09/12/16 18:54:39 /JTXO7egO
“フェノメノ”(怪物)こと、ロナウドはこの時、ロナウジーニョと呼ばれていた。「zinho(ジーニョ)」という接尾語をつけると、「小さい~」とか、「~ちゃん」と意味になる。逆に「ao(ァオン)」をつけると、「大きな~」となる。
例えば、94年のW杯のブラジル代表には二人のロナウドがいた。元清水エスパルスのディフェンダー、ロナウドを「ロナウダン(ロナウドのdとァオンが繋がってロナウダンという発音になる)」と「ロナウジーニョ」と区別していた。
ちなみに“フェノメノ”ロナウジーニョは年をとってロナウドになり、新たにロナウジーニョ(現ACミラン)が出現した。ブラジルでは、ACミランのロナウジーニョはロナウジーニョ・ガウショ(南部出身のロナウドちゃん)と呼んでいた。
この時のロナウドはまだ若く、ロナウジーニョと呼ぶに相応しかった。
「来年、98年のフランス大会は、ロナウジーニョのための大会になるのではないかと言う人もいる」
ソクラテスは「そう思わない」と即座に否定した。