ななこ「決まりやな、しばらくはお茶だけで、すごすで!」
4人「おぉー!!」
お茶ダイエット大作戦!!←発砲音
主人公「だから、きちんとした食事も・・・」
続く?
164:名無しくん、、、好きです。。。
08/06/15 23:05:51 Z7gpPZu4
メタルギア買った直後
ホントに直後に返品したんだ
店員がこう訊いた
「返品の理由は?」
俺は
「買うつもりじゃなかったんで」
と答えた
とりあえず返金もしてもらった
1980円を渡された
バッグとかもっててなんか小銭とか掴みにくい状況だった
まず980円財布にいれて千円札いれようとしたら
千円札裂けた・・・ッ
あああああああああああアッ!!
大人しくらきすただけ買ってりゃあよかったのによォォォッ!!!!
あああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!
どうすればいい?
165:163
08/06/16 02:07:31 fKSBaO17
ああ、すいません、タイトル名を名前の欄に書き忘れてしまいましたorz
166:名無しくん、、、好きです。。。
08/06/16 14:42:42 uP1lXI90
>>164
確か、銀行に持っていけばいい。
167:名無しくん、、、好きです。。。
08/06/17 03:36:17 xyCSE6S4
ふゆき先生は難易度高そうだなー
168:名無しくん、、、好きです。。。
08/06/17 23:30:06 imDo+Y6F
弱点が無いから責めづらそう
169:名無しくん、、、好きです。。。
08/06/18 00:18:39 L81N7qgx
>>168
なにを言ってもさらっと受け流されそうだよな。
ちびっこいダンナもいるし。
170:名無しくん、、、好きです。。。
08/06/18 15:19:03 A7NJ6kos
ひかるは俺の嫁だから大丈夫だよ
171:名無しくん、、、好きです。。。
08/06/18 22:41:15 cnHIRMZF
一見弱点が無さそうなキャラほど責められると弱いものなのだよ
172:名無しくん、、、好きです。。。
08/06/19 00:46:57 P61SAkAG
主人公「天原先生~、好きです~」
ふゆき「また、そんなことを」
主人公「本気ですって」
ひかる「ふゆきはわたしの嫁だぞ!」
主人公「なら俺が、奪います」
ひかる「させん!」
ふゆき「困った事になってしまいましたね・・・」
ドアの影から
ひより「・・・ここから2人は、
とりあえず決着がつくまでは二人のものということにして・・・
そして・・・」
あらぬ妄想膨らませ、律儀にメモっていたりする。
173:名無しくん、、、好きです。。。
08/06/19 02:35:08 9YM+j4uP
そしていつしか
主ふひ
↓↓↓
ふ主ひ
になるんですねわかります
174:名無しくん、、、好きです。。。
08/06/19 11:40:26 7I3jMiP1
いがみ合う内に惹かれあっていく主人公とひかる先生
ふゆき先生「計画通り」
175:名無しくん、、、好きです。。。
08/06/19 12:47:19 TvNRB7x3
>>174
主人公がちょっかい出しているうちに、マジで惹かれあっていくふゆき先生とひかる先生
主人公「計画通り」
……っていう月下氷人チックな展開が、ひとつぐらいあってもよかったと思うんだ。
176:名無しくん、、、好きです。。。
08/06/19 22:44:34 /tK3HK+E
>>173
ひかる先生ナルかよw
177:名無しくん、、、好きです。。。
08/06/20 03:33:33 eOkN+9/4
>>176
俺も初めそう思ったが、
ひかる→ひより
ひより→ひかる
のどっちかなのか?とも考えた。
178:名無しくん、、、好きです。。。
08/06/20 04:11:00 YJyY5jEj
ん?
ふゆき先生を中心に二人で取り合ってたのが、いつしか主人公を中心にハーレムになるって話じゃないのか?
179:名無しくん、、、好きです。。。
08/06/20 18:12:33 QmVXk9Ll
そもそもひかる先生はガチレズってわけじゃないだろ
180:172
08/06/20 19:47:43 aBUZuE1p
>>179
とりあえず極端なアンチ百合の方は勘弁してください・・・orz
181:名無しくん、、、好きです。。。
08/06/20 19:58:48 AyLrU0zg
18禁注意。短すぎ注意。Sなこなたさんは好きですか?
需要は気にしたら負けさっ。
本番は次の機会に(`・ω・´)
パスは『konata1』
URLリンク(ura.s2.x-beat.com)
182:名無しくん、、、好きです。。。
08/06/21 12:51:25 mSRtTyyj
コレはエロい!
が生殺し
183:名無しくん、、、好きです。。。
08/06/21 16:33:06 w6MUTNbH
>>174
いがみ合っているつもりで、実はイチャついてるような感じになっていて
気が付けば、ふゆき先生背景
そして、脇で萌えてるひより
184:名無しくん、、、好きです。。。
08/06/21 18:21:23 PWAw4PZz
>>181
寸止め!?
この悪党め、どうもありがとうございました。
185:名無しくん、、、好きです。。。
08/06/21 23:53:48 /I9Bodk4
乙
186:2-837
08/06/22 00:34:48 dYz85EPb
>>149
次回作や誕生日ネタ、楽しみに待ってますね
>>160
うわあああああ、ネタ被りすみませんorz
ですが、ネタ被ってもおもしろさは変わらないと思うので、是非アフターまでがんばってください
つかさの結婚編、凄く…見てみたいです
>>163
乙です
もし、ゆい姉さんが優勝したら、やはり主人公にデレるんでしょうか?でも、それって不り(ry
ゆい姉さんの奮闘に期待してます
>>172
なんという嫁争奪合戦
是非続きをば…
>>181
乙です。エロは世界を救う、例え、寸止めでも…
お久しぶりです、そして、ゆたかな日々終了と思った方、すみません
今回を含め、あと4編ほどあります
なげーよwと思うかもしれませんが、エピローグまで付き合っていただけたら幸いです
187:ゆたかな日々 誕生編
08/06/22 00:36:19 dYz85EPb
あの騒がしく、幸せな結婚式から二年が経った。
今日は、ゆたかと病院に来ている。なぜ、病院なのか? それはもちろん……。
「おめでとうございます」
「みゆきさん、それって……」
「ええ、ゆたかさんは妊娠しています」
「高良先輩、ホントですか?」
「本当のことですよ、安心してください」
微笑みながら、そう答えるみゆきさん。
俺はゆたかと二人で喜び合う。―幸せだ。
最近、調子が悪いとゆたかは言っていた。
けれど、それが妊娠の兆候ではないかと気付いたので、こうしてこの病院に来ている。
なぜこの病院なのかというと、みゆきさんが勤めているからだ。
新しい命が産まれるのを助ける仕事、ということに感銘を受けたみゆきさんは、現在産婦人科で働いている。
けれど、知り合いだからという理由で、この病院を選んだわけではない。みゆきさんだからだ。
みゆきさんは、文系から医学部に進学した。それは、とても凄いことだ。
受験期、学校で誰よりも勉強していたのは、みゆきさんだということを、俺は知っている。
天才と思われがちなみゆきさんだが、その実、かがみさんと同じ努力家なのだ。
だから、みゆきさんを選んだ。これほど、誠実で信頼できる医師は、他に岩崎さんくらいしか知らない。
188:ゆたかな日々 誕生編
08/06/22 00:37:57 dYz85EPb
「ですが、一つだけ問題があります」
「え!?」
「ゆたかさんが、……出産に耐えられない可能性があります」
「……」
俯くゆたか。
「今すぐ答える、という必要はありません。それに、可能性の一つにすぎませんし。ですから、お二人でよく話し合って
から決めてください」
「……わかったよ、みゆきさん」
「……ありがとうございました」
みゆきさんに一礼し、病院を出る。
ゆたかは俯いたままだ。予てから、自分の体が弱いことを、気にかけていたのだから、当然だ。
ゆたかにとっても、俺にとっても、大事な決断になる……。
けれど、そんなこと考えるまでもない。ただの可能性でしかないのなら、答えなんて決まってる。
……でも、なぜかそのことを、ゆたかに伝えることができない……。
前に、考えたことがある。可能性が0でないなら、それは不可能ではないと。
俺は……、ゆたかを失うことを恐れていた。
ゆたかがいない生活なんて……、考えられない。考えたくない……。
けれど、わかっていた。例え、どんなに困難であろうと、ゆたかは出産を選ぶだろうと。
俺は、いったいどうすれば……。
189:ゆたかな日々 誕生編
08/06/22 00:39:34 dYz85EPb
「まー君、ごめんね……」
家に着いて、ゆたかが突然切り出した。
「ゆたか? 急にどうしたんだ?」
「やっぱり、私はまー君に……迷惑を……」
ゆたかは泣いている。俺への気遣いや、不安といったものに、耐えられなくなったのだろう。
……何をしているんだ。俺は……、ゆたかを不安にさせないようにがんばると、決意したハズじゃないのか!?
―俺は、不安も恐怖も、無理矢理どこかに押し込める。
「ゆたか、大丈夫。可能性の話だからさ」
「で、でも……」
「大丈夫だって、俺がついてる。……俺が、絶対に守るから!」
ゆたかが目を丸くする。
しばしの沈黙の後、ゆたかが口を開く。
「私が出産に耐えられるかどうかだから、まー君はどうしようもないよ?」
皮肉を言っているが、その顔は、恥ずかしそうに笑顔を浮かべている。
「ゆたかー、そんなこと言うなよ。せっかく俺が、元気づけようと思ったのに」
つられて、俺も笑顔になる。まったく、ゆたかの笑顔には適わないな。
「うん、わかってるよ。……ありがとう、まー君」
ゆたかが俺を抱きしめる。
「また不安になったら、俺に言ってくれよ? ゆたかが不安になったら、お腹の子まで不安になっちゃうしね」
俺もゆたかを優しく抱きしめる。
「うん」